【2018年版】新卒が会社を辞めたいと思ったら即辞める事をおすすめする。その理由とは?

どうも、元人事の管理人です。新卒のうち3割は3年以内に辞める…と言われていますが、実際は4割くらいが辞めていると思います。

現に私も新卒で入った会社は1年半で辞めて転職していますし「会社を辞めたいんですが」という後輩からの相談も多いです。

入社した直後は「俺が会社を変えるぜ!」と意気込んでいた青年も、研修期間が終わってビシバシ鍛えられて1年後には「キツい…辞めたい…」なんてへたれてしまう事はよくあること。

高卒にしろ大卒にしろ、今までアルバイトしかしたことのない学生にとって、正社員はえれぇキツいです。

正社員とアルバイトは全く違います。

正社員はフルタイムで働き、おまけに残業もあるので自分の時間が取りにくいです。

理不尽な上司の指示や、組織ならではのしがらみ、がんじがらめに「歯車になっていく」嫌な感覚があります。

また文化の違いに適応するのも難しいです。

体育会系のバリバリ飲み&ガンガン仕事の会社に、文系の真面目君が入ったって上手くいくはずがないんですよ。

でも会社ってやつは「おめぇの適性や価値観なんて知らねえよ!」と機会的に人員を割り振って、ほら荷馬車のように働けとムチを振るうだけなので、どうあがいても逃げられないのが日本の新卒一括就職の恐ろしいところです。

でもね、無理。文化が違うって事は、空気読め文化の日本においては、すごいストレスなんですよ。

ドイツをはじめとしたヨーロッパで難民のテロが起こってますが、あれと同じ。

文化が違う・価値観が違うんだから仲良くなんてなれっこない。

経験を積んで『大人』になれば、文化や価値観が違っても適当に合わせた振りをする事が出来るようになりますし、組織という大きなクッションの中でダラダラ働くメリットも見えてくるのですが、とにかく新卒の時は組織で働くという難しさ、理不尽さにストレスを感じてしまう傾向が強いですね。

もちろん、クソブラックな会社もあるので、例え社会人としての洗礼を乗り越えてもキツいまま、なんて事もあるのが難しいところです。

前置きが長くなってすみません。本題に入りますが、もし新卒で会社辞めたいと悩んでいるなら、私はこうアドバイスしますよ。

今すぐ辞めろ。

すみません、ちょっと乱暴すぎますね。

なぜ今すぐ辞めるべきなのか、理由を解説していきます。

若いうちは会社を辞める事で進路が見えてくる

新卒の時って、会社のことなんて何も分からずに就活して働き始めるじゃないですか。

いざ働き始めたら、就活の時は見えていなかった会社のめんどくさい部分やどす黒い部分が出てきて、それがストレスになる訳です。

「なんでうちの会社はこうもクソなんだ?」
「頭悪すぎる。効率的にやれよ」
「こんな会社に未来はない、辞めたい」

みたいな感じ。

会社でも上司でも、とにかくクソだと感じる点はたくさん出てくるでしょう。もし素晴らしい会社に勤めているなら、こんな記事を読んでいませんよね。そういう人はそのまま会社でガンガン活躍して下さい。

で、人間、一度クソだなんだと不満を覚えてしまうと、ずーっと嫌なところが目につくんですよ。

倦怠期のカップルが恋人の欠点を見て別れを決意するように、だんだん嫌になってくるんです。

今の仕事に意味はあるのか。
これをあと何年繰り返すのか。
自分の人生とは一体何なのか。

極限までイライラすると、もう人生について考え始めてしまいます。

残念ながら、そこまで不満があるなら、もう辞める以外に今のストレスを消す方法はありません。

新卒の弱点って「会社を辞めたことがない」「1社しか勤めたことがない」って事なんですよ。

要するに、他の会社とくらべて今の会社はどうなの? って比較したいのに、比較対象がない。

だから辞めるのも躊躇するし、比較出来ないから不満ばかり目につく。

だったら、さっさと転職して色んな業種・業界・他社を経験して、比較対象を増やしていけばいいのです。

職歴は気にするな。年齢でカバーできる

とはいえ「3年は勤めないと転職で不利」と頭のいい諸君は思っているわけで、さらに言えば転職活動をするなら当面の生活費が必要だからと貯金がたまるまで退職を引き伸ばすわけです。

