面接でよく聞かれる「自己PRして下さい」という質問に対して、エントリーシートや履歴書に書いた自己PRと同じことを話すべきか否かというのは、多くの就活生が抱く疑問です。
「同じことを話すよりも、履歴書やエントリーシートに書けなかった新しいエピソードを話したほうが受かりやすいかも!」
と勘違いする人もいますが、履歴書やエントリーシートに書いた自己PRと同じことを言うべきです。
自己PR欄に書ききれなかったエピソードなどを付け加えて話したり、順番や緩急を変えて話すのはOKですが、全く違うエピソードを語ると「履歴書に書いてある自己PRと違う……」と面接官が混乱してしまいます。
アピールしたいがために、あちこち話題が飛んでしまうと、聞き手である面接官に「結局、どれが本物の自己PRなの?」と疑問を抱かせてしまいます。
面接官は事前に自己PR欄を見ていますし、当然、その話をしてくるだろうと思って面接に挑んでいます。そこで別のエピソードを話されたら、評価以前に驚いてしまいます。
では、なぜ書類に書かれている自己PRをわざわざ面接で改めて問うのでしょうか?
今回は自己PRの語る時に、面接官に見られるポイントを紹介します。
理路整然と話が出来ているか?
事前に何度も面接の練習をしたり、エントリーシート、履歴書の推敲をしていれば、面接では頻出の質問である自己PRの問いに対して理路整然と話が出来るはずです。ここで、あたふたしたり別のエピソードを語ってしまうと
「面接の練習をしてないな?」
「自分で書いたことなのに覚えてないの?」
「自己PRも出来ないようじゃ商品のプレゼンも出来ないだろうなぁ」
と、マイナスの印象を与えてしまいます。
また、いかにも丸暗記してきました、というような棒読みもマイナスです。
早口だったり、聞き手のことを考えていない自己PRも論外です。
面接は自分のプレゼンテーションです。自己PRを面接で改めて問うのは、事前に準備していればスムーズに話せる内容ですから、自己PRそのものだけでなく、プレゼン力を見ることが出来るためです。
突っ込んだ質問をしても上手に返せるか?
仕事の現場では予想外の質問や問い合わせが来ます。しかし、商品や作業内容をしっかり理解していれば、どんな質問にも答えられますし、分からないものは分からないとハッキリ言うことが出来ます。
自己PRのあと、面接官は必ず「なぜ○○しようと思ったの?」「○○は選択肢になかったの?」など、自己PRをさらに掘り下げる質問をしてきます。
「サークルのリーダーで頑張りました」
「バイト先で売上伸ばしました」
といった、ありきたりな自己PRでも、上っ面だけとりつくろった人は掘り下げた質問に答えることが出来ません。そういった適当な自己PRを振り分けるために、面接官は突っ込んだ質問をするのです。
よく自己PRに「他の人とは違った自己PRをするべきか?」という質問をしてくる学生がいますが、当然、海外ボランティアや全国大会出場経験などは目を引きますし、好印象ですが、平凡な経験でも突っ込んだ質問に答えられるなら問題ありません。
出来れば、他の学生が経験してそうな質問でも「私はこう思った」という「私」という主観を大事にしてください。
オリジナリティが出るのは、主観の部分です。自己PRの内容で見られるのは、このオリジナリティの部分といっても過言ではありません。
小細工をせずありのままが一番
学生の自己PRなんて、よほどの才能の持ち主以外は大差ありません。
大事なのは「真剣に準備をしてきたか?」「聞き手のことを考えて喋っているか?」といったプレゼン力です。
変に意識してあっちこっちに話が転がらないように、自己PRは1つに絞ってアピールしましょう。
転職なら転職エージェントに相談して自己PRをブラッシュアップしよう
転職の場合は、新卒と違ってプロの手助けを受けることが出来ます。
転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。
転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。
また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。
そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。
転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。
オススメの転職エージェントはDODAです。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
新卒なら就職エージェントを活用しよう!
誰にも相談せず、一人で就職活動をするのは非常に辛いです。
誰かの支えが無いと、人の心は折れやすいもの。特に負担の大きい就職活動では「もう辞めたい」と思ってしまいがち。
そこで、新卒専用の就職エージェントを利用することで、就活のモチベーションを維持するという方法をオススメします。
エージェントというと、高いキャリアを持つ人だけが利用するヘッドハンティングのイメージがありますが、現在、新卒もサポートしてくれる就職エージェントが登場しており話題になっています。
新卒でも登録出来る就職エージェントは「キミスカ」というエージェントサービスです。
キミスカは新卒の学生専門の就職サポート・インターン紹介機関で、就職をきっちりサポートしてくれる就職エージェントです。エントリーシートの書き方や面接でのアドバイス、キャリアの相談や、あなたの希望条件にあった求人の紹介など就職活動に必要な作業を全てサポートしてくれます。
エージェントは就職活動のプロですから、安心して相談出来ますし、エージェントが紹介する求人は、事前にエージェントの審査をうけた企業なので人材使い捨てのブラック企業の求人ではありません。なので安心して求人の紹介を受けることが出来ます。
また、エージェントを仲介すると残業時間や年収、会社の雰囲気など本来なら入社しないと分からない内部情報も教えてくれるので、ミスマッチを防ぐためにも役立ちます。
独自のインターンシップの情報もあり、そのまま内定に直結するケースも多く、新卒で利用するならキミスカが一番オススメです。
新卒でエージェントを利用する、というのはあまり聞かない就活方法だと思いますが、就活方法のプロにマンツーマンでサポートしてもらえるので、ぜひ活用することをオススメします。相談できる人、頼れるプロがそばにいると、精神的にグッと楽になりますよ。