志望動機は履歴書、面接どちらでも必須の項目で、退職理由と並び転職において最も重要なファクターの一つです。
しかし、退職理由、自分の将来のキャリアと絡めて志望動機を一本の線を引いて書くのはなかなか難しく、皆苦労しているようです。
後回しにしても、志望動機がハッキリしないことには履歴書を送ることも出来ませんし、採用試験を受けても面接でコテンパンにされて落ちるだけ。
一番最初に完成させなければいけない項目です。けれど、やる気がでない、思いつかない……
そんな時は場所を変えてカフェで志望動機を考えてみましょう。
場所を変えてアイデアを出す、というのはクリエイティブ系の職業の方がよく使う手で、さまざまなメリットがあります。
環境を変えることで思考がリセットされる
カフェに入ると、まず耳に入ってくるのが環境音です。しゃべり声や店員さんの機械的な挨拶など、自宅とは打って変わって騒がしくなります。
こんなに環境音がうるさいと集中出来ないのでは? と思いがちですが、実は人間は全く静かな場所だとかえって集中出来ないことがあります。
特に自宅は休む場所だと脳が勝手に判断しているため、思考が鈍りがち。外にでることで思考がシャープになり、志望動機のアイデアも出やすくなります。
また、志望動機が思いつかないのは何かにこだわっていたり、思い違いをしていることが多いもの。カフェで人々を見つめながらゆっくり思考を巡らせているうちに、違った視点のアイデアが出てくるかもしれません。
カフェはドリンクバー一つで何時間でも集中出来る。
混んでいるピークタイムは別ですが、平日の昼2時、3時などは席もあいていて、履歴書を書いたり勉強するのに最適です。
自宅というのは、どうしても勉強をしていると空気がこもりがち。ついついパソコンで余計な情報を調べてしまったりして、転職の軸がブレやすくなってしまいます。
カフェにいけば、そういった余計な情報がシャットダウンされて、目の前の志望動機に集中出来ます。
値段もドリンクバーやコーヒー程度なら300円以下で、場所代を考えると、とても効率よく志望動機を作成することが出来ます。
志望動機を考える時は働いているビジョンを妄想する
志望動機は、希望する会社、業界で働いている未来の自分を妄想しなければ書けません。3年後、5年後に転職先でどんなことをしていきたいのか? それを明確にするだけで、志望動機は書けます。
妄想するには、上記に書いたように余計な情報は不要です。情報不足の場合は本屋にいって業界や企業を調べる必要がありますが、知識をアウトプットする時は目に見える情報はすくないほうが良いのです。
作家や漫画家もアイデアに行き詰まるとカフェやファミレスで創作活動をするそうです。
やはり一人でこもっていると、色々と息が詰まるのでしょう。
皆さんも志望動機で詰まったら、気分転換にカフェに出向いてみると意外なアイデアに出くわすかもしれませんよ。