他にも

「すぐ辞めたら親に怒られる」
「辞めるというのが気まずい」
「社会の負け組になりたくない」

などなど、退職を躊躇する理由はありますね。

そんな「大人にすり込まれた常識」は今すぐゴミ箱に捨てましょう。

あのですね、退職・転職なんて社会人なら2度や3度経験するんですよ。

大手に就職して長いものに巻かれるサラリーマン向きの人はさておき、大抵の社会人はキャリアアップなり不満ゆえの退職なりで、転職をするのです。

1社だけに勤めて人生を終えるのは公務員くらいで、基本的に社会人は転職経験があります。

だから新卒が辞めたぐらいで、たいして人生の汚点にはならないので、嫌ならさっさと辞めろって話しになるんです。

おまけに新卒なら20代ですから、転職市場での価値は高いです。

転職というのは、若ければ若いほど重宝されるのです。

もちろん30代・40代で有能な方も重宝されますが、30代・40代で無能な方々はいないものとして扱われており、非常にマズイです。日本の暗部ってやつですねー。

さておき、20代なら特にキャリアや実績が無くても良い企業に入れるのが良い所。

もちろん新卒で辞めた後、クソみたいに適当に転職活動をすれば見事にブラック企業に引っかかって人生を無駄にすることになりますが、それでも30代・40代で無能のまま転職市場をさまようよりはマシです。

20代であれば「半年で3社転職しましたー」なんてバカ野郎あるいは究極的にウンが悪い人でも内定が出るのが若さという圧倒的アドバンテージなのです。

私の後輩に20代で7回も転職したヤバイ子がいますが、それでも立派に社会人やってます。

学校を退学したらキャリア的には痛手ですが、会社は辞めてもそこまでペナルティにはならないので、若いうちに即辞めて色々な会社で経験を積むのはありなんですよ。

ここまで書いた理屈は超不景気になった時は通用しないので、あくまで超不景気ではない事を前提に読んで下さいね。

ちなみに超不景気とは、リーマンショック後の2008年~2009年らへんを調べれば分かると思います。

今の子は知らないかな。あの頃は会社が倒産するというイベントが花火大会のごとくポンポン起きていた人類の危機でした。

自分は会社員に向いてない…なんて思い込むな!

ぶっちゃけ日系企業にはクソ企業が多いです。

お国のトップである◯◯省ですら過労死寸前のハードワーク推奨なのに、民間企業で楽なところなんてレアなんですよ。

だから過労死の報道がなくならないし、鉄道自殺も減らない。

でもね、全てが糞会社で、働きにくい会社って訳じゃないんです。

良心があってまともな会社もありますし、あなたが輝いてバリバリ働ける職種、会社っていうのは必ずあるんですよ。

新卒一発目で心をおられると「自分は会社員に向いてない」「社会人失格のダメ人間」と思ってしまいがちですが、単にめぐり合わせが悪かっただけ。

会社とあなたの相性が悪かっただけです。

もちろん反省すべきところがあるなら直すべきですが、新卒の離職なんて高校生カップルの破局と同じくらいの程度の話なので、そこまで落ち込む必要はないです。

高校生カップルも「傷ついた(泣」とか超しょうもないことで別れますよね。あれと同じです。しょうもない事でいいんです。人生の終わりだなんだと騒いで引きこもる必要は全然ない。

むしろ「あのクソ彼女(彼氏)しねよww」と笑いながら次の恋人候補(転職先)を探すくらいでOK。年間、何人の人が退職して転職してると思います?数十万人ですよ。毎日どこかで誰かが辞めて転職してるんです。

