「このテキストを今月中に終わらせる予定だったのに、まだ半分も残ってる!」
勉強計画をしっかり立てたのに、トラブルなどで計画が破綻することはよくあります。
人間の心理として、一度、計画が破綻してしまうと「完璧に出来ないからもういいや」と諦めてしまう傾向があります。
特に完璧主義者の人や几帳面な人に多く、計画の破綻で勉強や資格習得へのモチベーションがあっという間に落ちてしまうことは多々あります。
しかし、計画やスケジュールというのは常に変更があるものとして考えなければいけません。
勉強スケジュールが破綻した時の上手な考え方を記述します。
思い切って延期する
試験を受ける日にちや、テキストが終わる時期を延期するのが、一番簡単な変更方法です。
あまり延期を軽々しくやってしまうと、緊張感がなくなり締切効果がなくなってしまうのでは? という心配もありますが、現実的に困難なスケジュールになってしまった場合は勇気を持って延長をするべきです。
1年に1度の国家試験などであれば、あえて受験を来年に延期するのも手です。
ここで、無理をして「絶対に合格しなきゃ」と奮い立たせると、落ちた時に一気にやる気がなくなってしまう可能性があります。
合格する確立が明らかにゼロに近い場合は、計画を延期して長期的な視点を持つことが大事です。
目標を一段階下げる
TOEICなどで「必ず850点以上をとるぞ!」と意気込んでいたものの、計画が遅れてしまった場合などは目標を一旦下げることをオススメします。
例えば、模擬試験の結果などから、現実的に考えて00点しかとれそうにないなら、最低でも650点はとる、という風にボーダーラインを決めて、計画を立て直すと上手にモチベーションを管理することが出来ます。
国家資格などでも、2級の予定だったけど計画が遅れたので3級を受験するなど、少しハードルを下げることで、勉強計画の破綻によるモチベーションダウンを防ぐ事ができます。
計画に振り回されない
勉強計画はあくまで予定、計画であり、予想外の出来事で計画が早く進んだり遅れたりすることは当然あります。
なので、あまり厳密に考えすぎず、だいたいの目安としておくのが計画と付き合うコツです。
もし現在の計画で上手くいかないようであれば、やるべきことや優先順位、時間の管理、使用している参考書のレベルなどの要素を再検討する必要があります。
変更を恐れず、どんどんカスタマイズして、自分にあった計画にしていきましょう。