今、右を向いても左を向いてもスマホばかり…。
かつては、電車内でいじる電子機器といったらガラケーポチポチ、もしくはDSやPSPだったのに対し、今や電車内の暇つぶしといえば、スマホかタブレット1択になっていますよね。
スマホの性能も、出始めた当初に比べると格段に上がり、もはやノートパソコン並のスペックになっています。
当時、ソニーの高性能ゲーム機と言われたPS2のゲームすらスマホで出来ちゃうのですから、驚くばかりです。
(例:ドラゴンクエスト8など)
しかし、やはりそうなってくると高くなるのが本体代と通信費です。
みんな大好きiPhoneですと、本体だけで5万~6万するのはザラですし、もはや携帯電話というより小型パソコン兼ゲーム機兼GPSナビと化しています。
かつてパケホーダイだった契約は、今やインターネット回線の契約そのもの。7G制限、新プランなど次々に新しいプランが出ては消え、ド素人の私達に分かることは「携帯電話が高くなった」ということのみ。
そんなスマホ全盛期の今、ガラケーがひっそりとシェアを上げてきているのをご存知ですか?
現在の携帯電話市場において、総出荷台数に占めるフィーチャーフォンの比率は27.6%というデータが有ります。
まだまだ27%もガラケーを求める人々がいるのです。
かくいう私もガラケーとスマホの2台持ちで、メインの電話やメールはガラケーで行っています。
なぜガラケーを持ち続けるのか?
今回はガラケー派の私が感じるガラケーのメリット・デメリットと、SIMフリースマホ2台持ちのコスパについて紹介します。
この時代、携帯代の最安プランはガラケーです!
私はドコモのガラケーを利用していますが、その基本料金は934円。
パケホーダイも入っていないので、月々の料金は常に2000円以下です。
これがスマホだと、月々6000円以上になるのですから、その差は3倍です!
値段だけ見れば、ガラケーの方が維持費の安さに関しては圧倒的ですよね。
携帯電話は、インターネット回線と同じく、長年に渡ってかかる固定費ですから節約効果は大きいですよね。
総務省が各キャリアに「通信費を下げなさい」と圧力をかけていますが、ほぼ寡占状態の携帯市場で、これ以上、値下げはあり得ないでしょうから、現状、我々消費者が通信費を節約するならガラケーにするしか無いのです。
「でもスマホが無いとLINEやGPSナビ、ゲームが出来ないから不便!」
という意見はもっともです。
この後に書きますが、その不満は格安SIMスマホを用意することで簡単に解消出来ます。
災害時にも強いガラケー
ガラケーの利点として、災害時にも強いというメリットがあります。
記憶に新しい東日本大震災の時も、ガラケーのメール機能、通話機能は生きていました。
いざという時、やはり頼りになるのはキャリアメールと電話番号です。
格安SIMのスマホですと、キャリアメールを使うことが出来ませんから、いざという時の連絡手段を一つ失ってしまうことになります。
いざという時の連絡手段として利用できるのは、ガラケーの大きな利点でしょう。
ガラケーは海外でも盗まれにくい笑
スマホは海外においても高級品で、中古でも高値で売買されています。
そのため、海外ではスマホやタブレットの盗難が多く、スマホを盗まれて連絡手段を失い困った…というケースが少なくありません。
一方、ガラケーを持っていれば盗まれるリスクは少ないです。
というのも、ガラケーは日本独自のケータイで、海外では売買出来ません。高機能な「ガラホ(スマホのスペックを持つガラケー)」でない限り、SIMフリーでも無いので盗んでも何の得にもなりません。
電話とメール以外に役立たないガラケーだからこその強みです笑
ガラケー+格安SIM+SIMフリースマホこそ最強
そんな、ある意味で硬派なガラケーに加えて、現在あらゆる店で購入できる格安SIMと、SIMフリーのスマホを組み合わせればガラケーの最安料金+スマホの利便性を利用できるという最強の装備になります。
格安SIMなどに詳しくない方のために一つずつ説明しますね。
まず、格安SIMというのは、簡単に言えばポケットWifi機能を持ったSDカードの事です。
格安SIMカードをSIMフリーのスマホに入れれば、あっという間にインターネットに繋がります。
Wifi機能だけのスマホだと、家の中や、無料Wifiが飛んでいるWifiスポットでしか使えず不便です。特に日本では、無料Wifiのエリアが極端に少ないので、ほぼ自宅専用といっても過言ではないでしょう。
私が利用している楽天SIMカードですと、ドコモの回線を利用しているので、ドコモのスマホが繋がるエリアなら簡単にネットに繋がります。
格安SIMはイオンやビックカメラなど、様々な企業がこぞって出しており、どこがお得で繋がりやすいのか、かなり複雑になってきています。
私も格安SIMを選ぶ時に、色々なサイトを見て回ったのですが、結局、どれが良いのか分からず困っていました。
そんな時こそ友人の出番です。
私の友人に現役のビックカメラ店員でスマホマニアの男がいたので、一番おすすめの格安SIMを教えてもらいました。
それはもちろん、ビックカメラ…ではなく、楽天SIMカードです。
初心者は楽天SIMがオススメな理由
楽天のSIMカードはベーシックプランで月々645円と驚くほど安いです。
私はゲームや動画も楽しみたかったので3.1GBプランにしましたが、それでも月々1020円。
ドコモやソフトバンクなどの純正の通信費4000円前後と比べたら、驚くほど安いですね笑
↑楽天SIMのプラン別料金表です。
さらに、重要なのがココ。
※通話SIMの最低利用期間は開通月を1カ月目として12カ月目までとなります。12カ月目以内の解約の場合、違約金9,800円が発生します。
※データSIMの最低利用期間はありません。また解約時の違約金も発生しません。
こういう通信費の契約にありがちな、○ヶ月以内に解約したら違約金~という成約がSIMカードには無いのです。
電話番号を引き継いでガラケーのように通話も出来るようにする…となると、さすがに「1年以内に解約したら9800円払え」という話になりますが、通話機能ナシならいつでも気軽に解約出来ます。
さらに、楽天SIMの特典として契約中は楽天市場での獲得ポイントが2倍になるというメリットがあります。
私はクレジットカードに楽天カードを利用しているので、楽天ポイントがよく貯まります。日用品など、よく楽天市場で使うので、この特典は非常に嬉しいですね。楽天SIMを使っている限り2倍なんて最高すぎません?
