昔から小売業は外食産業や介護業界に並ぶ「ブラック業界」として有名です。
しかし、就職難易度の低さから未だに多くの学生がスーパーに就職をして、その労働時間の多さと立ちっぱなしのキツさで辞めていきます。
年収は平均的なのですが、サービス残業の多さ、今後のキャリアの狭さ、肉体労働による腰への負担や人間関係のキツさを考えるとあまり割に合っていません。
今回はスーパーを含む小売業がいかにキツイかを紹介します。
業界そのものがブラック
某大手小売にいたけど、毎日、頭がおかしくなりそうだった。
マニュアルが厳し過ぎて、無駄な仕事が多いのと、バイヤーが馬鹿過ぎて、送り込みの商品が半端なかった。
過剰在庫のせいで搬入や整理に無駄な時間を喰われた。人間関係もギスギスしてて、誰も彼も協力しようなんて気が一切ない。
パワハラなんて当たり前。
皆楽して働こうって奴ばかりで、真面目な人ほど病んで辞めて行く。慰め合うみたいに社内恋愛に逃げる人も少なくない。不倫は多い。
薄給激務。シフト制だから不眠になる。健康を害する人が続出。離職率も半端なく高い。
業界自体が病んでいる。新卒の人に生き生きと働いてほしくてコメントしました。
上記は小売業、スーパーに就職した人の体験談です。
小売業はその特性上、朝早くから準備をして夜遅くまで働くという長時間労働が常習化しています。その労働時間は15時間にも到達すると言われており、24時間のスーパーやコンビニでは深夜シフトもあり、身体にかかる負担を考えると過酷な労働条件です
また、全体的に大手小売起業は年収が平均的ですが、中小の小売企業だと薄給激務です。
38 : 風吹けば名無し[] 投稿日:2014/02/13(木) 11:18:01.15
わいの知ってるスーパー社員は6時22時の月5,6休みやな
手取り18万勤務地東京
ボーナスは3年目から
完全週休二日制をとっているところも珍しく、外食産業の店長よりは休めるが、それでも労働条件はどっこいどっこい、といった労働条件が多いようです。
スキルがつかないから転職も厳しい
小売業の大きな弱点は、スキルがつかずキャリアアップが難しいという点です。
また、同業他社に転職しようとしても、業界そのものがブラックなので、労働条件の改善は難しいのが現状です。
営業や経理、IT業などオフィスワーカーであれば、同じ業種でも会社が変われば天国、という転職体験談は多いですが、小売業は言ってしまえば「誰でも出来る」仕事であることが多く、スキルでの転職が難しいです。
営業職などはキャリアアップが可能ですし、事務職への転職もやろうと思えば可能です。
しかし、小売業の多くはキャリアアップが難しいです。
同じ肉体労働でも建築業や土方であれば知識をつけてキャリアアップ、独立が可能ですが、小売は極論を言ってしまえば、何も考えなくても出来る仕事です。
また、小売業は就職が簡単にできるから入った、というキャリアパスを考えていない人が多く、人材の質も悪いので、人脈を築くことも出来ず、行き詰まりやすい構造になっています。
安く働く「外国人労働者」に取って代わられる可能性が高い
「外国人技能実習生」という制度をご存知ですか?
日本政府が、ベトナムやフィリピンといった物価の低い途上国の人材を、一定の条件において労働を認める制度です。
最近、コンビニや飲食店で外国人バイトをよく見かけますよね。彼らは留学生バイトですが、近い将来、さらに時給の安い外国人技能実習生が取って代わる…と言われています。
外国人技能実習生は日本の奴隷制度と言われており、ブラック企業が安く外人をこき使うために利用しています。
主に農業が中心ですが、今、政府はコンビニなどの小売でも認める方針を建てています。
もし、あなたの賃金の半分で働く外国人がスーパーにやってきたら、どうなると思いますか?
間違いなく外国人に仕事を取られてクビになったり、給料を下げられてしまうでしょう。
小売をはじめとした単純作業は、今後、未来がない職業なのは言うまでもありません。
自分で店を持つならともかく、雇われ店員では一生低賃金の奴隷ですよ。
だれでも出来る仕事には就くな
これから、誰でも出来る仕事はどんどん無くなっていきます。
前述したように、移民や非正規雇用に押され、年収はどんどん下がっていきますし、せっかく人材不足で売り手市場になってもスキルがなければ見向きもされません。
接客業という大きな括りで見れば、まだまだキャリアアップの余地はありますが、何も考えず小売で働いている、といった状況になるとキャリアが行き詰まります。
1日15時間労働と立ちっぱなしによる腰痛リスク、低賃金のリスクを考えると、20代でスーパーや小売業に就職するのは、ちょっとオススメ出来ません。
やはり火のないところに煙は立たないのです。就職や転職をする際は業界の評判やキャリアパスを考えて選びましょう。
転職エージェントを利用してキャリアをしっかり計画しよう
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