就活で心を病まない為のシンプルな考え方を紹介。
就職活動が上手くいかなければ、辛くなるのは誰だって同じことです。
なかには思い詰めてしまい、自ら命を絶つ学生が増えてきており、社会問題となっています。これは一流企業や大手企業には新卒の切符がないと中々入社できないという制度的な問題もあるのですが、実は学生一人一人が考え方を変えることで回避できる問題でもあるのです。
そこで今回は、就活で心がやまないためのシンプルな考え方を紹介します。
失敗しても次があると知ろう
就活が上手くいかなければ、惨めな思いをする可能性は誰にだってあるものです。例えば、仲良し四人組でいつも一緒に遊んできた大学の同級生がいたとしましょう。そのうち、自分以外の三人がポンポンと就職が決まったとします。
しかも内定先は日本を代表するような大手企業や高級官僚ばかり。そんな状況で自分だけ就職が決まっていなかったら、一緒に遊べなくなるし、話も合わなくなってしまうかもしれません。
だけどそれは悔やんでも仕方のないことです。受け入れるしかありません。ここを受け入れられずに、何故私だけ就職が決まらないのだろう、と自分を責める必要はありません。私がもっと早くから就活を見越して努力しておくべきだった、と後悔する必要もありません。
こういう時は、次があるから大丈夫だと考えましょう。第一志望の企業に落ちてしまったら、そんな風には考えられないかもしれません。だけどそんな場合でも、次があるから大丈夫と考えましょう。何故なら、諦めずに就活を続けていれば、また新たに第一志望にしたいような会社と出会えるからです。
就職することだけが人生じゃない
「じゃあ諦めずに就活しればいいんだ!」と思ったとしても、そこから100~200社、連続で選考落ちが続くことがあるかもしれません。そんな時は少し考えてみましょう。諦めずに努力することが勿論大切です。
だけど、努力し続けた人間には新たな選択が生まれます。それは、諦めてもいいという選択です。努力せずに諦めれば、人間は一生後悔します。だけどやりきって諦めたこと、というのは後悔しません。
何故なら自分には向いていなかったとはっきりと自覚して次に進めるからです。だからどうしても上手くいかない場合は諦めてしまいましょう。そして案外、諦めた後に素晴らしい仕事に出会ったりすることもあるのです。
就活に失敗して傷心で海外に一人旅に出たら、そこで素晴らしい人達に出会って、そのままその国で働いて、家族をつくって幸せなになった、そんな話は視野を広げればゴロゴロあります。
だからどうしても駄目だった場合は、就職することだけが人生じゃない、そんな風に考えてもいいのです。
親の期待は裏切っても別にいい
一流大学に進学している場合、お父さんやお母さんの期待が非常に大きく、それをプレッシャーに感じている場合があるかもしれません。「一流企業に勤める以外、お前の人生はありえない」と言ってくるお父さんやお母さんがいるかもしれません。
そんな時は、その言葉に従って頑張るのもいいですが、どうしても駄目な場合は、駄目なことを受け入れましょう。親の期待は裏切ったっていいのです。自分が親になってみれば、わかりますが、完璧な親などいないのです。
今の親世代は高度経済成長期を体験している人が多いですから、大企業や一流企業に尋常でない執着を持っている人達が沢山います。だけどそれは仕方がありません。そういった人達は時代が変化することを理解できずに受け入れることもできないのですから。
つまり、親が期待しているその期待の元は、本当の親の思いではない可能性があるのです。単純に息子が一流企業に勤めていると親戚にいい顔ができるから、自分の老後の面倒を見てもらいたいから、そういう感情から出た言葉かもしれません。
だけど本質的には、どんな最低だと感じる親でも、あなたが幸せになることを望んでいます。だから、親の期待を裏切って、就活からドロップアウトしたとしても、本当は、大丈夫です。最終的にあなたが幸せになれば問題は何もないのです。
就職エージェントにサポートしてもらおう
どうしても就活が上手くいかない時は、プロに頼るのも一つの手です。
新卒の就職活動をサポートしてくれる就職エージェントというサービスをご存知ですか?
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