エントリーシート(ES)の『会社に入ってチャレンジしたいこと』の具体的な書き方。業界研究をして将来のキャリアプランを書こう

エントリーシート(ES)の課題として頻出しているのが『会社に入ってチャレンジしたいこと』を書かせるか課題です。
多くの学生を悩ませる課題の1つで、業界研究やキャリアプラン、志望動機が曖昧だと書くことが出来ません。

『会社に入ってチャレンジしたいこと』は志望動機とも繋がっていなければいけない上に、業界知識をある程度つけていなければいけません。チャレンジしたいことは、何でもいいわけではないのです。

具体的に悪い例を見て行きましょう。
その後、良い例、書き方を順番に記していきます。

是非、エントリーシート記述の手がかりにしてください。


自分の夢を自由に書いてはいけない

自動車業界の自動車部品メーカーのESに『自動運転の車が作りたい』と書いてしまい、面接の場で『それはGoogleが既に着手しているよね。うちじゃなくてGoogleやIT企業で働けば?』と言われたケースもあります。

これは『自動車部品メーカーに入ってチャレンジしたいこと』と『自分の夢・キャリアプラン』がごちゃ混ぜになってしまった悪い例です。

 採用担当者が見ているのは『あなたが人生で』チャレンジしたいことではなく『あなたがうちの会社に入って』チャレンジしたいことなのです。

同じように『将来は独立して大金持ちになりたい』『プロの小説家になりたい』『社会に役立つ人間になりたい』など、離職や独立を視野に入れた内容、会社と関係ない内容、どこでも使いまわせる内容は解答としてふさわしくありません。

業界研究をして内容を掘り下げよう

採用担当者が『会社に入ってチャレンジしたいこと』で見ている部分は、学生の持っている業界知識と熱意です。

例えばアイスクリームメーカーでのESの具体例です。

『今までにない組み合わせの味のアイスクリームを10種類発売して、ユーザー投票による人気ランキングを作り、人気順に発売するという遊び心あふれるユーザー参加型の商品開発をしたい。

同業他社を調べたが、アイスクリーム業界ではユーザー参加型の企画は小規模なものしかない。イベントサークルで得た企画力を活かして、アイスクリーム業界に新しい遊びの文化を与える第一号企画を立案し実行することにチャレンジしたい』

上記内容であれば、実現可能かどうかはさておき『熱意(新しい文化を与えたい)』『業界知識(アイスクリーム業界にはユーザー参加型の企画が少ない)』などが伝わってきます。

株式会社サントリー食品が『ペプシしそ味』など変な味のペプシを毎年発売しているのは有名ですよね。このエントリーシート(ES)では、そこからヒントを得ています。

違う業界、違う文化からヒントを得て企画を思いつく、チャレンジしたいことをふくらませることが大切です。ありきたりな内容では、説得力がありませんし、かといって、あまりにも無茶な内容では実現性が薄く、やはり説得力が落ちてしまいます。

・面白い内容で、かつやろうと思えば出来そう
・業界のことをある程度分かっており、業界のことに触れている
・ユーザー(消費者)のことも考えている

上記3点が『会社に入ってチャレンジしたいこと』を書く時におさえるべきポイントです。

キャリアプランの観点から書くことも意識しよう

上記のアイスクリームメーカーの例でいえば、内容から察するに企画・商品開発での仕事を希望することになります。もしくは営業として、イベントを引っ張る縁の下の力持ちになることも考えられますね。

もし文字数に余裕があったり、面接でキャリアプランについて聞かれた時は『会社に入ってチャレンジしたいこと』と矛盾しないキャリアプランを書いておきましょう。

例えば『御社に入社したら、営業として商品知識、売れ行き、小売店の反応などを学び、最終的に現場を知っている商品開発という立場で、業界に新しい風を吹かす新商品をどんどん企画していきたい』

といたように、最終的にどのポジションでどんな仕事がしたいのか、という先の先まで想像することが大切です。
採用担当者に『会社に入って3年後に活躍しているあなたの姿』をイメージさせれば大成功です。

ストーリーに一貫性を持たせよう

一番いけないのは、志望動機や自己PRなど他の課題の内容と矛盾することです。
例えば志望動機で『海外での販売に携わりたい』と書いているのに、上記例のように『商品開発をしたい』となると、ちょっと矛盾が出ます。

営業として商品知識、売れ行き、小売店の反応などを学び~のところに、国内外問わず、と入れておけば一貫性が増しますね。

こういった細かい矛盾、読んでいていて「あれ?」と思うようなところは極力、削除、書き直しをしていきましょう。

エントリーシート(ES)は小説と同じです。矛盾やキャラ崩壊があれば、採用担当者はすぐに気づきますし、一貫性のない人間は『薄っぺらい』と感じます。

就活本をコピペしたり、友人のエントリーシートを真似すると、こういった矛盾が出てきてしまうので、まずは遠回りですが、業界紙を読んだり業界研究をして、本当に自分のしたいことをはっきりさせることが大切です。

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