仕事に行きたくないと感じる新入社員は、新卒に限らず、中途採用であっても起こり得る悩みですね。
正直な話「仕事に行きたくない」と感じるならば、真剣に転職を考えるべきです。
ただ単に「仕事がダルいから行きたくないわ~」という程度の悩みなら良いのですが、本気で仕事に行きたくないと感じつつあるのであれば、それは立派な転職理由になります。
日本は終身雇用がベースになっていますから、一度、正社員になったら簡単に辞めるな…という同調圧力があります。
しかし、今や終身雇用制度なんてあって無いものです。
ブラック企業に入ってしまったり、自分に合わない仕事・業界に就職してしまった場合などは早めに進路変更をしないと大変な事になります。
大変な事というのは、精神的な病…鬱病です。
大げさに聞こえるかもしれませんが「仕事に行きたくない」という気持ちは、鬱病の始まりでもあります。
仕事が自分に合っていない、向いていない場合、どうしてもモチベーションが低下してしまいます。
そうすると、ミスを起こしてしまい怒られて、されにやる気が低下する…といった負のスパイラルにハマってしまうケースが多いです。
だんだん職場で居場所がなくなってくると「自分はここで何をしているのだろう?」と存在意義について悩むようになり、最後は精神的ダメージを受けて倒れてしまいます。
実際、私が人事として働いている時、何人も心を病んでしまった社員を見てきました。
「仕事に行きたくない」と感じたら、真剣に転職を考えるべきです。
今回は、その理由と役立つヒントを元人事の私が紹介します。
仕事に行きたくない気持ちを放置すると、だらだら退職して無職になる可能性大
仕事に行きたくない…と感じたら、早めに転職活動を始めるべきです。
というのも、仕事に行きたくないと思い始めた新入社員の多くが、その後、3ヶ月~4ヶ月もしないうちに辞めてしまうケースが多いのです。
もちろん、倦怠期を超え、なんとなく仕事に慣れてきたし続けられそうだ! と事態が好転する新入社員もいるのですが、多くはモチベーションの低下からのダラダラ退職につながってしまいます。
「もう辞めます」
という言葉と共に退職してしまうと、もちろん転職活動の準備もしていませんから、そのまま無職やフリーターになってしまいます。
一度、仕事から開放されると、なかなか重い腰を上げて転職活動を行うのは難しいです。
特に「行きたくない」と感じるような合わない仕事を続けた末の退職ですから、転職活動をする気力なんてありません。
現に、私も若い頃、こういった経験をした覚えがあります。
「行きたくないからって会社を辞めるのはダメだろう」
と我慢してつまらない仕事を続け、結局、疲れて辞めてしまい、それから1年ほど無職でダラダラしていました。
無職になると、本当にやる気や気力を失ってしまいます。
昼夜逆転して、親にも心配をかけ、自分が社会から置いていかれる恐怖だけが毎日増していく…
学生の頃は気付きませんでしたが、やることがないというのは本当に恐ろしいものです。
「仕事に行きたくない」と思っている新入社員の方は、そういった負け組スパイラルにハマらないよう、仕事に対して不満を感じたら、必ず即座に転職活動を始めることをオススメします。
求人を眺めるだけでも立派な転職活動です
といっても、転職なんて、なかなかイメージが出来ないと思います。
まずは求人をチェックしてみることをオススメします。
世の中にはいろいろな求人・仕事があります。今の仕事に感じる不満を、解消してくれる仕事が必ずあるはずです。
もちろん、隣の芝生は青く見えるという言葉があるように、転職=成功といえるほど甘くありません。
しかし、真剣に転職を考え、じっくりと求人を吟味して仕事を選べば、少なくとも今の仕事より快適に働ける会社が見つかるはずです。
転職というのは、ミスマッチの経験から自分の向き不向きを理解した上で仕事を選ぶので、失敗しにくいのです。
「自分は人見知りだから営業は苦手だけど、工場での組み立て作業みたいな細かい手作業は得意だ」
など、今までの経験から、向いてそうな仕事をイメージして求人をチェックしてみましょう。
年収や年間休日もしっかり見ておきましょう。
待遇に不満があって仕事に行きたくないと感じるのであれば、待遇欄は要チェックです。
企業によっては、年間休日が10日以上も違っていたり、有給休暇が取りやすい・取りにくいといった違いもあります。
「今までの会社は何だったんだ!?」
と驚くくらい待遇が改善するケースもあるので、ブラック企業に勤めている新入社員は、早めに転職をして待遇アップを目指しましょう。
業界によっても、仕事のキツさは変わります。
飛び込み営業や、空港職員などのキツい仕事から事務職に転職して、やっと落ち着いて仕事ができる環境を得た人も居ます。
求人を眺めながら
・今の仕事の不満は何か?
・その不満を解消できる仕事って、どんな仕事なんだ?
・各業界の給料や待遇はどうなってる?
など、細かくチェックして比較・検討してみましょう。
転職を成功させるためにもプロのアドバイスを貰おう
しかし、転職活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。
これだけ色々課題があると、何から始めていいのか分からないですよね。
そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。
自分にあった求人選びや、面接ノウハウの会得、書類の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。
特に在職中に転職する場合は、細かい作業はプロに任せた方が楽です。
転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。
転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。
メールでのやり取りが基本なので、会社にバレる心配がありません。エージェントとの面談も完全個室で、バレないよう最新の注意を払ってくれます。
また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。
そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。
転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
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業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
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