新卒で入った会社を辞めたいと思ったことはありませんか?
依然として新卒の「思っていた仕事・待遇と違う」というミスマッチによる離職は多いです。近年では、第二新卒での転職が一般化したことや、売り手市場であること、ブラック企業の知名度が広がったことにより、新入社員が1年以内に離職する率がとても高くなってきています。
しかし、やみくもに「つまらないから辞めた!」と辞表を叩きつけてしまっては、あとで後悔することになってしまいます。大切なことは、今の会社に勤め続けるよりも辞めた方が自分にとってメリットがあるかを冷静に見極めることです。
仕事の面白さが分かる前に辞めてしまうのは新卒の人にとって損ですし、逆にブラック企業でも頑張って続けてしまい身体を壊すことも大きな損失になります。
株式投資では「損切り」という概念が大切だと言われています。損切りとは損失を出した株は傷が浅いうちに売ってしまおうという考え方です。仕事もこれと一緒で、続けても損失が拡大する一方だと思うのなら、思い切って辞めてしまったほうが傷は浅くて済むのです。
では、仕事を続けるべきか転職するべきか、どんな基準で判断すればいいのでしょうか?
今回は新卒ではいった会社を辞めたいと思った時に役立つ転職判断術を3つ教えます。
一番大切なのは人間関係
離職率が高いブラック企業の特徴といえば、一番にあがってくるのが労働時間の多い「激務な会社」ですね。
外食産業や小売業界は特に労働時間が長く、精神病になる人も多いようです。
しかし、離職理由を見てみると、最も多い理由は「人間関係」なのです。
職場の人間関係が悪いと、何をさしおいても離職したいと考える人が多いです。そこには、いじめやパワハラ・セクハラ、無視など複雑な問題が含まれており、人間関係こそが仕事を続けるか否かの判断材料になることが一般的のようです。
なので、まず第一に考えるべきは「人間関係」が良好が否かです。
もし激務でも職場の人間関係が良ければ、それなりに耐えることが出来ます。人間関係の良い会社なら職歴をためてから転職するのも悪くないですし、残業時間が許容範囲内なら勤め続けるのも一つの手でしょう。
我慢ならない上司や同僚がいる、社内での居場所がない、常に殺伐としていて職場にいるだけで胃が痛くなる……そんな状況ならば、転職を決意しても問題ありません。人間関係が悪いという事は、仕事において最も大きなストレスなのです。
スキルが身につくか否か
その職場に勤め続けることで同業他社でも役立つスキルが身につくのであれば、2年~3年の経験を積むメリットはあります。例えば安月給で長時間労働でも、スキルが高くなれば待遇も大きく変わりますし、転職の自由度も大幅に広がります。
身につけたスキルは離れていきませんから、スキルが得られるなら厳しい環境でも続けるメリットはあります。もちろん、身体や精神が壊れるのが先だと思うのなら離職は致し方ないでしょう。しかし、得てしてスキルが低い時の待遇はどの職種も辛いものです。またスキルがないとやりたいこともやらせてもらえないかもしれません。
しかし、しぶとく生き延びてスキルを身に付ければ、やりたいことも出来るようになり、働く会社も自分主導で選ぶことが出来るようになります。
同業他社とくらべて待遇が良いか否か
同じ業界でも会社によって待遇は大きく異なります。会社のカラー、雰囲気というのはその会社独特ですから「どこも同じようなものだ」と思い込まずに、情報をリサーチすることが大切です。
もし自分の性格に会社のカラーがあっていないと思うのであれば、転職を考えることも一つの手です。なぜなら、馬が合わない、価値観が違うという問題は意外に根深く、勤め続けても改善しない可能性が高いです。
会社のカラーに合わせないと、次第に孤立する可能性が出てきますので、適当なところで見切りをつけて働きやすい会社に転職したほうが精神的にも良いでしょう。
また、同業他社とくらべて待遇が悪い会社というのは一定数存在します。社長が社員を搾取している、ワンマン経営、家族経営などがそれに当たります。この場合はさっさと経験を積んで転職をしましょう。同業他社であれば転職もしやすいですから、わざわざ待遇の悪いところに留まるメリットはありません。
企業側も経験者ということで採用してくれる可能性が高いです。
これらの3つの視点から冷静に現状を判断し、続けるか転職すべきかを決定しましょう。新卒で入った会社は3年は勤め続ける必要がある、というのは一昔前の話で、今はブラック企業で搾取されるくらいならさっさと転職する、というのが一般的になっています。
第二新卒での転職は難しいのか?
かつては職歴が3年以上ないと転職は難しいと言われてきました。しかし、現在は少子高齢化が進み、また就職戦線が売り手市場なこともあって、20代の第二新卒での転職市場は拡大しています。
20代というだけで求人がたくさんあります。というのも、新卒の離職率は相変わらず3割を超えていますから、その穴埋めとして第二新卒は重宝されているのです。
しかし、第二新卒での転職を失敗すると経歴に大きな傷がついてしまい、転職の難易度がぐっと上がってしまいます。せっかく新卒で入った会社を辞めてまで転職したのに、転職先がブラック企業だったのでは転職の意味がありませんね。
そこで、はじめて転職をする時は第転職エージェントを利用して転職することをオススメします。
オススメの転職エージェントはDODAです。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
ぜひ転職エージェントを活用して、転職・就職を成功させましょう。
自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。