転職サイトといえば、リクルートが運営しているリクナビNEXTが一番有名だと思います。
実際、リクナビNEXTには、大量の求人広告があり、どんな分野であっても大企業~中堅・中小企業まで選り取り見取りです。どんな会社でも、求人を募集する時に「とりあえずリクナビNEXTに載せておくか」という話になることが多いくらい、抜群の知名度を誇る転職サイトです。
しかし、リクナビNEXTを使う際、特に求人を探す時は、使い方と仕様をしっかり頭に叩き込んでおかないと、いつまでたっても良い求人が見つからない…という事になってしまいます。
今回はリクナビNEXTの上手な使い方について紹介します。
求人情報は最後までスクロールをしよう
まず、リクナビNEXTで求人を検索すると出てくるのは「日本郵政」をはじめとする大企業や、誰もが知っている知名度のある会社の求人がバンバン出てきます。写真も大きく、どーん! といった感じでよさ気な求人が出されているので、多くの人は1ページ目~3ページ目くらいまでしか見ません。
しかし、1ページ目~3ページ目を見て求人に応募するのは、初心者がやってしまいがちな大きなミスです。
リクナビNEXTのみならず、転職サイトの求人広告というのは、会社が払う広告費によってランク分けされています。最も広告ランクの高い求人広告は1ページ目~3ページ目といったページ前半に掲載され、もちろん写真も豪華、求職者が「応募したい!」と思わせるような作りになっています。
大企業や有名企業の求人が1ページ目に多い理由は、ここにあるのです。広告費をたくさん出すなら、企業に体力がないと出来ない芸当ですから。
一方、最低ランクの広告費用しか払っていない会社の求人広告は、3ページ目以降、いいえ、7ページ目、10ページ目以降までいかないと出てきません。
写真もちょっと小さくなり、最低ランクまでいくと写真すら無く、新聞広告のような形で掲載されています。
ここまでしっかりスクロールする求職者は、意外と少ないと思います。多くの求職者が転職サイトを掛け持ちしていますから、わざわざ10ページ以降まで目を通す人は多くないでしょう。
しかし、そこにチャンスが眠っていることがあるのです。
広告ランクの低い求人は競争率も低い
当然ですが、求人広告は多くの人に見られてなんぼです。広告ランクが最高であれば、1ヶ月に50人、100人単位で応募が来ます。
そうなると、何の考えもなしにエントリーしたところで、内定を得るのは至難の業です。しかし、広告ランクの低い求人ならどうでしょうか? 前述の通り、わざわざ10ページ目以降までスクロールする人は少ないです。結果として競争率が低く、内定の確率はグンとアップするのです。
「でも、求人広告がショボいってことはお金が無いってこと?」
と不安に思うでしょうが、実際のところ、広告にいくらお金をかけるか? という事と、会社の良し悪しはそこまで関係ありません。名だたる大企業であっても、入るまでが大変ですし、入ってからも意外と働きづらい…ということも多々あります。
会社の良し悪しは広告で判断するのではなく、面接に赴いて、自分の目でしっかり見極めることが大切です。
実際、優良で働きやすい中小企業であっても、求人広告にお金をかけられないorお金をかけても大量の応募者をさばけるほど人員がいない為、良い人材が得られない…と嘆いている会社もあります。
そんな優良だけど競争率が低いという、穴場の求人を見つけやすいのが、リクナビNEXTの10ページ目のいい所なのです。
リクナビNEXTをしっかり使って内定を得よう
上記の裏ワザを知っておけば、リクナビNEXTは穴場求人を探すのにとても役立つ転職サイトになります。
審査がざるで掲載料も無料のハローワークなどでは、とんでもないブラック企業が紛れ込んでいることも珍しくありません。
なるべく多くの求人を見て「求人を見極める力」を養いましょう。良い会社なら定年まで働けるので、皆さんが良い縁に巡りあうことを願っています。
プロである転職エージェントに転職をサポートしてもらおう
リクナビNEXTなどの転職サイトを利用するのに加えて、転職エージェントを利用して求人を紹介してもらうとグッと転職の成功率が上がります。
転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。
利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。
転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。
自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。
まだ転職をする予定がなくても、どんな求人があるのか、どんな仕事に応募できるのか、といった点を含めて無料で転職相談が出来ますから「転職市場の調査」として一度エージェントに相談することをおすすめします。
時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。
オススメの転職エージェントはDODAです。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
ぜひ転職エージェントを活用して、転職・就職を成功させましょう。