休日にやることが無いと暇ですよね。
テレビもつまらないし、ダラダラ過ごすのも何だかもったいない…
そんな時はTSUTAYAかゲオにいって映画を借りてきましょう。
しかし、映画はたくさんあって、どれが良いのか分からないですよね。
オススメの映画で検索しても、見たことのある名作ばかり。
そこで今回は、私がオススメするマイナー映画を紹介します。
ミスト
マイナー鬱映画の決定版
ある日、突然街に霧が立ち込めて、その霧の中から異形の怪物が現れる――
映画『ミスト』は、いかにもB級映画でありがちな『エイリアン襲来映画』…と思いきや、実はスーパーマーケット内部に非難した人々の、ドロドロの人間関係とパニックを描く映画です。
鬱映画としてマイナー映画好きにはお馴染みですが、いまいち知名度がないので一番手に持ってきました。
この映画の見どころは、とにかく人間関係がドロドロ!
エイリアン襲来は映画で良くあるパターンですが、これは迫り来る脅威に対して、閉鎖空間に閉じこもるしかない人々の心理をドロドロに描いているのがポイント。
子供を探しに外に行く女性が「誰か一緒に来てくれない!?」といっても、みんな自分の身が可愛くて目を伏せたり、侵入してくるエイリアンを撃退する時に「ライトを消せ!」って言ってるのに混乱してライトをつけるバカ。
挙句の果てに、責任のなすりつけ合いや、殺し合いにまで発展してリンチをしたり「私は神」とのたまう宗教おばさんが神と讃えられたり、文字だけで見るとギャグ映画のようですが、そこまでの流れが実に自然なのです。
パニックに陥った人間の心理を、実に繊細に描いています。
そして、ネタバレは伏せますが、ラストは実に後味悪い終わり方をします。
ある意味、ラストがこの映画のテーマの集大成とも言えます。いやー、カップルや夫婦では見たくない映画!笑
しかし、その人間心理の模様は一度見たらやめられない引き込む力があるので、ぜひ借りて見てください。
エンド・オブ・ホワイトハウス
ザ・アメリカン突っ込みどころ満載アクション
ホワイトハウス 陥落!パッケージの裏で笑わせるのやめろw
ミストとは打って変わって、シュワちゃんのコマンドーよろしくガバガバ設定でとにかくアクションを見てスッキリしたい人向けの映画が「エンド・オブ・ホワイトハウス」。
国際社会から弾かれている北朝鮮的なアジアの国のテロ組織が、ホワイトハウスに乗り込んで大統領をホワイトハウスの地下に拉致。
唯一、大統領を助けに行けるのは自動車事故で大統領婦人を殺してしまった、引退した元SPだった…。
って、すごーくシンプルな筋書き!
いやもう開始30分くらいで馬鹿馬鹿しさというか、アメリカらしい強引なドンパチが炸裂する映画なんです。
ホワイトハウス上空からマシンガン搭載した戦闘機が突っ込んできたり、アジア的な国のテロ組織がアメリカの国防軍をフルボッコにしたり(ホワイトハウスのセキュリティざる過ぎw)
もうね。
「主人公を活躍させるために他をバカにしました!」という思いきりの良さが、もう、凄い!
ここまで来ると笑うしかありません。
しかし、アクションはなかなか力が入っており、悪役がめっちゃ悪役やってるので気持ちよく見れます!
ジャッキー・チェンの映画にストーリーなんかいらねぇのと一緒で、こういうドンパチアメリカ映画は、これでいいのだ笑
ポップコーンでもつまみながら見るのに最適な一品。
友人や恋人と見ても「これおかしくね?」と突っ込みながら見れるのでオススメです。
Mr&Msスミス
超豪華出落ちコメディ
ラブ&コメディ映画…というよりほぼコメディ。
対立する組織のスパイ同士が結婚してしまうという、もはや出落ちな作品。
それをゴージャスな役者でアレンジしたら、まぁ気軽に見れる作品に仕上がりましたといったところ。
出落ちなので説明する事があまりないんだけれども笑
あえて言うなら、丁寧にコメディをやってる映画です。
アクションしながら夫婦喧嘩したり、スパイ組織が明らかにテロ組織さながらの動きをしているのに警察が一切出てこなかったり、こちらも同じくこまけぇことはいいんだよ! と振り切った設定でストーリーを動かしています。
見どころは二人の禁断の恋の行方! …ではなく、しょうもないギャグとアクションかな笑
ラブ方面には期待しないで下さいね。基本、コメディです。
男女共にオススメ出来るので、カップルで見るならエンド・オブ・ホワイトハウスよりこっちかな。
エンド・オブ・ホワイトハウスは男友達が集まった時に見ると盛り上がるかも笑
コンテイジョン
未知の感染病が広まる!系のパンデミック映画。
正直、かなり地味で内容うろ覚えなんだけど、脚本・設定がしっかりしているので楽しめたことは覚えています笑
パンデミック系はグロが多くて苦手なんですが、これは比較的マイルドで、風邪のような症状→痙攣して死ぬ、みたいな病気だったのでおえ~なシーンも少なくて安心。
といってもグロ嫌いならそもそも病気系の映画見ないよね。
この映画、パンデミック系の中では描写がリアルで、人々の危機感のなさや「風邪だろ」みたいな反応がリアル。
似たようなパンデミック系の映画で「アウトブレイク」もあるんだけど、そっちよりかは若干リアルにした感じ。あと群像劇なので、各世界に登場人物がいます。あえて主人公を作らないで、全体のパニックをそれぞれの視点で拾っていく形式は好きです。
あと、アウトブレイクのがグロいです。
ただ、どちらもマイナー映画ながらそこそこ見れるので、パニック系が見たい人はどうぞ。
この映画で一番の悪役は、デマを流すアホども笑 悪質なデマを流す奴うぜえ笑
実際にパンデミックが起こったらいそう、こういう奴。
以上、休みの日に暇を持て余す20代男性にオススメのマイナー映画でした。
どの映画も2回以上観たくなる魅力があるので、ぜひレンタル屋さんで借りてみてください!