社会人のスキルアップに必須のTOEICスコアですが、伸び悩む人のほとんどが英会話、つまり実際に英語を口に出して会話をするスピーキングの経験が不足しています。
英語の勉強というと、どうしても大学受験の時のように机でガリガリ英文法を勉強したり、単語を暗記したりするインプット中心の英語勉強法がメインになってしまいます。しかし、TOEICスコアを伸ばすためには、英語の総合力が必要不可欠です。
TOEICテストにスピーキングはありませんが、リーディングのスピードアップ、速読が重要になってきますし、リスニングも後半部分は難しく、なかなかスピーキング練習無しの机上の勉強だけではスコアアップの効率が悪いです。
そもそも、英語は語学ですから、実際に口に出して会話の中で使ってみなければ身につきません。
日本人の多くは読み書きが出来るのに英会話になると全然出来ない、と言われています。スピーキングを週1回でも練習しておけば、単語の暗記力や語彙の補強、リスニング力、速読力など総合的に英語力をアップすることが出来、スコアアップの近道になります。
そこでオススメの方法が、週1回NOVAのマンツーマンレッスンに通い、アウトプットの場を作ることです。
今回は、TOEICスコアアップに週1回のNOVAのマンツーマン英会話レッスンを入れる事がいかに効果的なのか、その秘密を紹介します。
発音を学ぶだけでリスニング力がグッと上がる
NOVAのマンツーマンレッスンでぜひ最初に学んで欲しいのが、英語の発音の仕方です。
英語の発音はあまり学校で習う機会が無いので、いまいちピンとこない人も多いですが、TOEICスコアで伸び悩んでいる人の多くは発音の仕方を知らず、リスニングの後半で点を落としています。
特にRとLの違いなどは、発音を知っているか否かで大きく理解力が分かれます。
RとLに限らず、THなど英語には日本語にない発音があり、日本人が良く使うカタカナ英語は、実は海外現地ではまったく通じません。実際、私もVの発音が出来ないまま海外で「セブン-イレブンはどこ?」と聞いたところ理解してもらえず、ふと発音で習ったVの発音を思い出し「セヴンイレヴン」と唇をかむようにVを発音したところ、無事、通じました。
このように、日本人のカタカナ英語とネイティブの発音は全く異なります。
この発音の違い、発音方法を理解しない限り、リスニングで高得点は取れません。
発音自体は、発音のやり方(舌をまく、唇を噛むなど)を理解してしまえば、そこまで難しいものではありません。反復練習でスムーズに発音出来るようになりますし、それにともなってリスニングでの単語判別力もアップします。
発音はリスニング力アップに一番効果があり、手短に取得出来るスキルですから、ぜひマンツーマンレッスンで発音を教えてもらいましょう。
独学だとなかなか取得出来ないですから、マンツーマンレッスンで教えてもらうのが一番です。
覚えた語彙を会話で実際に使うと定着率が上がる
いくら単語やフレーズを叩き込んでも、実際に使ってみなければ頭に残りません。
しかし、多くの人は単語を覚えるばかりで、実際に英会話で使う機会はほとんど無いでしょう。
そこで、NOVAのレッスンで覚えた語彙を積極的に使ってみることをオススメします。
マンツーマンレッスンでは、ジャンルを固定したフリートークなども可能ですから、使いたい単語やフレーズをあらかじめ講師に伝えて、それが使えるジャンルでフリートークしてみましょう。
英単語を読んだり書いたりして覚えるのと、実際に使ってみるのでは、定着率が雲泥の差です。
講師に「その言い回しはおかしいよ」「その場合は○○を使うべきだよ」といった適切な使い方も教えてもらえるので、より理解が深まり語彙力の定着率が上がります。
アウトプットの場を週1回作ることで成長を実感出来る
週1回の英会話で最も効果が期待出来るのが、モチベーションの維持です。
TOEICスコアが伸び悩むと、どうしても成長が実感出来ず、勉強のやる気が削れてしまいますよね。特に社会人になると毎日忙しく、勉強に割ける時間は限られていますから、やる気の維持は重要なファクターになります。
そこで、週1回、英会話の場を作っておくことで、今週勉強した単語やフレーズをアウトプットする、という短期的な目的を作ることが出来ます。
最初はあまり喋れなくても、だんだん使える語彙が増えたり、英語が聞き取れるようになってくることを実感することで、TOEICの勉強のモチベーションを上げることが出来ます。
