高校を中退したり、そもそも高校に行かなくとも高認をパスすれば高校卒業と同様の資格を得られるため、18歳になったら大学受験に挑戦することも可能です。
しかし、高校に行かず大学に行く、となれば、もちろん15歳~18歳までの3年間は、大多数の人とは違う人生を歩むことになります。
そこで、高認をとって大学受験をしようと決心した人が経験しておいたほうが良いことをまとめておきます。
受験勉強
当然ですが、高認をとった人は学校に行かないので勉強は自主的にやることになります。高校に行っているならば友達(勉強仲間)がいますし、先生の指示などもありますから、やる気がなくても何となく学校の雰囲気で勉強をすることが出来ます。
しかし、高認をとって大学受験を目指す独学になると、相当な意志が必要です。怠けようとすればいくらでも怠けられますし、勉強をサボっても怒られることもありません。
大学受験は生半可な勉強量では突破出来ませんし、日々の積み重ねが大切です。
なので、最低でも2~3時間は毎日勉強の時間を取るようにしておきましょう。
ただ、例えば私立の文系・理系の大学に行きたいということであれば、勉強するべき科目は3~4科目に絞られるので、その科目だけ集中して勉強するというのも手です。
特に英語は文系理系問わず受験で必要な上に配点比率が高いので、英語を集中的に勉強しておきましょう。
アルバイト
アルバイトは社会経験になりますし、他者との接点の場、貴重なコミュニティとなります。
また、お金も貰えるため、自立への第一歩になります。
大学に行くにしても、学費や参考書代など、まとまったお金が必要になるので貯金する習慣も今のうちにつけておきましょう。
しかし、アルバイトを詰め込みすぎて勉強がおろそかになっては意味がありません。
「人手不足だからいっぱい入って!」
と頼まれても、はっきり断る勇気を持ちましょう。
大人になってからも、断るという選択肢をちゃんと持っておくことが大事です。
旅行・留学
高認ならば、他の高校生とくらべて時間があるので、旅行や留学などを楽しむのもオススメです。
留学なら文化を学べるだけでなく、英語の勉強にもなりますし、他の高校生は味わえない貴重な経験をすることが出来ます。
「でも、海外留学や海外旅行は高いのでは?」
と思う方もいますが、オフシーズン、1ヶ月程度ならば10万円~20万円で行けます。
オススメはフィリピン・セブの留学で、マンツーマンの語学留学が10万円前後で受けられますし、リゾート地なのでとても開放的です。
他にもヨーロッパ付近がいいなら、マルタ島なども、観光も出来てオススメです。
高校生で英語を学ぶためにフィリピン留学している方も多く、旅行としても楽しいのでぜひ体験してみてください。
大学の資料請求をしておこう
高認試験を浮けて大学受験を目指すなら、まず目標・ゴール地点をしっかり見ておくことが大切です。
受験勉強は辛いです。途中で投げ出したくなる時もあります。
しかし、ゴールである大学での生活が具体的にイメージ出来ていれば、やる気は持続出来ます。
大学の資料は誰でも簡単に手に入れることが出来るので、まずは大学の資料請求をしましょう。
オープンキャンパスの日時ものっているので、色々な大学のオープンキャンパスを体験して「やるぞ!」という気持ちを強めましょう。
心理学的にも、目標のイメージがしっかりしていればいるほど、やる気が出るという研究結果がありますので、これから受験を目指す人にオススメの方法です。
大学の資料請求はマイナビ進学から簡単にWebで申し込めるので、マイナビ進学を利用しましょう。
実際、当ブログに投稿してもらった「ヒキニートから専門学校に入学して就職した人も、マイナビ進学を利用しています。
学校に行かないからこその経験をしよう!
高認の場合、学校に行かないことに対してコンプレックスを感じる人が多いです。
しかし、高認だからこそ出来る経験がたくさんあります。
仲間を作る場所もアルバイトや留学、ボランティアなど様々なことにチャレンジすることで、学校に行っていないからこそ味わえる貴重な経験が出来ます。
高認をとったら、次の挑戦である大学受験までに、勉強だけでなく色んなことを経験しましょう。
ふとした時に不安になりやすい環境だからこそ、勉強とリラックスのバランスを意識することが大切です。