18歳無職で、正社員の経験がなくバイトや非正規の仕事しかやったことがない人が無職から正社員に社会復帰するにはどうすれば良いのでしょうか?
いざ就職をしようと思って就職活動をしようにも、何から手をつけていいのか分からないと思います。特に履歴書やエントリーシートに必須の自己PR・志望動機などは、18歳無職という立場から説得力のある文章を書くのは至難の業です。
高卒無職なら
「なぜ新卒で正社員にならなかったの?」
中退をしているなら
「高校を中退したのはなぜ?」
など、面接官は必ず痛いポイントを突いてきます。
それらの厳しい質問を乗り越えなければ、正社員の職には就けません。
新卒というタイミングを逃し、無職から就職するのは、確かに厳しい立場からのスタートです。
アルバイト経験があれば良いですが、それすらも無いのならば、アピール出来る部分が非常に少なくなります。
それでも、できれば18歳のうちに正社員になっておくべきです。というのも、年令を重ねてしまえばしまうほど、正社員に就職する難易度がグッと上がるからです。
また、就職するといっても人材を使い捨てにするブラック企業などに就職してはいけません。激務で新入社員が3ヶ月も持たず離職していく会社などに入社してもメリットはありませんし、仮に頑張って続けても身体を壊してしまいます。
今回は18歳無職から心地よく働ける職場に就職する方法を紹介します。
まず自分のアピールポイントを探そう
18歳無職からの就職活動で一番大切なことは、自分のアピールポイントをしっかり作っておくことです。
例えば、問題に対してしっかり考えて対処する力がある、一つのことをやり遂げる力がある、チームワークを大事にする、運動が得意で体力に自信がある、など何でも良いのです。
18歳ですから、まだ語れる経験は少ないと思います。スタンダードなのはアルバイトの経験か、学生時代の経験(勉強・部活など)のエピソードをもとにアピールをする事です。
自己PRの例を下記に出しておきます。
「私は問題に対してしっかり考えて対処する力があります。
居酒屋でアルバイトをしていた時に、周りがうるさく注文が聞き取れず注文ミスをしてしまう、という問題を抱えていました。
そこで、注文の復唱を行うことで注文ミスを防ぐ事が出来るようになりました。
しかし、注文の復唱をするとお客様は面倒臭そうな顔をします。そこで、笑顔でハキハキと復唱することを意識したところ、お客様も注文の確認に協力してくれるようになりました。
この経験から、ささいな問題でもちょっとした心がけで解決することを学び、問題を放置せずしっかり考えて対処する事の大切さを学びました。就職して働いていく上で、私はこの点を大事にしたいと思っております」
上記の例のように
①私の強みは○○です
②~~という問題を~~という方法で解決しました。
③上記の経験から○○を学びました
④働いていく上で、○○を大事にしていきたいです
自己PRの重要な点を抜き出してみると、このような形になっていることが分かりますね。
今回はアルバイトのエピソードを例に出しましたが、ここは勉強でも運動でも良いです。
アピールポイントをしっかり作りこんでおくと、書類作成でも面接でも非常に楽になります。
まずはアピールポイントを考えておきましょう。
良い求人と悪い求人を見極めよう
社会にはブラック企業の求人が平然と求人誌などに載っています。ブラック企業の求人は一見すると居心地の良さそうな誘い文句が並んでいますが、実際は休みが少なく大変な激務であることがほとんどです。
業界問わず、ブラック企業は点在していますから、まずブラック企業の求人と普通の求人を分ける作業が必要です。
まず見るべきは待遇欄にある年間休日です。
年間休日とは、1年のうちに何日休めるか、という日数を表したものです。
お盆やゴールデンウィーク、年末年始、祝日などを合わせた一般的なお休みは年間休日120日です。
つまり、年間休日120日以上であれば、休みが一般的にある企業といえるでしょう。
逆に年間休日100日の会社などは、土曜日が休みでないことが多いです。
土曜日も出勤というのは意外と大変で、よほど体力に自信のある人でない限りオススメ出来ません。土曜出勤でも給料は変わらないことが多いので、できれば年間休日00日以下の求人は弾きましょう。
また、週休二日制と完全週休二日制という二種類のお休みの規定があります。
簡単に説明します。
週休二日制は土曜出勤もあり。
完全週休二日制は土日は絶対休み、という意味です。
完全週休二日制のほうが休みが多いことが多いので、完全週休二日制の求人を優先しましょう。
「休みばっかり注目してていいの?」
と思うかもしれませんが、実は会社の良し悪しは休日数である程度、見極める事ができます。
休みが少ない会社は、それだけ余裕が無く従業員にしわ寄せがきやすい仕事と言えます。逆に休日数が多い会社は、業績が安定していたり、顧客に振り回される危険性も少なく、職場も休みが多いため比較的穏やかな傾向にあります。
例外もありますが、休日数は企業の良し悪しを見極める一つの指標と言えるでしょう。
無職からの就職もサポートしてくれる転職エージェントを活用しよう
一人で就職活動をするのは大変です。履歴書の作成や面接の準備、求人の取捨選択など、やっていくうちにだんだん面倒くさくなったり、嫌になったりするものです。特に不採用が続くと心が折れてしまい、就活を投げ出してしまう人も多いです。
そこでオススメなのが、無職からの就職もサポートしてくれる転職エージェントを利用して負担を軽減することです。
転職エージェントとは、プロに無料で就活をサポートしてもらえるサービスのことです。本来は転職を扱っていますが、エージェントによっては無職・フリーターからの就職もサポートしてくれます。
若者を正社員で雇用したい企業と、就職活動をしている10代、20代をマッチングさせるサービスで、非常に便利です。
具体的には、転職エージェントに登録するとまず担当のエージェントがマンツーマンで就活のノウハウを教えてくれます。履歴書の書き方から面接の受け答えのやり方、仕事の選び方や各業界についてなど、初めて就活をする人にも1から教えてくれます。
一番大きなメリットは、転職エージェントが抱えている非公開の求人を紹介してくれるという点です。
転職エージェントが抱えている求人は、もちろん全て正社員で、さらにエージェントが事前に審査を行っているのでブラック企業である心配がありません。また残業時間や休日数、年収、社内の雰囲気など細かい内部情報もエージェントを仲介すれば教えてもらえるので、一人で就活をするよりも情報がたくさん手に入ります。
一人で就活をすると、やはり心細いですし、ノウハウが分かりにくいものです。
就活で失敗ためにも、プロのサポートを受けるのが一番効率的な方法です。
オススメのオススメの転職エージェントは転職エージェントのアデコです。(2017年5月よりSpring転職エージェント by アデコに改名)
アデコはスイス資本の外資系転職エージェントです。日本法人であるアデコジャパンは、1985年から転職エージェントを展開しており、他社の転職エージェントには無い独自の求人を多く持っているのが特徴です。
転職エージェントの規模としてはかなり大きく、非公開求人を多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。
年収アップや自身の人材価値を高めるキャリアの構築、外資系企業への転職など『キャリアアップの転職』にはもちろん。
「転職活動を始めたけど、初めてで何をすればいいのか分からない」
「フリーター、既卒or第二新卒で職歴に自信がない」
「ブラック企業から脱出したい。定時で上がれる楽な仕事を紹介してほしい」
といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。
アデコが抱えている求人は、アサヒビールやバンダイナムコゲームス、NTTドコモなど業界問わず大企業の求人から、大企業の関連会社、優良中小企業など、業績が安定しており待遇の良い求人(残業なし・ボーナス4ヶ月以上支給・有給の取りやすい職場など)が多くそろっています。
またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
非公開求人には優良求人がたくさんありますから、アデコを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
アデコの登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。※2017年5月8日、アデコの転職エージェントは「Spring転職エージェント」へとブランド名を変えるようです。
転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)公式サイトを見てみる
転職エージェントは仕事選びの強い味方ですから、ぜひ上手に活用して転職・就職を成功させましょう。
以前は18歳無職の就職活動となると、どのエージェントも相手にしてくれずサポート無しで一人で就職活動をしなければいけなかったので、非常に辛い立場でした。
しかし、少子高齢化で若者の人材需要が大きくなると、既卒、中退者やフリーターでもサポートをしてくれるエージェントが増えました。
エージェントを使うとグッと就職活動が楽になるので、ぜひ活用して正社員の内定をゲットしましょう。