社会人になると日経新聞を読みなさい、とよく言われる。
日経新聞を見て世の中の流れを知れば、社会人としての話術もつくし転職する際にも景気のいい業界を知ることが出来て有益だ。
しかし、現在は新聞よりもスマホなどでネットニュースを読むだけの層が増えている。ネット時代になり、経済ニュースもネットで見れるようになってきたからだ。
おまけにネットニュースは無料で、通勤中など新聞よりもかさばらないしゴミも出ない。
そのため、若者はスマホで経済ニュースをチェックするのが普通になってきている。
しかし、果たして日経新聞をとるべきか、ネットで済ませるべきか。
紙媒体の新聞とネットニュースそれぞれのメリットとデメリットを考察したい。
紙媒体の新聞は費用負担が大きい
日経新聞など各新聞は、やはり月額の費用が大きいことがあげられる。コストとしては無料のネットニュースに比べて長期化するほど大きくなる。
また、毎日購読する余裕がなくても、新聞は決まって送られてくるため、読みたい時だけ、という訳にはいかない。
紙媒体はかさばり、ゴミになるという面も大きなデメリットだ。
ネットニュースとは違い、現物なので処理は少なからず面倒になる。
内容は日経新聞の方がまとまっていて読みやすい
当然だがネットニュースよりもレイアウトの決まっている日経新聞の方が、読みやすく自分で取捨選択する必要性がネットニュースよりも少ない。
ネットニュースは自分でニュースをピックアップする必要があり、受身の姿勢ではあまり有益な情報ソースにはならないのが難点だ。
また、ネットニュースはついついくだらない記事まで読んでしまうことがあり、タイムロスがついてまわる。最近は週刊誌のような記事も増えており、質は日経新聞に軍配が上がる。
現物だからこその利用価値もある
しかし、新聞紙は現物だからこそ利用出来ることもあり、部屋干し時の湿気取りや汚れふき、野菜の保存、ゴキブリ退治用など様々なシーンで利用出来る。
ネットニュースに比べ、現物ならではの付加価値はある。
電車移動時はスマホの方が楽
電車内で新聞を広げられると、はっきり言って邪魔だ。特に朝の満員電車では新聞を広げるのはマナー違反とされている。また、新聞は荷物にもなる。
スマホの方が場所はとらず、どこでも読むことが出来るという点では小回りがきいている。
経済的余裕の問題
結論としては、日経新聞は社会人としてとっておいたほうがいいが、経済的に厳しければ定期購読ではなくコンビニなどで購入するようにしたい。また、定期購読するならば読む場所や時間を決めておくことが大切だ。
新聞を読みもしないのにとり続けることは、資源の無駄でありお金を溝に捨てるようなものだ。
電子版のニュースと現物の新聞、生活スタイルに合わせて選択したい。