20代女性が派遣社員で不安に感じる事&将来に向けたお金と就職対策について


派遣社員という働き方を選ぶ20代女性は、意外と多いものです。

というのも、日本において正社員という働き方は『男性と同様バリバリ働いてもらう』という役割を押し付けられる事が多く、労働環境が過酷であるケースが多いからです。

正社員になって精神を病んでしまい、離職してしまった女性の多くは派遣社員として復帰します。
派遣社員であれば、残業はほとんどしなくて良いですし、職場が合わなければすぐ変えてもらう事が出来ます。また派遣社員のニーズは特に大企業で多いので、福利厚生の充実した大企業で働けるのも大きな利点です。

20代であれば、競争倍率の高い事務職も楽に入れます。
むしろ事務職こそ派遣社員の王道と言っても良いくらい需要があります。

派遣社員は入社も容易です。
正社員の就活のように、何十社も受ける必要はありません。20代であれば特別なスキルが無くとも、すぐに仕事につくことが出来ます。

都内であれば時給も高く、フルタイムで働けば、とりあえず食いっぱぐれないでしょう。

「正社員を辞めてしまったから、とりあえず派遣でお金を稼ごう」

こう考えるのは実に合理的です。

しかし、派遣という働き方にはデメリットがあります。
20代のうちは気づかないものですが、歳を重ねるごとにデメリットは顕著になってきます。

雇用の不安定さ、年収の上がらなさ、スキル取得機会の無さ…

今回は、そんな派遣社員の不安をまとめ、人生が詰まないようにする為の対策法を紹介します。

派遣社員になる前に派遣の不安定さと向きあおう


派遣社員は会社にとってはいつでも切れる非正規社員です。

不景気になれば即クビですし、正社員のようにボーナスを貰えることはありません。

年収でいうと300万前後で頭打ちで、昇給も出世もないので、歳を重ねるごとに格差が大きくなっていく&雇用の不安定さがプレッシャーになるのが大きなデメリットです。

もちろん、こういったデメリットがあるぶん、仕事につく際のハードルが低く即働ける・時給が高く残業も少ない・与えられる責務が小さいので気軽に働ける…といったメリットがあります。

しかし、将来のことを考えるなら、寿退社や玉の輿でもしない限り、非常に不安定な立場と言えるでしょう。

不安を払拭するキーワードは貯金・副業・資産運用の3つ!


そんな派遣という働き方の不安を解消する方法は、いくつかあります。

まず一番最初に考えられるのが、貯金です。

金融業界ではキャッシュ・イズ・キング(現金は王様)という言葉があるように、現金貯金はあらゆるリスクに対して有効な手段になります。

いざ解雇されて次の仕事がなかなか見つからなくても、貯金が300万あれば、とりあえず即詰み…ということにはなりませんよね。

毎月しっかり貯金を貯めていく事で、将来の不安を軽減させることが出来ます。

次に考えられるのが副業です。
昨今はパソコンやスマホ一つで稼げる副業も増えてきました。

例えば、ライターやアンケート調査など、かつて内職として扱われてきた仕事が、現在はネット一つで出来るのです。

副業には様々なものがありますが、私のオススメはブログ運営・アフィリエイトによる副業です。

アフィリエイトは、かつては専門的な分野であり、ネット広告に携わる人しか出来ない…というハードルの高さがありました。
しかし、誰でも無料ではじめられるブログなどのサービスが出てきてからは、個人でも副業で月1万以上稼ぐ人も増えてきました。

プロレベルになると、月100万単位で稼ぎます。ネット広告(アフィリエイト)は現在もどんどん伸びている市場です。

ただし、アフィリエイトは詐欺も多いので注意が必要です。
絶対稼げる情報…などといって、高額な商材を買わせる詐欺師には注意しましょう。

続いて資産運用。
資産運用というと、物凄く難しいイメージがありますが、要するに『世界経済の成長に投資する』というシンプルなものです。

銀行に預けていても、利息は1%以下しかつきません。
しかし、世界経済に連動する投資信託に積立投資すれば、年間3%以上のリターンが安定して狙えます。

資産運用は、下記の本が絶対オススメです。
会話形式で、完全初心者&難しいことはやりたくない! という人でも理解出来て、具体的な投資のはじめ方も書いてあります。

私も読みましたが、本当に難しいことは書いていません。
最も安定した投資のやり方を、小学生でも分かるように手順丸ごと書いています。

以上の3点をしっかりこなしていけば、将来的な不安は軽減します。

最終的に、どこかのタイミングで正社員に就職するか、独立して自営業をやるか、婚活して結婚をするか…といった選択になりますが、もし正社員を目指すなら下記の記事が役に立つでしょう

・20代派遣社員の女性が正社員への就職を決めた理由と方法。体験談から学ぶ貧困女子脱出のノウハウとは?

派遣という働き方を上手に乗りこなそう

派遣社員という立場は、言葉だけ独り歩きして『派遣=負け組、危ない』といったイメージが定着してしまいました。

しかし、ブラック企業に勤めて身体を壊したり、人間関係に悩んで苦しむくらいなら、職場をサッと変えられて、人間関係や仕事のプレッシャーが小さい派遣という働き方をした方がずっとマシです。

大切なのは、派遣社員という雇用形態をしっかり理解して働くことです。
最終的に、自分がどう働きたいのかを考えておきましょう。

自分の考えさえしっかり持っていれば、派遣社員という働き方の恩恵をたくさん得られますよ。







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