旅行代理店は、旅行好きな人や接客が得意な人にとって憧れの仕事です。
しかし、実際は激務であり自分自身がなかなか旅行に行けない、給料も足りない…というケースが多いです。
旅行代理店は外から見た場合と内部のギャップが大きく、離職率が高い業界です。
ノルマのプレッシャーに加え、給料や福利厚生の弱さ。シフト制ゆえに休みが合わせられない、少ない等々。
販売業、カウンター営業の中でも一際大変なのが旅行代理店なのです。
誇りや強いこだわり、出世意欲がなければ続きません。
そんな旅行代理店を辞めたい、転職したいと思う人は多いと思います。
しかし、無計画に転職をしようと踏み込んでも、上手くいきません。転職は事前に十分な準備をしてから行動しないと、時間と労力を無駄に消費してしまう結果になります。
そこで今回は、旅行代理店を辞めたい人が転職で成功するコツを紹介します。
旅行代理店から他職種への転職は十分可能!未経験でも恐れる必要はありません
転職を考えた時、最初に思いつくのが
「販売職はもうヤダと思ったけど、未経験で転職なんて出来るのだろうか?」
という不安ですよね。
販売職から他職種に転職する人の多くが、事務職や営業職、中にはWeb業界など未経験の職種を希望しますが、果たして未経験でこれらの職種に就けるのでしょうか。
結論から言うと、未経験であっても他職種への転職は十分に可能です。
転職でよく誤解されるのが『未経験者は転職が難しい』というもの。
確かに、経験者は優遇されるので同職種転職のほうが楽です。しかし、職歴や実績をきちんとアピール出来れば、未経験でも事務職や営業職、Web業界、IT業界といった新しいフィールドに入ることは可能なのです。
なぜ、そう言い切れるのでしょうか?
実は、転職では即戦力を希望といっておきながら、人柄やその人の実績・キャリア。仕事への態度といった部分が未だに合否を決める際の大きなウェイトを占めているからです。
旅行代理店で得たスケジュール管理能力や、顧客対応、営業能力は、どんな仕事にも応用が可能です。
物や場面は違えど、そういった能力が必要となるケースは非常に多いもの。どんな仕事も人と関わっている以上、これまで積み重ねてきた何気ないスキルが重宝されるのです。
ですから、未経験の転職に不安を覚える必要はありません。
もちろん、簿記二級やTOEIC700点以上など、プラスになる資格があると未経験でも内定確率はグッと高くなります。私の知り合いに、事務未経験ながら、販売職から外資系企業の事務に転職出来た28歳の女性がいます。
彼女は趣味で勉強していた英語を頑張って、TOEIC760点を取り、それを武器に外資系企業に入り込みました。
こういった例もあるので、プラスになる資格を会得して転職を狙うのも一つの戦術です。
HISやJCBといった有名企業であれば、転職において職歴もプラスになりますよ。
(未だに大企業・有名企業出身の人を優遇する人事も多いので)
転職は、外資系企業やベンチャー企業など、様々なフィールドにアクセス出来るチャンスです。これを機に、今まで踏み入れたことのない業界にチャレンジするのも良いでしょう。
さておき、未経験の転職で大事なのは、これまで積み重ねてきたスキルをどう活かし、どうアピールして採用担当者をうなずかせるか…という点です。
つまり書類作りや面接ノウハウが重要になってくるのです。
書類作りや面接ノウハウの対策方法ですが、下手にオリジナルで考えるよりも、転職エージェントに頼んでテンプレートを作ってもらい、ブラッシュアップしていくのが一番効率的です。
エージェントについては、次の求人の選び方の項目の後に詳しく記述します。
その前に、もう一つのポイント。応募する求人をしっかり選ぶ方法について見ておきましょう。
求人選びは転職において最重要ポイントです
転職で最も気を使うポイントは、求人選びです。
希望職種や条件を決めたら、まず求人をチェックしていくのですが、世の中には求人票に嘘ばかり書いているブラック企業も多いです。
残業無しと書かれていたのにサービス残業てんこ盛りの会社や、事務で入ったハズなのに倉庫作業をやらされる会社…。
コンプライアンスなど、どこ吹く風の会社が多いこと多いこと…。
社会にでると、そういった理不尽、いい加減な会社・大人が多いことに気付かされますが、こういった会社や大人とは関わらず、距離を取るのがベストです。
そのためには、求人をしっかり吟味して、怪しい会社は避けなければいけません。
そこで口コミサイトで評判を調べておきましょう。
会社の評価が見れる口コミサイトを使おう!
