社会人の方でも転職者の方でも、資格勉強をするぞ! という人は多いと思います。
TOEICや簿記、各種国家資格など、世の中にはさまざまな資格があり、資格の有無によって昇給や内定率が大きく変動します。
しかし、資格勉強というのは、なかなかやる気が継続しないものです。
そこで資格勉強のやる気が持続するとっておきのアイテムを紹介します。
それはタイマーです。スマートフォンには、その機能がついていますね。
この記事では、勉強におけるタイマーの上手な使い方を紹介します。
常にタイマーを使って時間をはかる
勉強でタイマーを使う場面といえば、模擬試験問題集などを解く時に使うくらいで、普段の勉強ではあまり使う機会がないのが普通だと思います。
しかし、通常時の勉強でもタイマーを使って時間を決めておくと、メリハリをつけて勉強することが出来ます。
例えば、テキストの5ページまでを30分で終わらせる、と目標を立てておき、勉強を開始します。目標の部分まで終わったらタイマーを見て、何分残っているか確認し、5分以上残っているようならば、次回は更に短くしていきます。
そして、ギリギリのラインを見つけたら、今後はそのタイムを目標に、毎回、勉強開始時にタイマーをセットしてください。
こうすることによって、集中して課題をこなす癖がつき、更に終了時の時間が残っていればいるほど達成感を得ることが出来ます。
これは復習時にも有効で、復習の場合は当然、初回よりも早くテキストを進めることが出来ます。
1度終わらせたテキストを何分で全部復習出来るかなどチャレンジすれば、数字でハッキリと成果を見ることが出来ます。
他にも、残った時間分だけ休憩をする、など自分ルールを決めるのにも有効です。
やるべきことを細分化しておく
やるべきことは最初に細分化しておくと、タイマー式勉強法と組み合わさって、さらにやる気を起こしやすくします。
例えば、テキスト30ページを10日間でやるならば、1日あたり3ページをこなす必要があります。仕事終わりに1時間、カフェで勉強時間を取るとすると、1時間で3ページを進めればいいことになります。
更に、前日の復習も行うとすると、1日に復習3ページ、本日分の3ページの合計6ページがノルマになります。
よって1時間のうち前半20分を復習。残り40分で新規3ページを勉強すればいいことになります。
20分復習。40分新規3ページ。残り時間は休憩。
ここまで作業を細分化すれば、やるべきことがハッキリして、必要な時間も目に見えるので取り掛かりやすくなりますね。
少なくとも、10日で30ページという漠然とした計画より、ずっと分かりやすいです。
このように1日単位でやるべきことを細分化して、タイマーで測って残った時間を休憩時間、というようにすれば「早めにノルマを終わらせたら、ゆっくりコーヒーを飲む」などご褒美も出来るので、モチベーションを保ちやすくなります。
人間は時間に追われないと集中出来ない
人は緊張状態ではあまりパフォーマンスを発揮出来ませんが、緊張がまったくない状態は更に輪をかけてやる気も集中力も発揮出来ません。
タイマーを使った勉強法は、緊張感をつけるだけでなく達成感も得ることができるので、ぜひ模擬試験問題集を使う時以外にも活用することをオススメします。