これから年収が高くなる職業と低くなる職業について。
子供の頃に「いい学校に入り、いい会社に入社することがあなたにとっての幸せなのよ」と言われて育ってきた人も多いのではないでしょうか。
以前であれば大きな会社や有名な会社に入社すれば、確かにそれなりの年収が確保できたかもしれません。
しかしながらもう既に、時代は変わってきていますよね。
コンピューターやロボット技術の発展により価値が高いとされてきた職業の価値が下がったり、新しい職業が注目され始めてるのです。そこで今回は、これから年収が高くなる職業と低くなる職業について紹介していきます。
コンピューターに置き換えられる仕事の価値は下がっていく
これからは今以上のコンピューターとロボット技術が進んでいきます。そうなっていくとそれに置き換えられるような職業の価値は下がっていくだけでなく、職業としてなくなってしまう可能性が高いのです。コンピューターに置き換えられるものを考えた時に何か思い浮かぶものはありますでしょうか。
おそらく真っ先に思い浮かぶものは工場の単純作業と電話のオペレーターではないでしょうか。実際に工場などのライン作業は単純なものは全て機械化されていて、複雑なものや微妙な調整が必要なものだけが人の手で作られています。
ここに高性能なアンドロイド的な機能を持った機械が導入されたらいかがでしょうか。現在配置されている人数や状況が変わる可能性がありますよね。電話のオペレーターに関しては、海外では実際に人口知能に置き換えられている場合もあります。
将来的にコールセンター管理者のポジションはコンピューター管理できるエンジニアにとって代わっていく可能性だってあるのです。
専門に特化した技術が必要とされる職業の価値は上がる
それでは逆にこれから年収が上がっていく、価値が上がっていく職業にはどのようなものがあるのでしょうか。
間違いなく伸びていくのはロボット関連の研究者と技術者です。既に某自動車メーカーはロボット研究に数年前から取り組んでいますが、これからその割合が車に取って代わる可能性もゼロではないでしょう。
そしてこれからますますIT化は進んでいきますから、当面の間はSEやIT関連のエンジニアの価値は高いまま続くでしょう。そして近年社会から求められているのはITマーケティングのコンサルタントです。
この職業はITに精通した知識とコンサルティングの能力が備わっていますから、希少性が高くなります。これからはこういった職業のように専門に特化したスキルを持っていて、尚且つ希少性が高いという要素を持っている職業が高い年収になっていくでしょう。
「私は文系だし、技術職じゃないから今後は厳しいかも…」
と不安な人は、Web業界に目を光らせておくと良いでしょう。
ネット販売を行うECサイトや、ネット広告を取り扱うようなWeb関連の職種は、今後伸びていく職種の1つです。
例えば販売サイトに集まるデータを分析してマーケティングを行ったり、広告の企画を考えたりする仕事は、Web市場でも必要不可欠です。
そういった分野であれば、理系の知識はそこまで必要ありませんから、文系でも転職することが出来ます。
今後、広告がテレビからWeb媒体にシェアを奪われていくのは間違いありませんから、技術がなくてもITリテラシーを身に着けておくことが年収アップのポイントです。
どの分野でプロフェッショナルになるのかを決断しよう
さて、ここまで年収が高くなる職業と低くなる職業についてお伝えしましたが、いかがでしょうか。
同じように働くなら少しでも年収は高い方がいいですよね。
そして、どの業界についても言えることは専門に特化したスキルが必要だということです。
人脈やリーダーシップ、コミュニケーションが実務的には重要なのですが、実際に評価されるのは専門スキルなのです。基本になるのはPCスキルですが、それもある程度希少性の高い技術を身につけた方がいいでしょう。
デザインであればそれだけで勝負するのではなく、WEBマーケティングも出来るデザイナーを目指すのも一つでしょう。
営業職もプレゼンやコミュニケーションを極めていくだけでなく、WEBマーケティングやプログラミング等のIT技術を身につけることで、希少価値の高い存在になれるのです。
ですからこれからキャリアプランを考えていくという場合は、どのようなスキルを身につけるかを明確にしましょう。人はある仕事に1万時間を費やすと、その分野のプロフェッショナルになれます。
そう考えると人生の中でいくつもの分野を極めることは出来ないですよね。だから自己分析が重要なのです。
転職のタイミングでしっかりと自分を見つめ直して、進むべき方向性を明確にしていきましょう。
外資系企業への転職という選択肢も視野に入れておこう
伸びる業界・職種とは少し違いますが、世界で展開している外資系企業などは、賃金・キャリア共に伸びしろが大きいです。
外資系企業の場合、世界をターゲットにして経営をしているため、世界経済が拡大すればするほど、業績も待遇も良くなります。
仮に日本の経済が悪化しても、外資系企業であれば業績悪化によるボーナス・年収ダウン無し、というメリットがあります。
外資系企業の場合、少なからず英語が使えないと厳しいですが、上手く転職できれば年収100万以上アップも狙えます。
日系企業とは違い、世界各国でガンガン利益を出している外資系企業は年収水準も高いですので、転職する際はぜひチェックしておきましょう。
伸びる業界・職種の情報は転職のプロに聞こう
一つの会社、一つの業界しか経験していない人にとって、どの職種や業界が伸びているのか、将来性があるのかといった情報を得るのは難しいです。
そのため、転職で応募するべき求人を絞り込むことが困難です。また、キャリアプランを立てる際にも、材料が無いと苦戦するでしょう。
そこでオススメなのが、転職エージェントに登録してキャリア相談を行うことです。
転職エージェントは転職のプロですから、今、伸びている業界や会社、将来性のある職種などの情報をふまえて、あなたのキャリアプラン作りをサポートしてくれます。
例えば、いま営業職をしているけど、より年収アップを目指したい! という人には、伸びている業界…例えばWeb業界やソーシャルゲーム会社の営業の転職案件を紹介する…といった具合に、あなたのキャリア+伸びている業界の求人をピックアップして提案してくれます。
業界全体を俯瞰して見れるエージェントが、分析・提案をしてくれるので、非常に効率的に年収アップの転職が可能です。転職を考えている方はぜひ転職エージェント利用してみましょう。
オススメの転職エージェントはDODAです。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。
自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。