仕事が出来ない、ミスを連発してしまう人は、肩身が狭い思いをします。
それはアルバイトでも正社員でも同じで、仕事が出来ない人は「あいつ使えねえ」と陰口を叩かれたり「早く辞めたら」と退職の圧力をかけられたりして、辛い立場に立たされます。
努力をしてミスを減らそうとしても、なぜか同じミスをしてしまう。重要な場面でやらかしてしまう…そんな日々が続けば「実は私はADHD(発達障害)なのでは?」と不安に思い、ますますネガティブになってしまう事も…。
確かに「要領が悪い」「ミスが多い」人は発達障害、もしくは脳の一部の働きが弱い事もあります。
しかし、実は今自分がやっている仕事が単に自分の能力と合わないだけで、他の仕事だと普通にこなせたりするもの。また脳は鍛える事が出来ますから、脳トレによって仕事のミスをグンと減らす事も出来ます。
今回は、仕事が出来ないダメ社会人のための対策法を紹介します。
記憶力やコミュ力に不安がある人は『高速音読』で脳を鍛えよう
仕事のやり方や人との約束、道をすぐに忘れてしまう…といった記憶力の問題。
雑談が続かない、なにかと人を怒らせてしまう…といったコミュニケーション力の問題。
実は、この2つを司る脳の機能は前頭葉と呼ばれる部分に集中しており、前頭葉を鍛えればダメ社会人にありがちな、この2つの問題を一気に解決することが出来るのです。
一時期、脳トレなんて言葉が流行りましたが、前頭葉を鍛えるにはまさしく脳トレが効果的です。
脳トレといっても、本を買ったり難しい事をする必要はありません。
前頭葉のトレーニングに最も効果的なのは『高速音読』です。
高速音読は、その名の通り、本や新聞などに書かれている活字を素早く声に出して読むことです。
国語の授業でやった、あの音読です。あれを高速で、素早く正確にしゃべるのです。
人は文章を読み理解するというプロセスにおいて、脳をかなり使います。
黙読でも効果はあるのですが、これが音読、それも高速の音読になると、脳がフル回転して一気に鍛えることが出来ます。
実際にやってみると、5分ほどやっただけでも脳がかーと熱くなるのが分かると思います。
文字を解読する→意味を理解する→口に指令を出して声に出す。この3つのプロセスを行うことで、前頭葉の活性化が狙えます。
朝の5分、10分、新聞や雑誌を読む時にぜひ試してみて、習慣にしましょう。
なお声は小声でも構いませんので、アパート暮らしで壁が薄い人でも大丈夫です。テレビをつけて音を紛らわせれば、怪しまれる心配もありませんよ。
こんな習慣で本当にミスが減ったりコミュニケーション力がアップするの? と思う人も多いでしょう。
しかし、ビジネス書を読んだり仕事の勉強をやるよりも、実は脳トレをやったほうがずっと効果があるのです。
仕事が出来ない人。仕事でミスが多い人。それが原因で死にたいと意気消沈してしまう人。
どの人にも共通しているのが、脳のトレーニング不足。要領が悪い、という言葉はすなわち脳の機能をフルに使えていないということ。
人間はどんなにバカな人、と言われても、脳はしっかりしているものです。
単純に脳を鍛えていないから、機能の大部分が眠ったままで、人よりうまく脳が使いこなせていないだけなのです。
まずは1週間、試してみましょう。記憶力やコミュニケーションにおける言葉の選び方など、様々な点で改善が見られると思いますよ。
休日にストレッチや筋トレをしてみよう。仕事のミスが減りますよ
運動も脳にとって良い刺激になりますし、ストレス解消にもなります。
とはいえ、忙しい社会人にとって休日に運動をするのは難しいですよね。そこでオススメなのが、ウォーキングや筋トレといった簡単なトレーニングです。
ウォーキングは最も手軽な運動です。道具も技術も必要ありませんし、日常の中に取り入れることが出来ます。
例えば、買い物も立派なウォーキングに入りますから、買い物はなるべく徒歩で行く。マンションに住んでいるならエレベーターを使わず階段を使う…といった事を意識しましょう。
筋トレは、腕立てや腹筋となると、なかなか続きませんよね。
そこでオススメなのがダンベル運動です。1~2キロのダンベルを買って、テレビを見ながら上げ下げしてみましょう。
すると続けやすく、腕や肩を鍛えられるので、脳トレのみならず肩こりの防止にもつながって一石二鳥です。
お風呂あがりのストレッチも、ストレス解消と脳のトレーニングに効果的です。
こちらも簡単に出来て、続けやすいですから、ぜひやってみてください。
こんな日常的な運動で脳が鍛えられるの? とやはり疑う人も多いでしょう。
そういう人は、小学生の頃の自分と、今の自分の生活習慣を比べてみてください。
学校にいた頃は、体育もありましたし、毎日、授業で音読したり計算したり、脳も身体も目一杯動かしていましたよね。
あの頃の、パワフルな自分に戻れば仕事なんて簡単に出来るのです。
それが出来ないのは、便利な生活、自堕落な日常に慣れてしまい脳がなまけているせいです。
脳をもっとしっかり鍛えてあげないと、複雑な仕事は出来ないのです。
そのためには、日常に脳を使う習慣を取り入れるのが一番です。
食生活を見直せば仕事ができる社会人になれる
身体は資本、といいますが、食生活はまさしく仕事が出来る社会人になるために意識すべき項目です。
これまで、散々、ミスをしたりコミュニケーションが上手くいかないのは脳の機能が弱いせいだ…と言及していましたが、食生活は脳の活動をサポートする上で重要な事項です。
突然ですが、最近、野菜や果物をきちんと取っていますか?
