通常、上下4本に生えている親知らずですが、下の親知らずが埋没していると歯茎を削って抜くしか方法がありません。
麻酔をしているので処置中はあまり痛みを感じませんが、抜歯後は地獄のような痛みと不自由さを味わうことになります。
下顎は神経が近くにあるため、上の親知らずよりも痛みが酷く、抜歯をする時はそれなりの覚悟とお休みが必要です。
かといって放っておくと親知らずが隣の歯を圧迫して痛み出すため、体力のある若いうちに4本とも抜歯したほうが後々のためになります。
今回は下顎の埋没親知らずを抜いた時の、私の体験談を紹介します。
下の親知らず抜歯をなめていた
抜歯前は、親知らずなんて痛いのは抜く時と2~3日だけだろう、と思っていました。
抜歯は町医者で行ったのですが、まず麻酔を打たれて、その後、歯茎をいじられて、親知らずの抜歯に入ります。
ところが、埋没していた親知らずが斜めになっており、隣の歯に引っかかっていたため、抜歯に苦戦していました。
顎を押さえられ、思いっきりグリグリやられますが抜けず、仕方なく二分割してから抜歯することに。
「おいおい大丈夫なのか?」
と不安になりました。
歯医者の腕が悪いわけではなく、斜めや横になっている親知らずは、だいたい苦戦します。
渡しの場合は30分ほど格闘して抜歯が完了しましたが、それ以上になると麻酔を追加することもあるようです。
処置中の痛みは感じませんでしたが、すぐに痛み止めのロキソニンをもらうように言われました。
帰り道で既に死ぬほど痛い
歯医者を出てすぐに痛み止めを飲み、帰路についたところ、徐々に痛みが出てきました。
それはどんどん大きくなり、電車の中では、すでに相当な痛みで消耗していました。ズキズキというか、頭に響くような痛みです。家に帰ると、すぐに冷やしながら倒れこみました。
じわじわ出血も始まり、口の中に頻繁に血がたまり不愉快でした。
痛さのあまり、口が閉じれないので用意していたウィダーインゼリーを飲み、その日は就寝しようとしました。
夜眠れないほどの痛みと出血
ところが、就寝しようにも痛みと出血が酷く全く眠れません。
血がどんどん出てくるので、ベットシーツを汚してしまいますし、洗面所で血が止まるまで待つことに。
しかし、一向に出血は止まらず、痛みも酷いので、まったく眠れませんでした。
ロキソニンを追加で飲むも、まったく痛みは消えず、地獄のような一夜を過ごすことに……
翌日も痛みが消えず、食事もゼリーのみ
1日たっても痛みは消えず、食事もゼリーのみでした。
痛すぎて食欲なんてわかないのですが、とにかく痛い。
2日、3日と経つと、多少はマシになってきましたが、頑張って眠れる程度であり、やはり生活に支障が出るくらい痛いです。
ゼリー食にも飽きていましたが、歯茎がはれてしまい口が閉じれないので、固形の食事は無理でした。
ひたすらウィダーインゼリーを食ってました…。
本当にそれ以外、痛くて食べられないので、親知らずを抜く前に大量に用意しておいた方が良いです。少なくとも3日分は必要です。
4日目、5日目になってようやく食事が何とか出来るようになりました。
痛みは少しマシになってはいるものの、相変わらず鈍痛が続きます。
1週間たって、ようやく痛みも引いてきましたが、歯茎の腫れが引かず、食事の時は左側だけを使って咀嚼していました。
10日ほどで、ようやく腫れもひいて、食事が出来るように。
影響が完全に消えたのは2週間経った後でした。
下顎の親知らず抜歯の際は覚悟をしよう
今となっては、そんなこともあったなぁという思いでになっているのですが、当時は死ぬほどキツかったです。
下の親知らずの恐ろしさを知り、親知らず抜歯はナメてかかったらダメだなということを学びました。
まさか眠れないほど痛むとは予想していなかったので、仕事にも大いに支障が出ました。
これから下の親知らずを抜く方は、休みを多めにとっておきましょう。
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