「こんな会社、さっさと転職先を決めて辞めてやる!」
と思って、在職中にこっそり転職活動をする場合、ハローワークを利用するのはオススメ出来ません。
求人探しというと、何となくハローワークかな? と思う人が多いですが、ハローワークは失業保険の申請をしたり職業訓練の申し込みをする以外に利用する価値はありません。
なぜかというと、ハローワークの求人はブラック企業が多いからです。
ハローワークは、企業からすれば無料で求人が出せる美味しいサービスです。
おまけに審査もザルで、労働基準法を破っている長時間労働&サービス残業ありの求人でも簡単に出せます。
そのため、ハローワークにはブラック企業の求人がてんこ盛りなのです。
在職中の転職となると、あまり手間や時間をかける訳にはいきません。
限られた時間を効率的に使って、理想の転職先を見つけるには、ハローワークは不向きなのです。
今回は、在職中に転職をする際にハローワークは使わない方がいい理由と、在職中の転職における効率の良い求人の探し方を紹介します。
1:ハローワークは職員もやる気がない
残念ながら、ハローワークはお役所の一部であり、働いている人も非正規雇用の臨時職員か、やる気がない公務員です。
転職を一度もしたことがない公務員が求職のアドバイスなんて出来るはずがありませんし、前述した通り、求人の審査はザルですから、どれが良い会社なのかという点も案内出来ません。
基本的に、転職のアドバイスをハローワークに求めても無意味です。
30代の転職希望者に対して「30代なら求人はこれしかないよ」と言ってブラック企業の求人を勧められたケースもあります。
確かに30代の転職は厳しいですが、ブラック企業しか受からない…なんて事はありません。
『30代の転職で成功する人と失敗する人の違い』の記事で書いたように、しっかり準備をして戦略的に転職活動をすれば、優良企業の内定は取れます。
にも関わらず、手元にある求人を渡すなんて、怠惰も良い所です。
実際、ハローワークでブラック企業の求人を渡され、過労死した痛ましい事件も起こっています。
・ 「ハローワークの求人票に騙された」――新入社員が初任給前日に“過労運転”事故死
転職は、自分で情報を集めて、自分でガンガン応募していくのがベストです。
失業保険や職業訓練への応募のために、ハローワークは避けては通れません。しかし、在職中に転職活動をしているなら、ハローワークに行く必要はないでしょう。
待ち時間も長いですし、よほどの事情がなければ独自に転職活動をしたほうが効率的です。
2:民間の転職サービスを利用すべき
在職中に転職先を決めたいなら、民間の転職サービスをうまく使いましょう。
在職中の転職は、スピードが命です。
面接は平日の夕方~夜が多いですから、どうしても面接日は有給を使うか、仕事を早めに切り上げて面接に行く必要があります。
そうなると、面接時間や日時の調整が大切になってきます。
民間の転職サービスを使えば、例えばエージェントがあなたに代わって面接日の調整をしてくれます。
ハローワークであれば、調整もあまり熱心にやってくれませんが、民間であればしっかり調整してくれるので、スケジュールが立てやすくなりますよ。
3:在職中の転職なら転職エージェントが一番です
在職中に転職をするなら、ハローワークではなく転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。
転職エージェントに登録すれば、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。
また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。
そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。
書類の書き方や面接ノウハウなどもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。