ダメな会社に入ってしまった方、または今いる会社の人員が変わりダメな会社になってしまったケースでは、会社に居続けることはリスクにつながります。
ダメな会社とは、一概にこれという法則はありませんが、代表的な例としては下記のようなものがあります。
・経営者がワンマン体制で、かつ無能
・経営者が人材を大切に扱っていない
・経営陣の慣れ合い・派閥色が強くカリスマ的存在がいない
・20代後半~30代前半のエースがどんどん退職している
・問題のある上司が権力を持っている
・給与の遅延が起こっている
・経営が傾いている
・脱税疑惑が上がっている
・横領疑惑が上がっている
・新入社員を放置している。
こういった条件に該当している場合、すぐに会社に見切りをつけて転職をするべきと言えます。
「まだ入社したばかりだから」
「もう30代だから転職はリスクが高い」
なんて事を言っていると、退職のタイミングを失い、泥船と共に沈むことになってしまいますよ。
今回はダメな会社を見切り働きやすい会社に転職する方法について紹介します。
上が腐れば優秀な人から抜けていく
会社の雰囲気を決定するのは経営陣です。経営陣が方針を明確にし、会社のことを考えて動いているなら、会社の屋台骨はしっかりしたものになります。
しかし、経営陣が私利私欲や保身に重点を置いて経営をすると、凄い勢いで会社は傾いていきます。
まず現場の不満がたまり、優秀な現場の方が経営陣と対立して去っていきます。組織では経営陣が最も権力を持っていますから、いくら現場の優秀な人が声を上げても改善はありません。
それどころか、上に逆らう不届き者として排除されるでしょう。
そうなると、優秀な人は実績がありますから、他社に転職していきます。
優秀な人のあなぬけにより、現場は混乱し、効率性も士気も下がり、どんどん後に続いて退職する人が増えていきます。
こうなると、残っていた人がババを引くことになります。
仕事はどんどん残っている人に集中し、経営陣が穴埋めに連れてきた新入社員を教育しなければならず、歯車が完全に壊れた状態になります。
そうなれば、たとえあなたが入社1年目の新人であっても、30代であっても、転職した方が楽、という状況になります。
すなわち転職のリスクと会社に居続けるリスクが逆転するのです。
上が腐り、優秀な人が辞める…となったら、退職のタイミングと言えるでしょう。
遅れずに退職の連鎖に乗っかることが重要です。
倒産する会社に居ても良いことは一つもない
会社が倒産の危機にある場合はもっと最悪で、給与の未払いなどに遭遇する危険性があります。
会社が倒産する時、経営者が何を考えるかというと、保身です。会社の財産をなるべく自身のものに変えて、倒産時に一気に逃げ切る体制を作るのが倒産間際の社長の行動です。
給与だけは支払う、という男気のある社長ならともかく、倒産して夜逃げ、給与未払いというオチを迎える会社は少なくありません。
もし、給与の遅延が一度でも起きたら、それはもう会社は倒産間近、ということを認識するべきでしょう。
そしてタダ働きをさせられる前に、退職して別の会社に逃げることが重要です。
会社が倒産すれば、会社都合での退職になりますが、給与遅延の時点でハローワークに相談すれば会社都合にすることが出来ます。
倒産まで待ってから再就職のための就活を始めるのと、早めに転職の準備をするのとでは精神的なプレッシャーが全然違います。
「この会社はもうだめかもしれない」
と感じたら、早め早めに転職活動をしておくのがオススメです。
会社に問題がなくても上司に問題があれば会社はダメ会社になる
会社そのものがしっかりしていても、現場にダメ上司がいて、さらに経営陣がダメ上司に対して何も手を出せないようであれば、それもまたダメ会社と言えるでしょう。
例えば、仕事も出来ないのに社員を怒鳴り散らすモンスター上司がいたとしましょう。
彼は経営陣とコネがあり、現場に居座っています。
そうなると、上司が会社から消えるのはほぼあり得ない。今の会社に勤め続けるなら、現場のストレス要因である彼と一生仕事をしていかなければならない…ということになります。
そのストレスと、転職のリスクを天秤にかけたら、実は転職の方がずっと幸せになれる…というケースが多いのです。
職場の人間関係のストレスは、深刻な問題です。
転職理由の第一位は、いつの時代も「人間関係」です。人間関係の問題を甘くみず、会社の経営状況が健全であったとしても、ダメ上司が居座っているようなら、適当なタイミングで見切りをつけましょう。
ダメな上司ほど、会社にしがみつくものです。
そして、やはり優秀な人が抜けやすい環境になるので、現場の負担はますます大きくなるでしょう。
人間関係は転職でしか変えることはできません。転職という選択肢を前向きに考えておきましょう。
しかし、それでも転職において内定が出るかどうかは不確定ですし、いざ転職となると不安のほうが大きくなってしまいますよね。
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