外資系企業の面接では、英語面接が必ずあります。
英語力に自信のある人でも、やはり面接となると慌ててしまったり、的はずれな解答をしてしまうもの。
そういったピンチを避けるためにも、頻出の質問は事前にチェックしておき、模範解答を作っておくことが重要です。
今回は外資系企業の英語面接でよくある質問7つと解答例を紹介します。
Tell me about yourself(あなたのことを教えて下さい:自己紹介して下さい)
おそらく、英語面接のほとんどで最初に聞かれる質問だと思います。
このようにストレートに聞かれることもあれば、最初に雑談(暑いですね。この場所はすぐ分かりましたか、など)を振られるケースもあります。
この質問の意図は、単純に英語力のチェック。そして人柄のチェックにあります。
自信なさげにオドオド答えたり、小声で喋ったり、逆に面接官が引くくらいベラベラ長く喋ってはいけません。
フレンドリーに答えれば問題なくクリア出来る質問です。ジョークなども挟んで朗らかに会話出来れば、より面接官はあなたに好印象を抱くでしょう。
Why should we hire you?(なぜあなたを雇わなければいけないのですか?:あなたを雇うメリットを教えて下さい)
直訳すると恐ろしく威圧的で、日本人の我々はつい恐縮してしまうような質問ですが、要するに、あなたが入社することで会社が得るメリットを簡潔に説明してくれ、というだけの話です。
外資系企業の社員、つまり外国人は、日本人と違って自己主張をする文化があります。
日本人のように謙虚、控えめな姿勢では「やる気がないのかな?」と思われてしまいます。
ですから、この質問に対しては自信満々で、自分の長所やキャリアが、いかに会社に役立つかガンガンアピールしましょう。
「こんな大口を叩いても大丈夫かな…」
「控えめに表現したほうが良いかな」
そんな不安はいりません。
出来もしないことを出来るというのはマズいですが、多少、誇張してキャリアを大きく見せたり、自分を強く見せることは外資系企業では必須のスキルです。
日本基準で考えず、しっかり強めのアピールをしておきましょう。
当たり障りないアピールであれば、下記のような定型文から入ると良いでしょう。
I’m a quick learner and capable of handling any situations.
(私は飲み込みが早く、あらゆる状況も乗り越えられる人間です)
この後に、過去の職歴やキャリアを語って、その証明を行えばOKです。
Why did you leave your last job?(なぜ前職を退職したのですか?)
転職面接において聞かれる質問の定番ですね。
外資系企業の英語面接でも、それは同じで、志望理由と合わせて退職理由も聞かれることは多いです。
理由について、ネガティブな理由や自分勝手な言い分、前社の悪口を言うのは好ましくありません。
この質問に関しては、日本のケースと同じで、自身のキャリアや進路に関する意見をしっかりまとめておく必要があります。
この質問に詰まってしまったり、論理的でない解答をすると、かなり減点されてしまうので、英語面接に挑む前に、必ず日本語・英語、両方で解答を作っておき頭に叩き込んでおきましょう。
What are your goals?(あなたの目標は何ですか?)
仕事における目標、人生における目標を聞かれる頻出の質問です。
外資系企業の外国人は、なぜかこの質問が好きです。あちらではライフプランを大きく描くのが一般的なようで、90年代の日本のように『一つの会社に定年まで勤めて、定年後はゆったり』と言っても、首を傾げるでしょう。
ともあれ、この質問に対しては
My short term goal is ~
(私の短期的な目標は~)
といった分節から入り、自分が描いているキャリアプランを説明。
3年後~5年後のキャリア。余裕があれば人生の目標まで話せばパーフェクトと言えるでしょう。
What Are You Looking For In Your Next Job?(新しい仕事には何を望みますか?)
会社・仕事に対する希望を聞く質問です。
これはミスマッチを防ぐため&仕事・キャリアに対する姿勢を問う質問です。
例えば、ハードワークでも良いので強い武器になるキャリアが欲しいなら、それを答えればOK。逆にワークライフバランスを重視したいのであれば、そう伝えましょう。
超ハードワークだけど高給のポジションの求人なのに、ワークライフバランスと答えたらアウトですが、ミスマッチは防げます。
ここでは、嘘をつかず、自分の希望をしっかり答えましょう。
下記の例文のように、ポジションや仕事についての希望を言うのが最も無難です。
I’m looking for a position where I can have the opportunity to use programming skill.
(プログラミングのスキルが活かせるポジションを望みます)
英語面接で問われる質問は決まりきっています
いかがでしたか?
今回は頻出の5つだけを取り上げましたが、このように英語面接で問われる質問の多くは、すでに先人が対策・解析しています。
Youtubeなどで『J0b Interview』と検索すれば、対策動画が山ほど出てきますから、リスニングが苦手な方は動画で耳を慣らしておくと良いでしょう。
海外のサイトですが、About jobという転職支援サイトにて、こういった頻出の質問に対する対策&解答例が網羅されているので、チェックしておくと役立つでしょう。
全て英語ですが、高校レベルの英語力があれば読解出来ます。読めないならば、英語面接以前に座学にて英語の勉強が必要です。
外資系企業の英語面接は、難しく捉える必要はありません。
実は、文化は違えど聞かれる事は日本と似通っていますし、使う英語も簡単なものばかり。ただ、面接は日本よりもカジュアルな事が多いですから、固くならずフレンドリーに挑むことを心がけましょう。
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