会社を辞めてワーキングホリデーに行くとき、意外と大きい出費になるのが海外保険です。
専門の海外保険に入ると、怪我や病気になった時に1000万まで保障されるなど保障は手厚いのですが、半年~1年になると数十万円単位で負担になるので出来るだけ節約したいところ。
保険の節約方法として、多くの人が思いつくのがクレジットカードについている海外旅行保険です。ほとんどのクレジットカードには自動付帯といって、海外に入ってから3ヶ月間は保険に加入していることになります。
クレジットカードを持っていれば、実質、タダで海外保険に入っているようなものです。
しかし、ワーホリの場合は半年~1年に渡る場合が多く、クレジットカードの海外旅行保険だけだと、3ヶ月で無保険になってしまいますし保証内容も怪我、病気時の保障が100万円までと緊急時には物足りません。
「でも、日本の海外旅行保険は高い……」
そんな人にオススメしたいのが、利用付帯のクレジットカードと現地保険を組み合わせた海外保険です。 具体的なやり方を見て行きましょう。
利用付帯の三井住友VISAカードを用意しよう
利用付帯というのは、海外に入国した瞬間からカウントされる自動付帯と違って、海外の公共交通機関(タクシーやバスなど)の支払いをした瞬間から3ヶ月間保険に入ることが出来る海外保険です。
これを自動付帯のクレジットカードと組み合わせれば、
1:最初の3ヶ月は自動付帯のクレジットカードの保険
2:1の保険が切れる直前、つまり3ヶ月目に三井住友VISAカードでバスやタクシーの支払いをして利用付帯の保険をスタートさせる
たったこれだけの手順で、通常3ヶ月しか持たないクレジットカードの海外保険を6ヶ月間まで引き伸ばすことが出来ます。
利用付帯の保険があるクレジットカードはいくつかありますが、一番のオススメは三井住友VISAカードです。利用付帯の保険付きクレジットカードは審査が難しいものが多い中で、三井住友VISAカードは学生でも無職でも審査が通ります。実際、私も仕事を辞めてからワーキングホリデーにいったのですが、他のカードの審査は無職が仇となり落ちてしまいましたが、三井住友VISAカードだけは通りました。
私の知る限り、利用付帯の保険がついており、審査が緩いのは三井住友VISAカードのクラシックAだけです。
現地保険を使う
オーストラリアやカナダ、イギリスなどワーキングホリデー適用国には現地の保険があります。実は、ワーキングホリデーで入国しても、現地の保険に入ることが出来ます。当然、全て英語なので英語力がないと保険に入れませんが、中には日系の現地保険もあるのでスタッフが日本語を使えることがあります。
現地保険は1日2ドル程度(200円)なので、月の保険料は6000円くらいになります。
日本で海外保険に入ると1ヶ月1万円が相場なので、4000円も節約出来ます。保障内容の金額は、やはりクレジットカードと同じく少ないですが、クレジットカードと組み合わせることで十分カバー出来ます。自動付帯の保険は保証内容が大きいのが一般的なので、最初は3ヶ月は自動付帯のみが一番安いです。
というわけで、海外保険の節約術の王道としては
1:最初の3ヶ月は自動付帯のクレジットカード保険
2:3ヶ月目に交通機関で三井住友VISAカードを切り利用付帯のクレジットカード保険+現地保険
3:6ヶ月目以降は他のクレカの利用付帯保険+現地保険継続
これで1年の保険を安くカバー出来ます。
ともあれ、ワーキングホリデーを考えているなら、クレジットカードをなるべく大目に作っておきましょう。出来れば在職中に作っておくのがベストですが、無職でも審査が通るクレジットカードは、自動付帯のクレジットカードは楽天カード、利用付帯は三井住友VISAカードです。
ちなみに、楽天カードは会員費のあるプレミアムカードにすると、空港のVIPラウンジが無料で使えます。東南アジアなどを旅する人にはオススメです。
ともあれ、ワーキングホリデーを考えているなら、保険の面でも通常利用の面でも、2~3枚クレジットカードがあると便利なので、ぜひこの機会にクレジットカードを作っておきましょう。
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