出張や旅行に行った帰り「そういえば職場へのお土産はどうしよう?」と悩むのは、社会人にとってよくある事です。
しかし、ふと「職場の人へのお土産って必要なんだろうか?」と疑問に思ってことはありませんか? そして、もしお土産を一切買わなかったら、どうなるのか想像したことはありますか?
組織での働きやすさは人間関係が大きく関わっています。特に女性がいる職場では、お土産1つでケチの烙印を押されてしまうこともあります。
実は、職場へのお土産というのは会社組織での立場を左右する1つのキーポイントなのです。
お土産が無いと女性からの人望が無くなる
出張や旅行のお土産を渡さない文化の会社ならば、お土産について悩むことはありません。しかし、ほとんどの職場ではお土産という文化は根付いており、特に女性は『お土産をくれる人とくれない人』をよく観察しています。
当然、毎回お土産をくれる人は歓迎されますし、女性グループの間での評価も上がり人間関係もスムーズになります。
しかし、お土産を全然買ってこない人に対しては、それが男性であろうと女性であろうと「ケチで気の利かないやつ」という烙印を押します。
仕事がバリバリ出来る人なら良いのですが、突出して有能な社員でなければミスした時や仕事上でのフォローは最低限になり、いざという時に味方をしてくれません。
女性はえこひいきやズルに鋭いです。
もともと、コミュニティの平穏を望む感情は女性に強いです。
そのため「皆がやってるのに、あの人だけやってない」というグループの和を乱す人物を敵視して村八分にする、あるいは冷たい態度をとる傾向があります。
男性であれば、お土産よりも「上司なのに奢ってくれない」「飲み会に誘ってるのにいつも断る」といった飲み会関連で気まずさを覚えることが多く、お土産でギクシャクすることは少ないです。
お土産1つで人間関係のリスクが減る
お土産がもったいない! と思う人は、お土産代と職場における人間関係、どちらが重要が冷静に考えてみましょう。
もし、すでに職場で嫌われていて、仲良くなる気がない、もうすぐ転職するからどうでもいい、そもそもブラック企業で憎しみが強い、といった場合はお土産を渡す必要は有りません。
しかし、仕事が気に入っていて、人間関係をスムーズにしておきたい場合は、お金を惜しまずおみやげを購入しましょう。
それだけで女性、男性問わず人間関係が良好になります。
センスの悪いお土産はNG
お土産を選ぶ際は、なるべく食べ物がベターです。ただ、糖質制限をしている方や、苦手な食べ物があるなど個々人の事情もありますので、万人受けするようなものを選びましょう。
ついでに、出張の多い営業マンと女性事務職がいるオフィスでは、お土産の7割は女性事務職が食べてしまいます。お土産は男性の好みよりも、女性の好みに合わせたほうが良いかもしれません。
マズイお土産を買ってきてしまったり、数が少ないお土産だと逆効果です。
数は多め、味も万人受けするものを選びましょう。