何故縁を使った転職活動は上手くいくのか?
求人媒体を使った転職活動は20代~30代前半のうちは効率的です。
しかしながらそれ以降の年齢になるとあまりあてにはできません。実際に30代後半以降の転職活動で、20代~30代前半との違いを実感されている方も多いのではないでしょうか。
年齢を重ねてから転職活動をする場合は、縁を使った転職活動を考えましょう。
何故なら、その方が実績や性格的要素を加味して仕事を紹介されるので、転職で失敗する可能性が低いからです。実際に縁を使って転職活動する人は世代を問わず上手くいっている場合が多いのです。
そこで今回は縁を使った転職活動で成功した人の実例を基に、その成功要因について紹介していきます。
ジョブホッパーの転職は本当に難しいのか
これはあくまで一般論ですが、大企業や有名企業はほとんどの場合、ジョブホッパーと認識される人を採用しません。
ジョブホッパーの詳細の定義は担当者レベルに異なりますが、基本的には3年以内で転職した経験がある人、または20代で3社以上の職業を経験している人のことを指します。人気企業は何百、何十、という書類が送られてくるわけですから、ジョブホッパーから書類選考で落としていくのです。
そしてそれと同様に重視されるのは学歴です。4年生大学を卒業していることは勿論、上位大学でないと書類選考は絶対に通過させないというハードルを設けている企業も少なくありません。
では転職回数が多かったり、有名大学を卒業していない場合、転職活動は厳しいものなのでしょうか。一見そういう風に思いがちなのですが、そんなことはありません。あくまでも有名・一流と呼ばれる企業のハードルが高いだけで抜け道は沢山あるのです。
飲食店アルバイトから経営者にステップアップした実例
その抜け道が縁を使った転職活動なのです。実際に縁を使った転職活動は学歴や転職回数はそこまで重視されません。実際に転職回数が10回以上あったとしても、高卒・中卒であってもいい仕事に就いている人は沢山いるのです。
ではここで、縁を使った転職活動に成功したAさんについてお伝えしたいと思います。Aさんはいわゆるジョブホッパーと呼ばれる経歴の持ち主です。高校卒業後、様々な仕事に就きましたが、長く続くことができずに2年以内の転職を繰り返し、26歳を迎える頃にはアルバイト経験を含めて10社以上の職歴が出来てしまったのです。
そうなると転職活動をしていても、正社員採用だと書類選考で落とされることがほとんどです。彼は心が折れそうになっていました。しかしながらそうやって彼が仕事が決まらずに途方にくれていると、救いの手が差し伸べられます。
フリーターをしている友人から一緒に居酒屋でバイトでもしないかと誘われたのです。彼はとにかく給与が必要だったこともあり、そこで働き始めました。彼はお店と相性が合ったこともありますが、そこで一生懸命、全力で働き続けました。すると、彼はどうなったのか。勤続2年程度で頭角を現して見事店長にまで昇格したのです。
その後、その会社はのれん分け制度がある会社だったので、アルバイトとして入社した4年後には見事飲食店オーナーとして独立することができたのです。
雇用形態を気にしなければいくらでも仕事はある
このAさんの体験から学べることは、雇用形態や条件を選ばなければ、仕事はいくらでもあるということです。実際にAさんもまさか自分が飲食店を経営するようになるとは考えていませんでしたが、働いていくうちのそのビジョンが出来ていったのです。
またこういった飲食業界やサービス系の業界は学歴よ利も実力が重視される環境です。ですから、職歴や学歴を気にすることなく思いきり働き、結果を出せば、結果として給与が高くなったり、責任がある仕事に就けるのです。
このAさんは、自分で就職活動をしてるうちは、アルバイトや飲食業界は全く視野に入れていませんでした。しかしながら縁を使った転職であればそういった盲点の仕事に出会えることもあるのです。
あなたがもし、転職活動に行き詰るようなことがあれば、縁を活かすことを考えてみましょう。まずは友人・知人に相談することからはじめてみてはいかがでしょうか。
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