第二新卒者として転職する場合はどういう企業が狙い目なのか?
ブラック企業という言葉はすっかり定着しましたが、景気が悪くなってくると否応なくそういった企業は増えてきます。
第二新卒者としての転職は、30代以降と比べれば、まだまだ選択の余地がありますが、そういった落とし穴が多いのもまた事実です。ですから転職をする際にはしっかりと企業を見極めていかなければなりません。そこ今回は、第二新卒として転職する際には、どういった企業を狙っていけばいいのか、そのポイントを紹介します。
業績が伸びている企業を見極めて狙っていこう
冒頭でブラック企業について触れましたが、かつてブラック企業と呼ばれて大きくなった会社は、以外と現在では変わっていたりします。それはやはり世間の目が厳しくなったこともありますが、残業代の未払いを解消していたり、法定労働時間を超えた業務を社員にさせないよう制度が整っていたりします。
そういったことは関係者に話を聞いたり、綿密なリサーチで初めて分かることなので、極力企業リサーチはしていきましょう。そしてもう一つ、組織として大きくなっていたり、業績が上向きかどうかということも、注目すべきポイントです。何故なら業績が伸びてある程度の規模になった企業はコンプライアンスも重視している場合が多く、ブラックである比率が低くなるからです。
反対に、今急激に伸びているけど、そこまで大きくなっていない会社はブラック且つ激務である可能性があるので、そこは見極めが必要になります。いずれにせよ業績が上り調子であれば、長期的にはメリットがある場合が多いでしょう。何故ならそういった企業は組織に新しいポジションが生まれやすく、昇進できる可能性も高くなってくるからです。
昇り調子のベンチャー企業にエントリーしてみよう
業績が伸びているかどうかで考えれば、ベンチャー企業も狙い目になります。最近は大企業の不祥事が連日ニュースを賑わしていますが、それとは対照的に勢いがあるベンチャー企業は新しい試みをどんどんはじめています。
IT関連の技術を身につけていくことや、時代の最先端の流れに乗ることを考えればベンチャー企業を選ぶのは賢明な選択だと言えるでしょう。またベンチャー企業の方が、大手企業よりもポテンシャルで採用される確立が高くなります。これはあくまで傾向ですがやベンチャー企業も過去の経歴は重視しますが、それよりもどれだけ会社に成果をもたらす可能性があるかということがダイレクトに見られます。
もっと言えばどれだけ革新的なことをやってくれそうなのか、新しい風を吹かせてくれるのか、という一風変わった採用基準を持っている場合もあるのです。通常の大手企業では「大学卒業後、世界中を旅してきました」と言えばほとんど相手にされません。
しかしながらベンチャー企業であれば、面白い経歴だと逆に評価されることだってあるのです。大手企業ばかり狙って転職活動が上手くいかない場合は、ベンチャー企業を狙ってみてはいかがでしょうか。
正社員という釣り糸に騙されないようにしよう
正規雇用なのか、非正規雇用なのかというのは気になるところではありますが、最近は正社員という雇用形態が必ずしもいいとは言えなような状況に変わりつつあります。実際に私が以前いた会社でも正社員は契約社員よりも仕事がハードで年収が低いという状況が起きていました。その現実を知った契約社員の7割が正社員へ切り替わるオファーを拒絶するという状況にもなっていたのです。
これは一例にすぎませんが、実際に残業代0法案が閣議決定したり、正社員をとりまく環境は確実に変化しています。どんどん上を目指していきたい願望があれば、当然正社員になり多少年収が下がっても気にせず頑張っていけばいいのですが、そこまで登り詰めることを考えていない場合は契約社員でいた方が、負担が少なく働ける可能性もあります。
そして求人広告でいきなり正社員になれる、という釣り糸を垂らしているブラック企業も多いのが求人市場の実際のところ。教育システムがしっかりしている会社程、契約社員からスタートして正社員になるという階段を用意していたりするのです。そういったことがあるので、いきなり正社員になれることが決していいことではありません。第二新卒は選択肢が多いだけに、慎重な選択が必要になるのです。
だからまずは雇用形態よりも、5年~10年以上の長期的キャリアをデザインしてください。そして目指すゴールに必要な実績や経験がどこに行けば詰めるのか、それを考えて転職活動していきましょう。
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