外食やコンビニ弁当、コンビニサラダで済ませていませんか?
社会人になると、野菜不足になる人が非常に多いです。自炊をする時間がなく、野菜を取る機会・量が激減してしまうからです。
野菜に含まれるビタミンは、血液の循環をサポートしたりストレス耐性を上げる効果があります。当然、脳の動きにも影響しますから、集中力・記憶力に直結し仕事の成否を左右します。
仕事が出来る社会人は、毎日しっかりバランスの良い食事をとっています。それは、さながらアスリートで、野菜のみならず肉・魚などをきっちり取るため、毎日パワフルにミスすることなく働けるのです。
ただ、私達がそんな完璧人間を真似るのは難しいですね。特に自炊はハードルが高いですし、時間がありません。
そこでオススメなのが、青汁で野菜不足を解消する方法です。
青汁はご老人が飲むもの、と思われがちですが、野菜不足な社会人にもかなりの効果を発揮します。
むしろ、現役の社会人こそ青汁で野菜不足を解消し、バリバリ仕事が出来る身体を作るべきなのです。
私は胃腸を壊してしまった事をきっかけに青汁を飲み始めましたが、健康になったのはもちろんのこと、仕事の集中力や寝起き、記憶力のアップなど明らかに以前より脳がしっかり働くようになりました。
青汁を飲み始めてから、脳がしっかり働くようになり、ミスも減りましたし体調不良で休んでしまうこともなくなりました。
健康維持のみならず、体力増強、ストレス耐性の強化に、青汁は効果抜群です。実家暮らしの時は、親が料理してくれていたので気づきませんでしたが、やさいの栄養(ビタミン類)は非常に重要なのです。
青汁は一杯で野菜100g分も取れますし、しっかりしたメーカーの青汁は苦味もほとんどなく飲みやすいので、一度、試してみると良いでしょう。
青汁のレビューや効果の詳細は、下記の体験談の記事で書いてあります。参考にしてください。
・サンスターの青汁感想。味や飲みやすさ、健康効果を実践して試してみました
仕事のミスで悩んでいる人のみならず、胃腸が弱い、健康に不安がある人にもオススメです。
仕事が出来ない理由が「会社や仕事そのもの」にある可能性を疑う
どんなに努力をして仕事に真摯に向き合っても、評価をされない、怒鳴られる、嫌がらせを受ける…といったケースもあります。
それは会社そのものが正常ではないブラック企業だったり、上司がサイコパスだったり、あなた自身のことを理由も無く嫌っていて嫌がらせをしてくる場合です。
どんなに名の知れた大企業でも、そこで働く人が立派とは限りません。
どんな職場にも悪い人、攻撃的な人は存在します。あなたが自分を責めるタイプで、そういった攻撃的な上司にロックオンされている場合は、どんなに自分が努力をしても理不尽な手を使われて押しつぶされます。
ホチキスで閉じる位置がずれてる。
マナーがなってない。
ホウレンソウをもっとちゃんとやれ…
上司や先輩が社会の常識として語っているような話でも、実は客観的に考えたら上司や先輩がおかしい、間違っているということもあります。
攻撃的な人は、とにかく、どんな理由でも相手を攻撃する種にします。ですから、もし「おかしくないか?」と感じたら、自分を責めたり努力する前に、会社や上司を疑うようにしましょう。
もし、ブラック企業やブラック上司を信じてしまい「ミスを連発する自分が悪いんだ」と思い込んでしまうと、精神的な奴隷になってしまいます。
当然、どんなに努力をしても、元からまともに評価する気がなければ、会社や上司の叱責は永遠に続きます。
労働時間、仕事内容、年間休日、昇給や出世の可能性、事業そのものの将来性…
仕事が出来ない、死にたい…と思っている人は、仕事が出来る出来ない以前に、こういった観点に目を向けてみましょう。
他社と比較してブラックだった場合、今後の立ち回りを考えなおす事が大切です。
また、どんな仕事にも向き不向きはあります。
左脳と右脳、それぞれ得意な作業が異なるように、人は得意不得意がありますから、もし今の仕事が合わない…というのであれば「自分は仕事が出来ないダメ社会人だ、死にたい」と落ち込む前に別のキャリア・仕事に目を向けてみましょう。
自分の可能性を捨ててはいけません。
人は必ず長所を持っています。今はまだ眠っている自分の特技、向いている仕事を明るみに出すためにも、試行錯誤をしてみましょう。
一番良いのは、転職活動をして「こんな仕事があるんだ」「これなら自分に向いてそうだ」と思える求人・仕事をチェックすることです。
多くの仕事や求人を知っておけば、いざ限界が訪れた時に「逃げ道の確保」になり、精神的に余裕が生まれます。
今の仕事が出来ないようじゃ、どこにいってもダメだ…と自分を追い詰めてしまうと、精神的に病んでしまいますから、こっそり在職中に転職活動をやっておいて逃げ道を確保しておきましょう。
しかし、転職といってもどんな求人があって、今の自分のキャリアなら、どんな仕事に応募できるのかを素人が即座に判断するのは難しく、なかなか一歩踏み出す勇気が出ないものです。
また今の生活もありますから、もし転職が長期化した時にお金の不安も出てきますよね。
そこでオススメなのが、在職中に転職エージェントに登録して応募出来る求人を紹介してもらうことです。
転職エージェントに登録して転職をサポートしてもらう
転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。
利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。
転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。
自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。
時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
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また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
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