独学でTOEICを勉強するとなると、どうしても自己管理が難しくなります。飲み会や急な仕事の予定で、勉強の習慣、サイクルが壊れてしまうとダラダラなし崩しに勉強しない日が続いてしまったりします。
週1回、必ず英会話に行く曜日を決めておけば勉強にメリハリがつきますし、お金を出しているのですから、いかなければもったいない! という気持ちになります。
学校に通うという強制力は、勉強のやる気維持にもってこいです。気の合う講師と出会えれば、英語を学ぶことそれ自体が楽しくなりますよ。
英会話教室『NOVA』をオススメする理由
英会話教室は多々ありますが、私がオススメするのはNOVAうさぎで有名な駅前留学「NOVA」です。
「NOVAって倒産したんじゃないの?」
「日本の英会話スクールは高いんじゃないの?」
等々、苦い言葉が飛んできそうですが、私は国内の英会話教室ならぜひNOVAを勧めます。
ECCやイーオンなど様々な英会話教室に通ってみましたが、どこもテキストの質や講師の進め方に疑問が残り、マンツーマンレッスンの値段も非常に高く、コストパフォーマンスが悪いのでとてもオススメ出来ませんでした。
値段の安いオンライン英会話も悪くはないのですが、オンライン英会話の場合「学校に通う」という強制力が無く『自分から進んでスカイプを立ち上げて英会話を自宅でしなければならない』という受け身の受講体勢が良くないと思い、こちらもオススメ出来ませんでした。
社会人にとって、自宅に帰ってゆっくりしつつスカイプ英会話をやるよりも、会社帰りに英会話教室に寄ったほうが集中力が持続出来ますし、やる気の維持にも効果があります。やはり、週1回英会話教室に通う、という方向で考えた方がベストだと思います。
また、英会話教室の質の問題ですが、私も日本の英会話スクールのレベルの低さには辟易するところがあるのですが、それはあくまで教室に通っている生徒のレベルの低さに、です。
NOVA自体は、サラリーマンでも通いやすいよう教室は必ず駅前にある、講師はネイティブ、かつ値段はグループレッスン週1回×4で月1万円、マンツーマンレッスンなら月2万円とバカみたいに高い英会話教室の中で一番良心的だと思います。
値段を見てグループレッスンを考える人も多いと思いますが、グループレッスンはどうしてもレベルの低い生徒と一緒になってしまい、アウトプットの場としてはイマイチになるのでマンツーマンレッスンをオススメします。
月2万円は痛い出費ですが、3ヶ月、4ヶ月と期間を決めてやれば10万円以内の投資で済みます。10万円でキャリアアップに繋がるTOEICスコアが取れるのであれば、悪くない投資と言えるでしょう。
NOVAはかつて、教室数の拡大を急ぎすぎて倒産してしまいましたが、別の会社に買収され復活しました。なので、倒産云々はだいぶ昔の話になっており、現在では健全な経営体制になっています。
私自身、留学に行く前にNOVAを利用しており、帰国後も英語力の維持にNOVAを使っていました。 ECCとNOVAの両方に通ってみたのですが、講師の質、システムの使いやすさ共にNOVAのほうが良かったのでNOVAを選びました。
マンツーマンレッスンは授業がカスタム出来るので、TOEIC専門のコース・テキストを受けることも、フリートークや発音に特化することも出来ますから、英会話教室に通うことを考えているのならNOVAが一番オススメです。
無料レッスンの申し込みは下記から可能です。最寄りのNOVAを探して、ぜひ一度、レッスンを体験してみてください。
TOEICの勉強は短期集中でいきましょう
一番良くないのは、ダラダラと時間をかけてTOEICの勉強をすることです。
TOEICの目標点と受ける月日を決めて、3ヶ月、ないし4ヶ月で集中して英語の勉強をすることをオススメします。
TOEICは所詮はペーパーテストですから、3,4ヶ月で200点~300点スコアを伸ばすことは可能です。
外資系企業や英語を使う求人のTOEICスコアの条件は最低600点ですから、まずは600点、ないし700点以上を目指して勉強をしましょう。
一度、取得してしまえば、キャリアアップの転職の際に外資系企業や貿易系、海外販売を行うメーカーなど転職の幅が広がるので、ぜひキャリアアップにTOEICスコアはオススメですよ。