ガストやジョナサン、サイゼリアなどファミレスはコンビニと同じくらい町にはおなじみの存在になりましたね。
ファミレスのアルバイトは高校生OKのところが多く、高校1年生から定年した方まで幅広い年齢層の方が働いています。そのため、どんな年齢の人でもバイトに採用されるので、体力が必要とされる肉体労働や交通整備などのバイトにくらべて、比較的ハードルが低いと思います。
今回はそんなファミレスのアルバイトに関するメリット・デメリットを紹介します。
仕事内容は難しくない
ファミレスのホールスタッフの仕事内容は、主に注文を取ること、料理をテーブルに運ぶことです。注文を間違えること無く正確に機器に打ち込んで、キッチンスタッフに伝えることが大事です。
料理を運んだり空いたお皿を下げる時の持ち方は、マニュアルに書いてある通りにやれば安全に持つことが出来ます。一見すると「あんなにお皿を持つなんて凄い!」と驚いてしまうかもしれませんが、コツを掴めば誰でも三皿以上を同時に持つことが出来ます。
ファミレスのメニューは季節モノを除いて、大幅改定が無い限り決まりきっています。また定番メニューもあるので、メニューを覚えるのもそれほど苦労しないでしょう。
仕事内容は一週間もすれば一人立ち出来ます。
業務内容が複雑なコンビニに比べると、作業内容は少ないと言えるでしょう。
そのため、採用基準も低めで、スタッフが足りなければ入れる時間次第で合否が決まることが多いようです。もっとも、接客業なので笑顔が無い、声が小さい人などは採用を見送られてしまうので、面接や仕事では笑顔を大切にしましょう。
時給は低めで楽かどうかはお客さん次第
残念ながら、時給は比較的低い傾向にあります。時給800円代が基本で、殺人的に忙しい都内の場合は1000円を超えますが、それに比例して労働量も増えます。
また深夜のシフトは時給も増えますしお客さんの流れも少なくなりますが、そのぶんスタッフも少なく、客層も酔っ払いやヤンキーなどの層が多くなってくるので、ある意味では昼間より厄介です。
スタッフが急に来なくなったりすると、ホールスタッフもキッチンスタッフもパニックになります。特に夕食時のピークタイムに人数が足りないと、料理がどんどん遅れてクレームまみれになり、謝り続けるはめになります。
飲食店に来るお客さんはお腹がすいているので、余計に気が立っています。特に肉体労働をしているお兄さん達が常連のファミレスでは、怒号を浴びせられることも少なくありません。「タダにしてちょうだい!」と叫ぶおばさんもいますから、クレーマー対策、ストレス耐性は必須です。
もっとも、そんな運のない日はそうそう無いのですが、ファミレスは当たり外れがあるので、あまりにもクレームが多いと感じたら別のファミレスにうつることを考えましょう。
ファミレスは人生の縮図
ファミレスの面白いところは、様々なお客さんが行き交うところです。受験勉強をしに来る高校生がいたり、別れ話で揉めてるカップルがいてリアルに水をかけるシーンを目撃出来たり、とにかくファミレスに勤めていれば何かしらの面白イベントを見ることが出来ます。
店員同士の恋愛も多いようです。若い世代が多い店舗では、なにかと恋愛の話が聞けたり、実は店長があの人と…なんて話も聞けるので面白いです。もちろん自分自身にも恋愛があるかもしれません。
接客業なので上手に接客出来れば「ありがとう」と言われることもあります。
これこそ接客業の醍醐味ですね。
嫌なこともありますが、一度やったらやみつきになる面白さがあるのが接客業です。その中でもファミレスは初心者向けなので、バイト初心者の人はぜひファミレスを候補に入れてください。