出版業界へのあこがれから、編集者になりたい人は多いですね。
しかし、出版社への就職は狭き門。集英社などの大手出版社は、早慶上智などの高学歴の人ばかりが挑戦し、百倍以上の倍率を抜けてようやく得られる仕事です。
そこで、出版社の下請けである編集プロダクションに入って出版と関わろう…というケースも多いですね。
ところが編集プロダクション、通称編プロはブラックな労働環境で有名です。残業月100時間もザラ、家に帰れず職場に泊まりこむことも多いです。
そんな編プロを辞めたい、別の仕事に転職したいと思ってしまうのは仕方ないことです。
むしろ、無理をして鬱になったり過労死をしてしまう前に、無理だと思ったら早めに脱出することをオススメします。
「でも、編プロから転職出来るか不安…」
という人向けに、今回は編プロを辞めたい人が転職を成功させるコツを紹介します。
編プロからの転職先でオススメなのはWeb系ベンチャー企業
編集者の転職というと、営業や事務などまったく異なる職種に転職する他職種転職と、今までの経験を活かす同業種転職があります。
難易度としては、後者の同職種転職の方が簡単ですが、編プロは基本的にどこもブラック気味なので「もう長時間労働は嫌だ」という人にはオススメ出来ません。
しかし、近年は漫画アプリやNAVERまとめなどのキュレーションサイト、ヘルスケア大学などのWeb媒体のメディアにおいて、編集者の需要が高まっています。
皆さんもめちゃコミックスなどのアプリで読めるWeb漫画や、Webコラムは何度か読んだことがあると思います。
近年、紙媒体の書籍よりも伸びているのが、これらのWebで読める電子書籍です。
こういったサービスを展開するWeb業界では、編集者の需要が大きくなっているので、編プロから転職する人も多いです。
労働時間や給料は編プロよりもグッと良くなりますし、クリエイティブな世界に携われるので、編集者を続けたい人にはオススメの転職先です。
そもそも、編プロの年収200万残業月100時間といった待遇が、そもそもオカシイのですが…。
Web業界はお金まわりも良く、待遇もしっかりしているので安心してください。
他職種転職は未経験であっても大丈夫!20代のうちに転職しよう
営業や事務といった他職種に転職する場合は、20代のうちであれば未経験であっても内定は取れます。
というのも、昨今は20代の人材需要が増えてきており、未経験でもじっくり育てる企業が増えているからです。
特に東京や大阪といった都市圏では、未経験OKの求人は多く、内定も出やすいです。
しかし、他職種転職においては、どの職種に転職するか自分の適性を見極めて選ぶ必要があります。
例えば人見知りなのに飛び込み営業などに就いてしまえば、ミスマッチとなり再び仕事について悩むことになります。
単純作業が嫌いなのにルーチンワークの多い事務に入れば、これもまたミスマッチ。
こういった自分に合っていない仕事についてしまっては、転職の意味がありません。
編プロ時代の仕事のやり方を見直して「こんな仕事が向いているかも」とおおまかなイメージを作っておきましょう。
また労働時間や働き方など、希望条件をざっくり作っておくことで他職種転職の成功率がグッと高くなります。
・残業は月20時間まで
・年収350万以上
・年間休日120日以上
・シフト制、土日休み、どちらでもOK
などなど、譲れる条件と譲れない条件を明確にしておきましょう。
編プロから転職するなら転職エージェントを活用して効率的に立ち回ろう
編プロから転職となると、他の業界や転職市場の知識が少ないですから、なかなか立ち回り方が分からないもの。
書類作りも苦労するでしょうし、求人選びも一人で行うのは難しいです。
そこでオススメなのが、転職のプロである転職エージェントを活用して、書類作りや求人選択を効率化する方法です。
転職エージェントは、無料でプロのサポートを受けられるサービスです。
厳選された良質な求人の紹介はもちろん、転職のプロが書類選考に通りやすい書類の書き方や面接ノウハウを教えてくれます。
一人よがりになりがちな退職理由や自己PR、志望理由も、エージェントに客観的なアドバイスを貰ってブラッシュアップすれば書類選考通過率も改善出来ます。
何より精神的にアドバイザーがいたほうが楽なので、ぜひプロのエージェントに相談しながら転職活動をしましょう。
エージェントには業界に強いパイプを持っている元商社・元外資系企業などのエリートから、元カウンセラーの相談しやすいお姉さんまで様々なエージェントがいます。
担当者と二人三脚で就職活動を行うことで、退職後の悩みや焦燥感を改善出来ます。
就職活動は、一人でやるのではなく、プロに頼ることでグッと効率化が出来るのでオススメですよ。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。