あなたはむしろ多数派。なんの気落ちもする必要もない。

会社員が向いていないっていうのも違います。たまたま、組織とあなたの価値観が合わなさ過ぎて拒否反応を起こしただけ。

本当にしっくりくる会社で働くと、めちゃくちゃ楽しいですし、やりがいもありますよ。そういう感覚を味わう前に引きこもったりフリーターや派遣になるのは、もったいないです。

ウダウダ悩むだけで行動出来ない人は一番しんどい

悩んで、苦しんでるなら今すぐ行動すべき! っていうのは、この記事で一番伝えたい事です。

というのも、悩むだけで行動できない『変化を怖がる人』は一番しんどい事になるからです。

嫌だなぁと思いながら働き続けて、時間を無駄にして、ある日いきなりストレスが爆発して鬱病になって辞めてしまう…。

こういうケースを私は何度も見てきました。

そうなる前に「行動」して「自分を救ってあげる」事が大切です。

現状維持のままですと、ずーっと精神的に苦しいまま。自分がやりたくない事をずっとやり続けるって、奴隷と一緒ですよ?

せめて「何月までに辞める」「貯金が30万貯まったら辞める」など目標を作っておきましょう。

何も考えず思考停止になって通勤を繰り返すゾンビ社員になると、ガチで取り返しのつかない傷を負う事になります。

鬱病になる前に辞める勇気を持つ。

どうせ上司に嫌味を言われても、今後、人生で関わることなんて無いんだから、テキトーに無視しとけばいいんです。礼儀なんてクソ食らえ。自分のメンタルが一番大事ですよ。

20代は転職するという選択肢が一番楽に選べるのですから、さくっと辞めて転職するくらい、どうって事ないですよ。

転職は最初はプロに丸投げでいい

転職といってもピンと来ない人も多いでしょうが、今は非常に便利な世の中です。

昔は転職といったら電話帳から企業を探して求人を募集していないかいちいち聞いていましたが、現代には転職エージェントという不動産仲介ならぬ人材仲介業者がいるので、自分で求人を探す手間はほぼ必要ありません。

転職エージェントは無料で使えて、企業と転職者をマッチングさせてくれます。

要するに「この求人いいですよ」「この会社は内定が出やすい上に業績良いですよ」など内部情報を色々リークしてくれるのです。

それだけではなく、転職のイロハも分からない新卒でも、手取り足取り、書類の書き方から面接のコツまで教えてくれるので、転職エージェントを使っておけば簡単に転職活動が一から十まで学べます。

もちろん「定時で帰れて年収500万くらいくれるなら、どこでもいいです!」なんて投げっぱなしのアホはもれなく見放されます。せめて希望条件とやりたい仕事の方向性くらいは自分で決めておきましょう。

転職は難しい、大変というイメージが強いですが、実際にやってみると若いうちは楽勝で選び放題なことが分かるはずです。

特に日本は少子高齢化で20代人口が減っていますから、今のうちに確保しようと各企業、若手人材を積極的に採用しています。

学生に大人気の大企業に転職するのはちょっと大変ですが、出来なくはありません。転職は新卒でコケた人の救済処置であり、キャリアアップ、方向転換ができる重要なポイントなのです。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。

フリーランスや自営業はやめとけ

新卒をやめて自分で商売するという手もありますが、よほど硬い意志とビジネスプランが無い限りやめておきましょう。

フリーランスになって成功する人の多くは、兼業時代にすでに月額30万、40万稼いでいます。稼げるめどが出来てから辞めてます。

いきなり「俺は起業するぜ」「腕一本で食っていく」などと言い出すと、後に引けなくなり、転職の機会を逃します。

転職が楽なのは若いうちだけですから、フリーランスになるなら本気で会社員が無理だ、自分で商売する以外に道はないと覚悟が決まった人だけにしましょう。




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