現在は会社の口コミが見れる『転職会議』などの口コミサイトがたくさんあります。
まずは口コミサイトで、評判をチェックするのも良いでしょう。ただし、辞めた人が書いているので、的はずれな意見もありますから、あくまで参考にとどめましょう。
転職会議
jobtalk.jp
会社の口コミサイトでは、VORKERSもオススメです。
VORKERS
http://www.vorkers.com/
エン・ジャパンが運営する会社の評判という口コミサイトも一応貼っておきますが、こちらは転職サイトがスポンサーになっているので、あまり悪い評判がなくオススメ出来ません笑
口コミサイトで、一番、本音が投稿されているのは二番目に紹介したVPRKERSです。
ここは運営会社が独自でやっており、ステルス・マーケティング(要するに評判の操作)が無いため、一番参考になります。
2ちゃんねるの転職板も悪くないのですが、ネガティブな情報が多いので精査が必要です。
業界の雰囲気を知るなら良いかもしれません。実際に書き込んで相談するのも良いでしょう。
中小企業ですと、口コミそのものが無いケースもあります。
こればかりは自分で判断するしかありません。
求人で注視するべきは、会社の業績。扱っている商材。業界でのシェア。実際に面接に行った時の雰囲気…と様々なチェックポイントがあります。
一番わかり易いのは、年間休日です。
年間休日が120日以上の会社は、土日休み+大型連休+年末年始であることが多いので、当たりの確率が高いと言えるでしょう。
しかし、こういった事実を見ていると
「厳選しなきゃいけないほど、日本にはブラック企業が多いのか…」
と気が滅入りますよね。
確かに日本の労働環境、会社の理不尽さは目に余ります。
サービス残業を厳罰化しているドイツやフランスに比べると、やはり日本は働きにくい社会と言えるでしょう。
しかし、日本はブラック企業ばかり…という訳ではありません。
ちゃんと使命を持って正しい経営を行い、社員を大切にする会社もあります。残業代がしっかり出て、有給も好きに使える会社は確かに存在しているのです。
世の中には多くの会社があり、業界・企業によって価値観や働き方も異なります。
ぜひ、良質な会社の求人を見つけて、しっかりアプローチをして入社し、転職を成功させましょう。
諦めない根性と、粘り強いアプローチが転職成功へのポイントです。
とはいえ…正直に申し上げて、限られた情報から求人の良し悪しを判断するのは難しいものがあります。
求人精査に時間を割きすぎると、応募する前にダウンしてしまいます。在職中に転職活動をするなら、なおさら体力配分には気をつけなければなりません。
そこでオススメなのが、転職のプロである転職エージェントに良質な求人を紹介してもらう方法です。
求人選びは転職エージェントに投げた方が効率的です
転職エージェントは、無料でプロのサポートを受けられるサービスです。
厳選された良質な求人の紹介はもちろん、書類選考に通りやすい書類の書き方や面接ノウハウを教えてくれます。
一人よがりになりがちな退職理由や自己PR、志望理由も、エージェントに客観的なアドバイスを貰ってブラッシュアップすれば書類選考通過率も改善出来ます。
何より精神的にアドバイザーがいたほうが楽なので、ぜひプロのエージェントに相談しながら転職活動をしましょう。
転職エージェントとの相談・面談の時間は融通を利かせてくれるので、シフト制で休みが取りにくい旅行代理店勤務の人でも、気軽に相談出来ます。多くの方が在職中から転職エージェントに相談し、転職を検討しています。
一人でやるのではなく、プロに頼ることでグッと効率化が出来ますよ。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。