保育士から事務職に転職する方法。保育士の異業種転職を成功させるチェックポイントとは?

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保育士になったものの、給料の低さや労働の大変さ、親御さんからのクレームなどの対応に嫌気が差して「保育士じゃなくて、事務職に就職すればよかった」と後悔している人は大勢います。

実際、保育士の給料と事務職の給料を比べると、わずかに事務職の給料の方が高く、また勤務時間も事務職の方が圧倒的に少ないです。

責任や残業時間、仕事内容の負担を考えると、保育士から転職を考えている人が、事務職に魅力を感じてしまうのも無理はありません。

事務職といえば倍率が高い人気の職種です。ハローワークなどで求人が出ると、あっという間に10倍になってしまい、経験者が内定をさらっていくため、異業種転職の中では営業などに比べて難易度が高い職種なのです。

しかし、保育士から事務職に転職することは、不可能ではありません。
実際、事務職未経験の保育士の方が、正社員の事務の求人に応募し、内定を手に入れたケースが多々あります。

そこで今回は保育士から事務職に転職する方法を紹介します。

事務職の仕事内容とは?

事務職と一言で言っても、その仕事内容は多岐にわたります。

例えば、営業アシスタント。営業の代わりに見積書を作ったり、電話対応、工場や本社との連絡を担当するのが仕事内容です。
一般事務よりも踏み込んだ仕事をする分、仕事の負担は少し多くなりますが、業界の知識がつくのでキャリアとしては強くなります。

総務事務の場合は、出張する人のためのホテル手配、ハイヤーの手配、その他、外国人労働者のためのビザ発行、経費の簡易精算、荷物の受渡しなど細々した雑用が仕事になります。

総務事務の場合は、難しい仕事ではありませんが、各人の細々したフォローをすることになるので、意外と忙しくたいへんな仕事です。
特に営業の男性からふってくる雑用は、ザックリしているものばかりで最初は苦労するかもしれません。しかし、皆がスムーズに働けるよう縁の下で支えるのが総務事務の仕事なのです。

経理も事務職の一つに入りますが、経理はより専門的な職種になります。
法人の帳簿は難易度が高く、簿記の知識のみならず税の知識など幅広いスキルが必要になってきます。

簿記二級にくわえて、実務での経験がないと、なかなかスムーズに仕事をすることは出来ないでしょう。
そのため、経理になりたい場合は、簿記二級を取得し、派遣や契約社員などで経験を積んでから転職を行うのが最も簡単なルートです。

どの職種を目指すべきか、考察してみましょう。

保育士から未経験で転職できる事務はどれ?

一般的に、一番入りやすいのは営業アシスタントで、次点が総務事務になります。

営業アシスタントは求人も多く、特に伸び始めの会社は未経験者OKで求人をかけています。
経理のように実務経験が必要という訳ではないので、人柄ややる気が重視されます。保育士の経験を活かして、タフであることや気配りが得意なことをアピールすれば、事務未経験でも内定は取れるでしょう。

総務事務も未経験OKの求人が多いですが、営業アシスタントよりも求人そのものが少ないのが欠点です。

中小企業の場合、事務で入って、そのまま経理も任されるケースがあります。
事務職として働きながら、簿記の資格を取りつつ経理にキャリアアップする…という進路も悪くありません。ですから、大企業ばかりを狙わず、中小企業でも自分にチャンスがありそうなところを狙って転職を仕掛けていきましょう。

英語が得意なら英文事務が最強です

もし、英語が得意、または英語が好きならTOEIC600~700点以上を確保し、英文事務として転職をするのも良い手です。
英文事務は、外資系企業、または外国と取引がある会社が応募しており、外資系営業マンほどの英語力は求められませんが、電話対応やメール対応において英語を使える事を条件として求人が出されていることが多いです。

英文事務は、英語というスキルが+になっているので給料が高く、事務職なのに年収400万以上に達することも珍しくありません。
特に外資系企業は給与ベースが高いので、もし英語が得意なら積極的に英文事務を狙っていきましょう。

ブラック企業の事務職だけは避けよう

残念ながら、事務職においてもブラック企業は存在します。
普通、事務職は残業が多いという事はありませんが、ブラック企業の場合、事務職でも残業が多かったり、給料が不当に低かったり、社員からのセクハラ・パワハラが酷かったり、とにかく長く働ける環境ではないケースが多いです。

見た目は普通でも、入ってから「ここはヤバイ」と感じるケースもあり、せっかく異業種転職をしても、また早期に転職をする羽目になってしまいます。

ブラック企業を避けるためには、求人の段階で良し悪しをしっかり見極め、悪質な会社を避ける必要があります。特にハローワークはブラック企業がずらりと並んでいるので、注意して求人を見ていきましょう。

しかし、転職がはじめての場合、どの求人・会社が良いのか見極めるのは難しいですよね。
そこでオススメなのが、転職エージェントを利用して、良質な求人を紹介してもらうことです。

転職エージェントに登録して転職をサポートしてもらおう

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それぞれの業界の働き方、商品など詳細な情報がほしい場合は、転職エージェントから仕入れるのが一番です。

転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。
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転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

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