「大学に行く意味がなくなった」
「中退して仕事をしなければいけなくなった」
大学を途中で辞めてしまう理由は様々あります。
中退をしてしまうと、デメリットはありますが、それでも大学に行く意味が見出だせないのであれば中退という選択肢もやむ無しでしょう。
しかし、中退した後、多くの人がやってしまいがちな選択ミスがあります。
それは『中退したら、とりあえずバイトをしてお金を稼ぐ』という選択ミスです。
確かに、アルバイトは正社員の就職に比べて採用されやすいですし、パッと稼ぐには最適ですね。
飲食店や小売店でのアルバイトなら、馴染みがある方も多いでしょうから、とりあえずバイトで食いつなぐ…という方向に行ってしまうのも無理はありません。
しかし、在学中ならさておき、中退後にアルバイトをすると肩書は『フリーター』になってしまいます。
フリーターの場合、アルバイトを続けることは長期的に見て損だということをご存知ですか?
散々、テレビで特集されているように、現在の日本では非正規社員(アルバイトや派遣社員)と正社員の差は依然として大きいです。
若いうちは差がなくても、3年、5年と経てば賃金格差のみならず、ビジネススキルの差も広がってしまいます。
「そのうち、正社員を目指そう。とりあえず今はバイトだ」
とダラダラバイトを続けていると、職歴無しのまま30代に突入してしまいます。
実は、大学を中退したら、まずやるべきことは就活なのです。
バイトをするにしても、それはあくまで就活用の資金を貯める、という目的にするのが吉です。
今回は、大学を中退した人向けに、なぜフリーターはダメなのか? そして、どうやったら正社員になれるのか、といった点を解説していきます。
大学中退後はフリーターより正社員になった方が圧倒的に楽です
正社員というと、どうしても
「フルタイム労働でしんどい」
「責任が重いし、つらそう」
「ブラック企業に入ったら抜けられない」
「就活が大変」
などなど、ハードルが高いようなイメージを受けます。
確かに、就活は大変ですし労働時間もそれなりに長いです。
ブラック企業も、うまく偽装して求人を出しています。
新卒の就活でも大変なのに、大学中退の就活なんてまともな企業に入れるわけがない。
そう感じるのも、無理はありません。
しかし、大学中退後に、頑張って優良企業の正社員の内定を手に入れておけば、その後は非常に楽なのをご存知ですか?
フリーターになると、必ずどこかのタイミングで正社員への就活を行わなければいけません。
そして、そのタイミングが遅れれば遅れるほど、不利になります。なぜなら、年齢というネックを背負うことになるからです。
当然ですが、就活において年齢という要素は非常に重要です。
就活において、25歳と28歳。同じ条件なら、必ず25歳の人が採用されます。
たった3歳の差でも、大きく就活の難易度が変わるのです。
ですから、大学を中退したばかり…20歳、21歳といった20代前半で就活を行っておけば、ある程度は有利に立ちまわることが出来ます。
フリーターでダラダラ過ごしてしまえば、その利点を自ら潰すようなもの。
残念ながらバイト歴がどんなに長くても、就活では武器になりません。
「じゃあ、バイト先に就職しよう!」
と思う人もいるでしょう。
しかし、飲食や小売などは、バイトの時は楽でも正社員になると非常にブラックであることが多いです。
労働環境のゆるい上位陣(マーケティングや商品企画など)は、中途採用でヘッドハンティングした人ばかりが就くので、バイト上がりの社員が出世出来る隙間はありません。
バイトから社員になると、ずっと辛い現場のまま。
給与が低い、労働時間が長い…そして30代になって身体にがたが来て退職、という最悪のルートを辿ってしまえば、その後のリカバリーは非常に大変になります。
関連記事:スーパーに就職を考えている20代は1日15時間の長時間労働と立ちっぱなしに耐えられるの?
・ブラックなコンビニ業界に正社員で就職するなら覚悟が必要。小売業の中では年収が高いけれど休日は無い
大学中退後に人生を逆転する、自立した生活を送りたいなら、中退後に早いタイミングで正社員の内定をゲットすることが重要です。
正社員になる最大のメリットは精神的な安定です
正社員になると、立場と収入がグッと安定します。
どうしても、フリーターだとクビになった時の保証や、将来的な安定性は乏しいです。
法律で守られていないので「閉店するから、もう来なくていいよ」と言われたら終わりなのです。
また、収入に関しても正社員に比べて苦しいです。
昇給やボーナスがない上に、有給制度もないので病気や家庭の事情でお休みをすれば、解雇という形になってしまいます。
その点で、正社員は保証もしっかりしていますから、どっしりと構えることが出来ます。
正社員は大変だと言いますが、そのぶん、社会的信用や安定した立場というメリットを得られます。
正社員になれば「自立した」と胸を張って言えますし、それが精神的な支柱になりますよ。
契約社員などはダメです。あれは、契約期間が定まっているだけで、雇用の弱さはアルバイトと変わりませんよ。
契約社員の不安点について、下記で紹介しています。
就活はサポートを頼れば難しくない!求人選びもプロに任せよう
就活は、履歴書の執筆にはじまり、志望動機、自己PR作りなど様々な課題をこなさなければいけません。
そのため、負担も大きく、途中で挫折してしまう人や、最初から無理だと諦めてフリーターに流れる人が少なくありません。
しかし、それはあくまで一人で頑張った場合です。
私がオススメするのは、無理をせず転職エージェントなどのプロのサポートを受けて就活する方法です。
転職エージェントというと、ヘッドハンティングや中途採用のイメージが強いですが、実は現在、20代であればフリーターや中退からの就活までサポートしてくれるエージェントが増えているのです。
というのも、少子高齢化によって企業は20代の人材を雇おうと躍起になっています。
もちろん、待遇の良い優良企業は競争率が高いですが、それでも採用される確率が高く、プロのエージェントのサポートを受けてしっかり面接をこなせば内定が取れる可能性があるのです。
「大学中退した自分に、内定なんてとれっこない」
とネガティブに考える人も多いですが、冷静になって転職市場を見てみると、実は中退者OKでも入れる求人(なおかつ優良企業)はたくさんあるのです。
転職エージェントに登録して、中退者OKで、なおかつ働きやすい企業の求人を希望すれば、エージェントが厳選した求人を紹介してくれるので自分であれこれ調べる必要もありません。
さらに、転職エージェントは完全無料です。
利用者の私たちは、お金を払うこと無くサポートを受けられます。
(職歴が無い人の場合、20代に限ります。年齢制限がありますから、中退後、早めに登録しておきましょう)
ホワイトな求人は転職エージェントにあり
労働環境が優れているホワイトな求人は、求人誌や求人サイトにはなかなか出ません。
そこで、転職エージェントを利用して非公開求人の中にホワイトな求人が無いか調べてもらいましょう。
転職エージェントは大手企業の求人を任されていることが多く、その子会社の求人もしっかりマークしているケースが多いです。そのため、転職エージェントを利用すれば、定時上がりの仕事に転職出来る可能性がグッと上がります。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。