友人は私がメインのクレジットカードに楽天カードを使っている事を知っていたので、これをオススメしてくれたのです。
彼いわく、他の格安SIMも料金体系は楽天と横並びなので、一番無難で楽天ポイントが増える楽天SIMがいいんじゃね? とのこと。
初心者の方には、楽天こそ最強です。まぁAmazonやヨドバシが格安SIMに参戦したらそっちに浮気するかもしれませんが、今のところ総合ショッピングモール系列で格安SIMを出しているのは楽天くらいなので、私は楽天で満足しています。
いざ浮気する時も、違約金がないからすぐ解約できますよ笑
スマホにこだわりが無いならコスパ最強のSIMフリースマホをAmazonで買おう
さて、楽天SIMを申し込んだら、今度はSIMカードを差すスマートフォン本体を用意しなければいけません。
「もうめんどくさいから一気に買いたい」
という方は、楽天モバイルのページに【セット販売端末】というページがあるので、そこからスマホ本体も一緒に購入することが出来ます。
スマホ本体とSIMカードが一緒になって送られてくるので、到着後、すぐに利用ができますから楽ちんです。
しかし、楽天モバイルで販売されているスマホは、悪くはないのですが最安ではありません。
最安でコスパ最強のSIMフリースマホはAmazonにあります。それが、こちら。
Huawei SIMフリースマートフォン Ascend G620S(ブラック)(LTE対応) G620S-L02/BK
Huaweiという台湾No1格安スマホメーカーのスマホでございます。
なんとお値段、1万4000円!
2万円以下でスマホが買えちゃうんです。台湾恐るべし…。
現在、Amazonで最も売れている人気機種で、レビューも高評価ばかり。安かろう悪かろうのポンコツ機種ではありません。
実際、私も買うまでは「台湾ブランドの格安スマホなんてポンコツやろ!」と思っていたのですが、使ってみるとこれが中々にあなどれない。ネットもサクサクですし、音質なども問題ありません。
もし「スマホ本体も最安で買いたい」というのであれば、このHuaweiのスマホを購入して、格安SIMをさして使いましょう。
最新のiPhone6が買いたい人はこちら。
楽天SIMはDocomo回線を使うので、Docomoと書かれたSIMフリーiPhoneを使いましょう。ここ重要なので、間違えないで下さいね。
まとめ
あ~長かった!
では、最後にまとめとして、私のガラケー+格安SIMスマホの2台持ちの通信費を公開しましょう。
ガラケー(Docomo):月々2000円
楽天SIM+SIMフリースマホ:SNS有り3.1Gプラン 月々1,020円
スマホ本体代:14,000円(単発)
月々の通信費合計:3020円
いかがですか? この安さ!
純正キャリアを使っていたら、月々6000円~7000円ですよ。
やはり、ガラケーとスマホの2台持ちが最強だなぁと思いました。
ちなみに、楽天SIMは音声通話付きのプランもあるので、ガラケーを辞めて電話番号を引き継いで楽天SIMに一本化することも出来ます。
音声通話付きで3.1Gプランだと月々1,600円で収まりますから、2台持ちより、更に半額にすることが出来ます。
ただ、そうするとガラケーの利点である『盗まれない』『災害時に本家の回線なので強い』という利点を失ってしまいます。
あとは携帯のメールアドレスも使えなくなるので、Gmailなどのフリーアドレスを使うことになります。
……。
あれ? 別に格安SIMスマホに一本化するデメリットってあんまり無いな……
とにかく、2台持ちすることで、スマホとガラケー、両方の利点を安く使えるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、流石にガラケーとスマホ両方はポケットに入りきらないので、私のように普段バッグを持ち歩かない人は、音声通話付き格安SIMに一本化してしまったほうが良いかもしれません。
うん、明日、ドコモショップに行って楽天SIMの契約変えて、音声通話付きの契約にしよう!さようならドコモ!また会う日まで!
ともあれ、楽天SIM、オススメです!
ちなみに楽天SIMはSIMフリーのタブレットにも使えるので、タブレット利用も考えてます。
追記:お金に余裕が出来たので、ハイグレードSIMフリースマホのp8liteを購入しました。(2万7000円)
・3万円以下のSIMフリースマホHuaweiのP8liteを買ってみた感想。使い勝手や大きさ、楽天SIMの通信状況について総合レビュー
さらに追記:私が感じた格安SIMのデメリットについてまとめました。