40代男性です。正規の社員登用を目指して働いています。
静岡県で食品製造会社で製造ラインで働いています。時給850円です。最初は派遣会社に登録し自分に合う仕事を一緒に探してもらい現在の仕事に就きました。
初出社の日、派遣会社の担当者さんに付き添われ出社し、工場の責任者に挨拶をしました。おとなしそうな感じで人のよさそうな方だなという印象でした。
すぐに体のサイズに合った白衣を渡され着替えました。全体朝礼で新入社員の紹介をされ簡単に自己紹介をしました。その後は一人の先輩社員が指導係となっていろいろと仕事の進め方を教えてくれました。食品会社の仕事の流れは材料の仕入れ・計量・製造・充填・包装といった具合です。
食品会社の工場における1日の仕事の流れ
僕の働いている工場は大きな規模ではないので1か所でずっと同じ作業をしていればよいというわけにはいかず、いろいろな仕事を掛け持ちで行います。午前中は製造業務の方、午後は充填の方といった具合です。
もう少し具体的に言いますと、朝出社したらまずタイムカードを打刻します。更衣室で白衣に着替えたのち、ハンドクリーナーを使い白衣についているごみやほこりをキレイに取り除きます。
3~5分くらいかけて行ないます。
その後洗剤を使って手洗いをします。
手のひらだけでなく指の間、手の甲や手首の方まで丹念に洗っていきます。手洗いを終了したらアルコールで殺菌します。ジェル状のアルコールを手によく擦り込むようにしていきます。
製造室に入る前にもう一つ、靴の裏の清掃です。
床に置かれた粘着シートの上で何回も足踏みをしてようやく終了です。製造室に入ったらいきなり製品を作り始めるのではなくまずは掃除です。
布巾を濡らしてから固く絞り床と天井以外はすべてくまなく吹き上げていきます。
床はクイックルワイパーのようなものできれいにします。
この作業だけでもおよそ1時間はかかります。ようやく掃除が終わり、製造開始です。
原料を決められた分量に計量し準備をします。0.1g単位の計りを使い正確に計量します。原料別に加工の仕方が違うのであるものは練ったり、あるものはかき混ぜたりします。そうこうしているうちにお昼休みの時間がやってきます。
会社によってまちまちでしょうが僕の働いている工場ではお昼休みは交代で取ります。
半分の人は11時30分から12時30分まで、残りの半分は12時30分から13時30分までといった具合です。どちらの時間になるかは各自の担当している仕事の進み具合などを考慮して決まります。お昼の休憩時間の使い方は各自の自由です。
お弁当を食べるもよし、コンビニに買いに行ってくるもよし、食べ終わったあとにウォーキングに出かけている人もいます。郵便局や銀行・市役所に行く人もいたりします。
昼休みが終わり午後は主に製品の容器詰め、いわゆる充填といわれる作業です。
といっても機械を使って行なうのでそんなに難しい作業ではありません。
ただ重量が決まっているので最後に重さを計りながら規定値にぴったりと近づけながら機械を作業します。これが結構神経を使います。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメです。
充てん作業が終わると時刻は夕方です。容器や機械の清掃をしているとあっという間に終業時間が近づいてきます。洗浄した容器や機械を乾燥庫に入れきれいに乾かします。作業台や床をきれいに拭き、ごみを捨てます。1日の仕事の流れはこんな感じです。
食品工場の仕事の楽な点は?
仕事をしていて楽な点というと、同じ作業を繰り返し行うことでしょうか。工場の仕事は同じ作業の繰り返しが多々あります。
人によってはそれが苦痛になる場合もあります。
自分はそういう仕事に対してどういう風に感じるかあらかじめきちんと考えておくことが大事でしょう。
きつい点はやはり重たいものを持つ時ですね。女性、特に年配の方が多い職場ですので男の人は重たいものの担当にあたることがとても多いです。
重たいといっても20kgから30kgのものですが、それが何回もとなると結構しんどくなります。
やりがいを感じた点ですが、毎日作業目標が掲げられているのでそれを達成した時はうれしいですね。決して達成不可能な数字ばかりではないんですが、やはり休む人がいたりするとなかなか目標達成は難しくなってきます。欠員が出ても目標達成した日は達成感で一杯になりますね。
僕の働いている工場は40代から60代の女性が多いです。ほとんどが派遣社員さんです。男性は2割くらいでしょうか。20代から60代までいます。工場という仕事柄か、皆あまり口数は多くありません。
性格は真面目でおとなしい人が多いように思います。仕事中は皆さん神業のようなスピードで作業をしていますが、休憩時間になると近所にいるような普通のおじさんやおばさんになります。このギャップが最初は戸惑いました。
派遣社員として働いてみて思ったことは、派遣と言えども働いている仕事に対して手を抜かず、また愛着を持って仕事をしている人がほとんどだということです。今の時代、例えば40代で仕事を失ったりすると、いきなり正社員になるのはなかなか難しいと思います。
まずは派遣社員からスタートし、いろいろな仕事を経験し自分に合った仕事を見つけるのもまた一考ではないかと思いました。
40代の方でも問題なく受け入れてもらえるので、つなぎの仕事として、あるいは次のステップを見つけるまで働く、といった人が多かったです。
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