仕事が出来ない、というのは非常に辛い事ですよね。
能力不足にせよ、うっかりミスにせよ、仕事というのは誰かの役に立ってはじめてやりがいを感じるもの。
自分が役に立つどころか、足を引っ張ってしまうようでは「会社に行きたくない、辛い…」と感じてしまうのも致し方ありません。
実際、仕事が出来ず会社に居場所が無い人は、多くが退職を選びます。
大企業であれば窓際部署に飛ばされますが、任される仕事は単純作業ばかり。
給料泥棒と思われながら仕事をするのは屈辱的ですし、辛いです。
しかし、だからといって鬱々と仕事を続けても良いことはありません。
ここは考え方を変えてみましょう。
仕事が自分に向いていない可能性を考えよう
そもそも、今の仕事が自分に向いていないために、ミスが多発している…という可能性を考えてみましょう。
「仕事のせいにするなんて無責任だ!」
「そんな言い訳したくない」
という人もいますが、適正というのは重要な項目です。
仕事というのは、コミュニケーション能力を求められるものから、データ分析に没頭する仕事まで様々です。
業界によって社風も仕事の進め方も異なっており、ある会社では規定が一番大事だったり、別の会社ではスピード感が大事だったり…
会社を変えただけで、ガラリと仕事のやり方が変わった、というのは珍しい事ではありません。
仕事が出来ない人ほど、自分に自信を失ってしまい「どこにいっても私はダメだ」と落ち込んでしまいがち。
しかし、下を向いても状況は改善しません。
環境を変える、というやり方で、自分が活躍出来るステージを選ぶ必要が出てくるのです。
愛の無い仕事は続かない
自分にぴったり合った仕事・会社というのは、扱う商品なり、職場の人間なりに、それなりに愛着がわくものです。
しかし、今の仕事に愛着が一切わかないのであれば、それは適正外の仕事だという事です。
実際、転職を成功させた人も、前職では商品も仕事内容にも、一切の愛情がわかず、ただお金のために淡々と我慢してこなしていたそうです。
転職後は
「この業界で一旗あげてやる!」
「この商品をヒットさせてやりたい!」
と入れ込むようになり、毎日、活き活き働いているそうです。
愛がないと、仕事のやる気も出ず、ミスをしてもイライラするだけで終わりです。
常に業界や仕事そのものに愛情を注げる環境でなければ、仕事なんて続きませんし、つまらないです。
ミスだってしてしまいますし、ミスをしても「最悪だ」くらいで終わってしまいます。
愛の無い家庭で良い子が育たないのと同様、愛の無い仕事は、何の実りにもつながりません。自分自身も成長しませんし、居場所がなくなって辛い思いをするだけです。
この負のサイクルを抜けるためには、転職で仕事を変えてしまうのが一番です。
新卒時は何が向いているかなんて分からない
新卒で「仕事が出来ない」と悩んでしまう人は、自分の活躍できるステージを理解出来ていないが為に、ミスマッチが起きている可能性があります。
社会人経験が浅い新卒や第二新卒(社会人3年未満)の場合、適正が分からず、他会社の雰囲気もわからないため、訳がわからないまま仕事を選んでしまい、ドツボにハマっている…という人は多いです。
ミスマッチを放置していると、自尊心を失い、仕事そのものが嫌いになってしまいます。
同期に出来る人がいるなら、なおさら差を見せつけられてイヤになりますよね。
向き不向きは、どうしても人間ありますし、人事はそれを見抜けるほど有能ではありません。
自分が無能だと思うのではなく「環境が、今の自分に合っていないのでは?」という発想をしましょう。
向いていない仕事に配属されると、メモを取ろうが、セミナーに参加して勉強しようが、なかなかミスは減りません。
改善活動をしても、全く通用しない場合、どんどんやる気を失ってしまいます。
改善の兆しが見えない、仕事が向いていないと感じたら、若いうちにキャリアチェンジをするのが一番です。
転職でやりがいを感じられる仕事に就こう
仕事でミスが多いから転職…というと、なんだか逃げの転職だと感じてしまいますよね。
しかし、転職に逃げも攻めもありません。
1つの会社に勤める事が正解というのは、もはや古い価値観です。
日本の転職市場は年々拡大しており、キャリアチェンジも容易になってきました。
その背景には、少子高齢化による人手不足と、景気拡大があります。
どの会社も求人に力を入れているため、転職のハードルは下がっています。
転職経験者も多くなってきており、合わないと思ったら転職する、という選択肢も一般的になってきています。
雇用の緩い欧米では、そもそも転職が当たり前で、不満があったら辞めるのが基本です。
日本も徐々に欧米化しつつあり、若い人ほど柔軟に転職をします。
もちろん、何回でも転職出来る、転職すれば天国…という訳ではありませんが、一回や二回の就職・転職で自分にぴったり合った仕事や会社にたどり着けるのは、運が良い人だけです。
多くの人は、転職を何度かして、自分の肌にあった会社・業界で腰を据えるのです。
もし、仕事が出来なくて悩んでる、もう会社に行くのが辛い…と感じているなら、思い切って転職を検討してみましょう。
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新卒で転職をした人の体験談を下記に載せていますので、参考にして下さい。
・新卒で会社を辞めたいキミへ。入社5ヶ月で退職した僕の転職(再就職)体験談
・2年目で転職したい君へ。僕が入社2年で転職をして大成功した体験談
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