営業職の同職種転職は、転職の中でもハードルが低いです。
というのも、営業職はどんな業種でも必要不可欠な前線部隊ですし、物は違えど営業の仕事内容は共通点があります。
自社のモノやサービスを理解して、顧客のニーズを引き出し提案する。このプロセスは取り扱う商品が変わっても根本は一緒ですよね。
営業職を育てるのは大変です。営業は向き不向きがはっきりしているので、新卒を取っても離職するケースも多く、経営者は頭を抱えています。同業種転職の営業であれば、即戦力ですから経営者にとっては救いの船と言えるでしょう。
しかし、私たち求職者からすれば、即戦力だからこそ安く買い叩かれるのはゴメンです。
なるべく高い年収。自分にあった企業(働きやすい。規模が大きい。知名度がある。チャレンジ出来る企業風土etc)。
そして自分を評価してくれる会社に転職したいものです。
しかし、そういった『損をしたくない』という心理が強く働き過ぎると、ついつい書類や面接で「あれも出来る、これも出来る」と自分の能力を必要以上に誇張してしまうもの。
あまりにも誇張した自己アピールは、入社後のギャップに繋がります。
「優秀だって聞いてたのに、全然ダメじゃないか」
と思われたら、せっかく転職しても針のむしろ。会社に居場所がなくなってしまいます。
こういった期待はずれを避け、なおかつ安売りも避けるにはどうすればいいのでしょうか?
今回は営業職の同職種転職を成功させるコツを紹介します。
事前に会社の製品や業界シェアを調べておくことが大切
面接において、必要以上に自分を売り込む必要はありません。
シンプルに考えてみましょう。
採用する企業の立場から見れば、魅力的な営業というのは、何より自社の製品やサービスをよく理解して、しっかり売り込んでくれる人です。
自社の製品を理解出来なければ、売ろうにも売れませんし、お客さんからの信用も得られません。
ですから、自社製品、出来れば業界における他社の製品やシェア、今後の見通しなどを勉強しておいてほしいものです。
もし、中途採用において、面接の時点で求職者が自社の製品やサービス、業界のシェアなどを事前に調べアピールしてきたら、どうでしょうか。
経営者は好感を抱くでしょう。
たまに、会社のホームページをななめ読みした程度で志望動機を書き、面接に挑む人がいますが、あれはNGです。
転職で自分を高く売りたい、良い待遇を手に入れたいと思っているのなら、ライバル以上に応募した会社、業界の事を調べて、自分なりにどう営業活動をしていくのか見通しを作ってから、面接に挑むべきなのです。
備えあれば憂いなし。これは、営業の同職種転職において基本となる考えだと私は思っています。
入社してから頑張ります、勉強しますなんて言う人は最悪。
今どき、新卒の学生でもそんなボンクラな発言はしません。
入社前に勉強をするのは当たり前です。
内定が出てから勉強しよう、なんて保険をかけた考え、すぐに見抜かれてしまいますよ。
転職をしたいということは、少なからず現状に不満があり、ステップアップ(もしくは環境を変えたい)と思っているのですよね。
ならば、大切なことはたった一つ。怠けないこと。全力で転職に挑むことです。
ポイント1:面接前に必ず会社の製品・サービスについて勉強しておく事
ポイント2:「入社してから勉強します」は最悪
シンプルですね。でも、大切なことですよ。
競争率が高い『高嶺の花』の求人でもポテンシャル次第で入り込める
大企業や高年収の求人、外資系企業の求人など、一見して難しいと分かる求人から逃げていませんか?
確かに、こういった魅力ある求人は競争率が高く、ハイキャリアの人たちと競うことになります。
学歴やキャリアが弱い人が、敵前逃亡してしまうのもよく分かります。
しかし、そこで諦めずにチャレンジすれば、可能性が低くても内定が出るかもしれません。ならばダメ元でも受けるべきです。
特に営業の同職種転職なら、可能性は高くなります。
営業ほどポテンシャルや人柄で採用の可否が決まる職種はありません。
高難易度の求人に挑む際は、戦略を立てましょう。
他の人が考えないような切り口で攻めるのです。それこそ、応募する企業の製品を全部試してレビューする。他社と比較する。歴史まで紐解いて徹底的に分析する…何でも良いのです。
普通に面接に挑むだけ、ありきたりな自己アピールではダメです。
テレビの企画を立てるつもりで、様々な考察をして『ネタ』を持ち込んでぶつけてみましょう。
ハイキャリアの人は、そういったトリッキーなことをする必要はありません。学歴とキャリアで十分、内定が狙えるからです。
しかし、学歴やキャリアが足りない人材ならば、行動力や企画力、独特の切り口でポテンシャルを評価してもらうしかありません。
営業にとって大事なのは行動力です。
恐れずに顧客にあたり、分析し、実際にトライ・アンド・エラーを繰り返して考える能力があれば、採用担当者の心は動かせます。
某電力会社の中途採用にて、電気のない生活を1週間続けて電気に対する知識を深めた…というネタで面接に挑んだ男がいました。
彼は学歴もキャリアもいまいちでしたが、見事、高学歴のライバルを押しのけ内定を得ました。
学歴やキャリアの壁は、行動力とポテンシャルの一点突破で打ち破れることがあるのです。
転職は、大切な進路決定の機会です。1%でも可能性があるなら、ぜひチャレンジしてみましょう。
ポイント3:高嶺の花の求人でも諦めない。チャレンジすることが大事
ポイント4:エリートが考えつかない独自の切り口やネタを武器にしよう
転職エージェントに就職活動を手伝ってもらおう
基本的なスタンスを学べましたね。
しかし、転職には書類作成や求人選びなど、やるべきことがたくさんあります。
そこでオススメなのが転職エージェントを活用することです。
求人探しや、書類作成のハードルが高い転職活動ですが、プロである転職エージェントを活用することで、ここの負担をグッと減らすことが出来ます。
利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。
転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。
自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。
時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
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