「転職が上手くいかない」
「面接で手応えがあったのに落ちる」
「面接をなかなか突破出来ない…」
転職において、面接でのお祈りが続くと、暗い気分になりますよね。
特に自分的には手応えがあったのに落とされると、何が悪かったのか分からなくなり、急激に転職に対する自信を失ってしまいます。
転職活動で自分に自信を持てなくなると、同時に不安が大きくなり、精神的に辛い状態になります。
在職中であれ、退職後で後がない状態であれ、不採用が続く…というのは避けたいところです。
転職本を読み、自己分析や面接対策を何度もやり直したところで、何が良くて何が悪いのか分からなくなり混乱するだけです。
しかし、実は中途採用の面接で落ちる人には大きな特徴があります。
本質的な部分なので転職本には書いていませんし、自分でも気付け無い事が多い部分なので、多くの人が見落としがちです。
そこで今回は『転職の面接で落ちる人の特徴と対策』をガチで教えます。
自分で考えた言葉や意見を持っていない
まず代表的な特徴からいきましょう。マニュアル人間に多い原因がこれ。
転職において、ある程度、テンプレートは存在します。志望動機や自己アピール、前職での仕事のアピールなどは、ある程度、フォーマットに沿って考えておけば、丁寧に話を展開出来ます。
しかし、それはあくまでガワの話。
本質的な部分…つまり「あなたはどう考えているのか?」という点を掘り下げて考えておかないと、あっという間に化けの皮がはがされて「こいつ何も考えてねえな」と面接官に毒づかれてしまいます。
転職において、面接官は最初こそガワの部分、テンプレートで対応できる事を聞いてきますが、その後は、あなたの人間性や社会性、考え方、価値観を試す質問を投げてきます。
「なぜ、あなたはそう思ったのか?」
「あなたは、どうしてこの仕事が自分に向いていると思ったのか?」
などなど、あなた自身の言葉を引き出そうとしてくるのです。
新卒時代にマニュアル的な対応で内定を手に入れた人ほど、こういった質問に対応できず、不採用になってしまいます。
面接というのは、マニュアル対応が出来るか否かを試す場ではありません。
あなた自身の価値観、人間性が、その会社とマッチングしているか否かを見られているのです。
特にキャリアが浅い第二新卒などは、中途採用の面接において本質を重視されます。
30代以上で、キャリアがしっかりしていても落ちる人も同じで、応募者に同じくらいのキャリアを持つライバルがいれば、最後は人間性や価値観の部分での勝負になります。
しかし、人間性や価値観が浅い場合は、そもそも比較対象にならず「ふわふわした人」「よくわからないから不採用」「最後のひと押しがない」として不採用一直線です。
最終面接において不採用になる人も、大抵が、この自分の意見や意思、価値観を面接で伝えきれず落ちている人が多いです。
「面接には必ず自分の意見・価値観を持って挑む」
ということを徹底しましょう。
面接官に対する返答が早すぎるor浅すぎる
面接官「これってXXって事じゃないの?私は考えが甘いと思うな」
応募者「はい、そうですね。ですが~」
面接ではよくある場面ですね。
面接官が応募者の意見に突っ込んで、応募者が切り返す。
圧迫面接とまではいかずとも、面接官が難色を示すシーンはよくあること。
応募者は慌てて肯定しつつ切り返しをしますが、意外と悪印象なのが「間髪入れず返答してしまう」こと。
これ、面接官からすると
「軽い奴だな」
「ちゃんと俺の意見、聞いて考えたのか?」
という印象を受けてしまうんですね。
面接官の意見を受けたら、一旦飲み込んで、一呼吸おいてから自分の意見を言ったほうが良いです。
すぐ切り返しを行うのは、テンパっている(慌てている)印象を与えますし、これが営業だったら最悪ですよね。社内コミュニケーションにおいても問題が発生しそう…と面接官に思われたら不採用ですよ。
面接は、あなたの能力や人間性をアピールする場でもありますが、基本は会話のキャッチボールです。
キャッチボールで、投げた玉を速攻で返されたら焦りますよね。会話も同じで、テンポが重要なのです。
会話上手な人は、間のとり方がうまいです。
相手の意見をいったん受け止めてから、意見を投げます。
バタバタと会話をぶん投げると「こいつ大丈夫か?」という不安を抱かせます。
小さな点ですが、面接官からすると十分な不採用理由になります。
力んでいる人ほど、面接で自分の不備を突かれた時「そうじゃないんです!」と慌てて切り返してしまいがち。
これは、例えるなら彼女に別れ話を切り出されて「待って待って!落ち着いて考えよう。俺こんなに尽くしてきたよね!?」とグイグイ突っ込んでくるダメ男ですよ。
いい男は、まず相手の意見をしっかり受け止めて、考えてから言葉を選んでコミュニケーションをします。
あと早口もダメですよ。余裕のない感じをさらに与えてしまうので。
これらの問題を解決するには、模擬面接を行い、間のとり方や会話のテンポについてアドバイスして貰うのがベストです。
一人で行う場合は、動画で自分を撮影し、客観的な視点でテンポを見てみましょう。
書類と面接での対応に矛盾がある
履歴書に書いてある事と、面接で言っている事が矛盾しているのは最悪です。
でも、意外と多いのがこのミスなんですよ。
例えば、志望動機をこっそり使いまわしする人は多いと思いますが、これが間違いの始まり。
履歴書に書いた志望動機と、口頭での志望動機がいまいちカッチリこなかったり、突っ込んだ質問に対して慌てて回答してしまい、矛盾が出てしまうケース。
自分では気付かないほどの小さな矛盾でも、面接官から見ると面白いくらい分かるんですよ。
「あ、こいつ志望動機使い回ししてるなー」
とか
「会社のことあんま調べてないな」
とか、もうこの時点で8割がた不採用です。
面接は真剣勝負です。
会社からすれば、正社員の採用なんてギャンブルみたいなもので、固定費が増える上に無能だったら最悪じゃないですか。だから適当に面接に挑んでる人は意地でも見抜いてきます。
あとは、矛盾というより不誠実な対応という意味で「意見をコロっと変える」人も不採用コース一直線です。
面接官に「それはXXなのでは?」と反対意見を言われて「そ、そうですね!」と合いの手を入れるタイプ。
頑固者より柔軟性があるというのは良いのですが、流されやすいタイプはイコール自分で考えず他人任せにするタイプと捉えられます。
会社がイエスマンを求めてるなら適職かもしれませんが、普通は正社員に対しては「自分で考え、実行する」能力を求めるので、権力者に合わせてイエスイエス言ってる人間を雇おうとは思いません。
ただ、面接官がワンマン社長の場合は、イエスマンが正解な事もありますが、レアケースです。イエスマンで採用されても、キツいですよ。社長の太鼓持ちをやらされるので…(私も経験があります)。
まとめ:面接対策は時間をかけてじっくりやるべし!
上記のような、不採用になる特徴を改善するためには、やはり練習とフィードバックが必要です。
模擬面接を行い、自分の弱点を改善していくこと。そして自分の価値観をもう一度、掘り下げて考えてみて、志望動機や自己PRにオリジナリティを付与することが面接突破のカギになると思います。
模擬面接や志望動機の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。
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