自分が大人の発達障害ADHDだと感じたら向いている仕事に転職しよう。ADHDで仕事ができない悩みを抱える人向けのキャリアとは?

f:id:moguhausu2:20160303145423j:plain
ADHD、大人の発達障害と言われる症状がいまクローズアップされています。
発達障害は、別名注意欠陥多動性障害とも呼ばれ、集中力がない、落ち着きが無い、考える前に実行してしまうなどの症状が特徴的です。

そそっかしい、バタバタしている、予定が立てられない、方向音痴…

人から良くそう言われる人は、ADHDの疑いがあるかもしれません。
ADHDの一番の弊害は、社会人になった時に仕事に支障が出るという点です。

「ADHDの人は仕事ができない」と巷では言われていますが、確かにADHDの人はマルチタスク(同時に様々なことを並行して行う事)が苦手で、様々な業務を管理しなければいけない営業や事務、経理、接客業などには向いていません。

一つのことに集中すれば素晴らしい力を発揮するADHDですが、近年求められる管理・マルチタスク型の仕事には向かず、どうしても「仕事ができないダメな奴」のレッテルを貼られがちです。

そのため、ADHDが原因でいつもミスばかり、居心地が悪くなって仕事が続かない…という事に悩む人は多いです。

しかし、実はADHDに向いている仕事につけば、これらの悩みはある程度、解消されます。
そのためには、ADHDに向いている仕事を見極め、キャリアを一から見直す必要があります。

今回は、大人の発達障害「ADHD」に悩み、自分は仕事が出来ないと感じている人向けの転職指南を紹介します。

自分がADHDだということに気付くことが第一歩です

どうも自分はそそっかしく、ミスが多い。
そう思っている人は多くても、ADHDだと気づいていない人はかなりの割合にのぼります。
そのため、職種のミスマッチが起きて「私は仕事が出来ない」という悩みに苦しむことになります。

たとえば、事務畑をずっと歩んできた人は、実はその選択がADHDにとって過酷なキャリアだということに気づいていません。整理整頓が出来ず、一つのことをやると別のことを忘れてしまうADHDの特徴を考えると、事務はADHDの人にとって不向きな職種と言えます。

それに気づかず、事務の求人だけに絞って転職をしても、うまくいきません。

私はもしかしてADHD? と感じている人は、まず自分がADHDだという前提でキャリアを考えてみましょう。

ADHDの人に向いている職種とは?

では、ADHDに向いている職種・向いていない職種はどのようなものがあるのでしょうか?

ADHDに向いている仕事は、イラストレーターや漫画家、作家など芸術・クリエティブ方面。
またはプログラマーなどIT技術者が良いと言われています。チームプレーよりも個人の技術力が要求される仕事がベストで、意外と歩合制の営業なども向いているといえます。

逆に、ADHDに向いていない、マルチタスクを要求される職種は主に下記のとおりです。

 接客業、人事・経理・総務関係。
交通・運輸関係、飲食関係、旅行関係、金融関係、予約係や顧客窓口

かなり多くの職種が該当しますね。
それほど、昨今の仕事は一人が様々なタスクをこなさなければいけないと言えます。

一概にADHDだから上記の仕事は難しい…とは言いませんが、やはり普通の人と同じくらい仕事をこなすには相当な努力が必要でしょう。

ADHDの社会人にありがちな悩みパターン

・取引先との待ち合わせに遅刻してしまう
・逆に早く着きすぎる。
・仕事中に別の仕事について尋ねられると、やっていた仕事を忘れてしまう
・優先順位がつけられず、結局どの仕事も中途半端になる。
・人に聞けず勝手に判断して仕事を進めて、ミスをしてしまう

こういった悩みを抱えている人は、ADHDの人に多いです。

こうした小さなミス、うっかりミスはチームプレーが重要な社会人にとって致命的です。しかし、技術者やプログラマーやイラストレーター、歩合制の営業などであれば、ワンマンプレーの割合が強く、ADHDの人でも活躍できます。

未経験でも技術が身につけられる仕事に就こう

「技術職って言っても、文系だしなんの技術もない…」

そんな方にオススメなのが、WebプログラマーやWebデザイナーなどのWeb系の技術者です。
Web系の技術者は需要が多く、かつ文系でも習得しやすい技術(プログラマーのように難しい計算・言語ではない)なので、文系・未経験からでも入りやすい職種です。

もし、自分がADHDだという疑いがあり、仕事ができない事で悩んでいる人は未経験OKのWebプログラマー・Webデザイナーの求人に応募してみましょう。

異業種に飛び込むことは勇気が必要ですが、ADHDで仕事が出来ない…と悩んでいる人は、思い切ってワンマンプレーの色が強い仕事に転職してみましょう。

未経験OKの仕事を転職エージェントを紹介してもらおう

f:id:moguhausu2:20160205102355j:plain

しかし、未経験で異業種転職となると、何からはじめていいのか分からないもの。
そこでオススメなのが転職エージェントに相談をして、未経験OKのWeb技術職の求人を紹介してもらうことです。

転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

f:id:moguhausu2:20151130205659g:plain
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする