これといった資格も無い人が既卒で就職活動をしても、なかなか内定は取れません。
ハキハキ喋れたり、芯が一本通っている人などは内定を取るのも早いですが、どことなく自分に自信のない人が就活で内定を勝ち取るのは難しいです。
就活本を熱心に読んでいる人も、最終面接で落とされることが多いですね。
一方で、元ミュージシャンだったり留学経験有りなど、履歴書に個性がある人もまた内定が出やすい傾向にあります。
面接でハッタリをかますことが出来る、良くも悪くも個性派な人材はなぜ企業に好かれるのでしょうか?
既卒の就活で見落としがちな個性について調べてみました。
個性のある人は一緒に働きたいと感じやすい
よく企業の選考基準に「一緒に働きたいと思う人」という項目が上位にありますよね。
スキルや職歴のない新卒・既卒を採用する場合、彼or彼女を育てたいか、一緒に働きたいかを重視することが多いようです。
愛嬌というのは立派なスキルの一つで、可愛がられる人はやはり世渡りも上手です。
とはいえ、誰しも愛嬌のある人ばかりではありません。
しかし、人は必ず個性を持っているはずです。
例えば、黙々と一つのことをこなせる個性や、ネットの情報をまとめるのが得意など、游びでも勉強でも何かしら積み重ねてきたものがあります。
作家の名言で「万人に好かれる作品を書くな。100人中20人が面白いと言ってくれる作品を書け」という言葉があります。
全ての人に好かれようとすると、無個性で癖のない作品になってしまい、結局埋もれてしまう…だったら80人に嫌われても20人が好きといってくれる尖った作品を書きなさいという意味があります。
これと同じで、就活も「癖のない就活本の見本みたいな履歴書」では誰も興味を持ってくれません。
2割が好きになってくれるような個性的な履歴書が必要なのです。
しかし、悲しいことに就活で内定が決まらない人のほとんどは、その個性を上手く伝えきれていません。
魅力的な個性も演出ひとつ、見せ方ひとつで印象は大きく変わります。
そこで必要になってくるのがハッタリです。
個性をハッタリでかませる人材が内定を取る
よく就活で「踊りが得意です」といったら「じゃあちょっと踊ってみて」と言われて面食らった、という話を聞きます。
これは何も嫌がらせで聞いているわけではなく、就活生の対応力を見ているのです。
社会人になれば無茶ぶりなんて日常茶飯事です。それをハッタリや実行力で何とかいなしていくことが必要になります。
自分に自信なさげに「それはちょっと」と言う人よりも、恥も不安も捨てて踊った人の方が「対応力あり」と評価されて内定を得られるのです。
既卒の場合、就活においては新卒よりも不利な立場です。
だからこそ、履歴書に個性をつけて戦わなければいけません。
例えば「就活で失敗した」エピソードも、欠点と思われがちですが、実は既卒ならではの挫折エピソードになり、強い武器にすることが出来るのです。
また、空白期間を個性で彩ることにより、新卒にはない個性をアピールすることも可能です。
「作家を目指して小説を書いていた」
「アルバイトをひたすらこなしていた」
「絶望して引きこもっていた」
一見すると、残念なエピソードしか出てこないように思えます。
しかし、大切なのは、これらの絶望的なエピソードから、いかに今「考えなおして就活を頑張っている」に繋げるかが大事です。
企業が既卒者にもとめているのは完璧超人ではありません。
新卒者にはない個性。
挫折経験。
論理的な思考と行動力です。
なぜ既卒になってしまったのか?
既卒になった後は何を思いどんな事をしていたのか?
内定が取れなかった理由をどう分析しているか?
なぜ、今就活を再開したのか?
こういった疑問に対して、一つ一つ自分の考えを整理していけば、それだけで個性溢れる志望動機や自己PRが完成するのです。
<
div class=”section”>
ありきたりなコピペアピールじゃ通用しない
既卒の就活は、新卒のように就活本をなぞったようなアピールではダメです。
自分だけにしかない個性と、面接でそれをアピールするハッタリがなければ既卒の就活戦線は勝ち残れないでしょう。
一度、自分の履歴書がつまらないものになっていないか、見直してみましょう。
もし自分の個性をいかした履歴書の書き方が分からない場合は、既卒も扱っている転職エージェントに相談するのも有効な方法です。
現在、20代の既卒者を積極的に募集している既卒者向けのエージェントサービスが出てきており、オススメの転職エージェントはDODAです。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。
自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。
既卒の就活のノウハウを持っているプロの手を借りて、しっかりと個性のこもった履歴書を作成し、就活を進めていきましょう。