資格勉強中に音楽を聞く人は多いと思います。
音楽にはやる気を出す効果や集中力を発揮させる力があり、実際に大学の研究でその成果は確認されているモチベーション発揮の王道ともいえる勉強法です。
最近ではYoutubeやニコニコ動画などでも「作業用BGM」というタグで集中できる音楽をまとめた動画がアップロードされています。
しかし、勉強時の音楽の選び方にもコツがあります。
オススメの方法は同じ曲をリピートする方法です。
その理由を説明していきましょう。
なんとなく習慣で音楽を聞くのはNG
音楽を聞きながら勉強する方法は、あくまでやる気を引き出す手段であり、音楽が気になったり、意味はないけど何となく音楽を聞きながら勉強するのは、かえって集中力が下がるのでNGです。
音楽でやる気が出る効果の一つに、雑音による集中というものがあります。
聞き慣れた音楽や同じ曲のリピートだと、だんだんそれが雑音になり、音楽よりも勉強に意識がいき集中力を高めることが出来ます。
逆に聞きなれない曲だと、意識が曲にいってしまい勉強がおろそかになってしまいます。
音楽がなくても集中出来そうな時は、音楽を聞かずに勉強しましょう。常に音楽を聞いて勉強していると、それが普通になってしまい効果がイマイチになることもあります。
雑音が集中力を引き出すのは、例えばカフェなど雑音のする環境で勉強に集中出来る現象に似ています。人間の脳は意外と飽きっぽく、いつも静かな自習室では気が滅入ってしまいやる気が出にくくなります。
音楽は、家や自習室でもカフェにいるかのように雑音を生み出すことが出来ます。
ペースメーカーにピッタリ
聞き慣れた曲ならば、1曲何分で終わるか、アルバム全体で何分かかるか理解しているはず。
これを利用して、勉強時間を測る事もできます。
例えば60分のアルバムであれば、これが終わるまで資格勉強する、と自分にルールをつけておけば、曲が終わるまで集中して勉強することが出来ます。
勉強ではメリハリをつけることが大事ですが、いつもタイマーを使っていては変化がなくつまらないものです。また、静かな自習室などではバイブレーションが迷惑になることも。
そこで、音楽をペースメーカーにするというのも一つの手です。
あてがなければクラシックや映画音楽などがオススメ
クラシック音楽はやる気の源であるα波を引き出す効果があると研究で明らかにされています。
音楽のあてが無い時は、クラシックなどを聞くとやる気がアップします。
バッハや
また、映画音楽などは歌詞がないので音楽に気が取られず、集中することが出来ます。
私は作業時には、ジュラシックパークのサントラやバックトゥザフューチャーなど、古典的な映画の音楽をよく聞いています。ロッキーなどもやる気が出ます。
他にはディズニーランドのBGMなどもオススメです。
ディズニーランドに行ったことがあれば、ディズニーランドのワクワク感やポジティブな気持ちがBGMと共に蘇り、勉強に前向きに取り組むことが出来ます。「そんなバカな」と思う人もいると思いますが、意外と人間の心理というのは単純で「思い出し」によるモチベーションアップは効果があります。
自分が元気になれる曲や頑張れる曲をリストアップしておきましょう。