20代~30代の若手社員が年収アップを目指す場合、方法は2つあります。
1つは、今の会社で実績を出して昇給・出世すること。
昇給や出世によって給料がアップすれば、仕事に対するモチベーションも上がりますし、社内での地位も上がるので大満足ですね。
しかし
「今の会社では、昇給も出世も期待出来ない」
「そもそも、今の会社には不満がある」
という場合は、2つ目の方法…『転職によって年収アップを狙う』という方向で動いた方が良いでしょう。
当記事では、20代~30代向けに年収アップの転職を実現する方法を詳しく紹介します。
年収アップに重要なのは勤続年数より企業の財政・勢い・社員還元率
年収アップと聞くと、勤続年数が長ければ長いほど年収が上がる…と思う人が多いと思います。
しかし、ただ勤めていれば人並みの年収になるというのは、もはや昔の話。
終身雇用制の強かった90年代であれば、1つの企業にずっと勤める事で年収は自動的に上がっていきましたが、今は終身雇用制も崩壊し、ただ勤めているだけで年収が上がるのは一部の大企業のみの話になりました。
今はむしろ、勤続年数よりも『勤めている企業の財政や勢い、社員還元率』が年収アップに大きく寄与する傾向にあります。
ポイント1:会社の財政
当然ですが、儲かっていない企業よりも儲かっている企業に勤めていた方が年収は高くなります。
無い袖は振れないのは、個人だけでなく企業も同じ。
毎月の資金繰りにも苦労している中小企業よりも、しっかりシェアを取って手堅く稼いでいる中小企業の方が、同じ規模でも年収は100万以上違う…なんて事もあります。
会社の財政を見る時、人は会社の規模に目を向けてしまいがちですが、業界が違うだけでも、財政状況はかなり違います。
例えば経費の少ないIT企業の場合、規模の割に利益率が高くなる傾向にあります。
逆に製造業の場合は、経費率が高く、海外の安い人材と価格競争を強いられるため、ある程度の規模が無いと厳しい時代です。
もし年収アップを目指して転職をするのであれば「どの会社・業界が儲かっているのか?」という点についてしっかり考え、受ける業界・企業を選ぶようにしましょう。
ポイント2:会社の勢い
儲かっている会社には勢いがあります。
これは比喩でも何でもなく、本当に儲かっている会社、儲かり始めている会社というのは、猫の手も借りたいくらい忙しいのです。
だからこそ転職市場に求人を出しているケースがあり、未経験の業界・業種でも入社できるチャンスが転がっています。
ベンチャー企業や、ヒット商品が出た中小企業というのは、とにかく営業にしろ技術にしろ、人手が急に足りなくなるケースがほとんどです。
上手く入れば、その勢いによって企業のランクが一段階上がる直前に滑り込み、年収をグッと上げる事が出来ます。
勢いのある会社・業界への転職は、入りやすい割にその後の年収も期待出来ますから、要チェックです。
ポイント3:社員還元率
どんなに会社が儲かっていても、経営陣だけで稼ぎをためこんで社員に還元しないような会社では意味がありません。
家族経営の会社などでは、特に社員への還元率が低く、有り体に言えばケチな経営者が多いので注意が必要です。
参考:家族経営の会社にブラック企業多し!同族経営による身内以外を搾取するシステムとは?
逆に経営者が信念を持って事業に取り組んでおり、社員を大切にする会社であれば、しっかり業績にあわせて社員の給与もアップしてくれますから、経営者の姿勢や会社の社員還元率をしっかりチェックしておくことがポイントです。
無駄に残業が多い、サービス残業や休日出勤で成り立っているような会社は、はじめから社員を搾取するつもり満々の会社ですから、必ず避けるようにしましょう。
もし、あなたの会社がサービス残業や休日出勤が当たり前であれば、一度それを疑うべきです。
サービス残業は間接的に年収を下げる行為ですし、儲かっている会社や社員を大切にする会社なら、そんな事はやりません。
搾取してくる会社に勤めていても時間の無駄ですから、さっさと転職したほうが年収も待遇も良くなるケースが多いですよ。
転職は事前の準備をしっかりやっておけば誰でも出来る!
転職というと、決まるまで時間がかかる、ハードルが高く難しい…などのイメージが強いですが、それは昔の話です。
現在は、少子高齢化と景気回復によって、むしろ人手不足が目立ってきており、転職のチャンスは誰にでもある…というのが転職市場の流れです。
特に20代~30代の働き盛りの社会人にとっては、求人も多く、年収アップやキャリアチェンジの機会が多い時代と言えるでしょう。
しかし、もちろん「誰でも簡単に転職できる」という意味ではありません。
転職は自分という商品を営業するようなものです。
書類や面接でしっかり自己の強みをアピール出来なければ、いくら求人が多い時代だからといっても、希望通りの転職を成功させるのは難しいでしょう。
まずは、履歴書・職務経歴書をしっかりと作り込む。
そして自分の強みは何か? 転職先で活かせるスキルや経験は何か? という基本的なポイントを作り込んでから、求人探しや応募に移るべきでしょう。
事前準備さえしっかりやっておけば、転職はだいぶ楽になりますよ。
転職の準備は、プロの転職エージェントに分析してもらう、アドバイスしてもらいながら進めるのが一番楽です。
転職エージェントを活用して効率的に転職しよう
転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。
自分にあった求人選びや、面接ノウハウの会得、書類の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。
特に在職中に転職する場合は、細かい作業はプロに任せた方が楽ですよ。
転職エージェントは、フリーターの方でも登録できて、正社員の求人サポートをしてくれます。
転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。
メールでのやり取りが基本なので、会社にバレる心配がありません。エージェントとの面談も完全個室で、バレないよう最新の注意を払ってくれます。
また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。
そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。
転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。