新卒の就活生や、中途採用の求職者の人と話しているとよく聞くのが、面接は緊張してしまうという話です。
緊張したことで、考えてきた自己PRをしっかり話せなかったとか、緊張して質問に答えられなかったと言うのです。
そもそも何故人は面接になると緊張するのでしょうか。今回はそんな、緊張がなぜ起きるのかに言及しながら、面接で緊張せずに自己PRする方法を紹介します。
なぜ面接で緊張するのかを考えよう
そもそも何故多くの人は面接で緊張するのでしょうか。
緊張が起きる原因はストレスや不安によるものと言われています。そこから考えると恐らく多くの人は面接で失敗してはいけないという恐怖を持ち、それにより緊張を起こしているとも言えるのです。
ではそのそもそもの面接の恐怖はどうすれば取り除けるのでしょうか。
これを解決するには心理カウンセリングやセラピーの領域の話が必要かもしれませんが、簡単にその恐怖を取り除く方法が存在します。それは、緊張を受け入れることです。
緊張してはいけないと思うほど、人は緊張してしまいます。だからそれを受け入れてしまうのです。
緊張しているなと思った瞬間に、緊張していても別にいいじゃないかと思い直してみましょう。そうするだけで緊張は緩和することが出来るのです。
面接で緊張を受け入れて自己PRするテクニック
先ほど、緊張は失敗する恐怖から起きることをお伝えしましたが、それは受け入れることで緩和されます。そして自己PRする際には、さらに言語化するテクニックを使えば効果的です。
それは「緊張しているのですが」もしくは「少し緊張しています」と前置きを言って話し始めるという方法です。それを軽い感覚で発言しましょう。
ポイントは緊張していますと発言した後に、そのまま自己PRに入ることです。
何故なら、緊張しています、と発言した後に間が空いてしまうと、面接官はこの人は緊張しているんだ、という認識を持ってしまうからです。ところが緊張していると発言した後にさらっと本題の自己PRに入っていけばプレゼンテーションのテクニックを上手に使っている、もしくはコミュニケーションスキルが高いという評価に変わるのです。
これはビジネスプレゼンテーションでよく使われるテクニックの一つなのですが、面接でも同じように使えるのです。
緊張は気持ちの中で受け入れるだけでなく、言葉にすることでより確実に自分の中で受け入れられます。緊張は拒絶すればするほど大きくなってしまうもの。このテクニックを参考に、面接で緊張したらまず受け入れるという事を意識してください。
そして機会があれば練習をして、反射的に軽い感覚で「緊張しています」と言語化できるようにしていきましょう。
グループ面接で緊張しない最強の心構え
一対一の面接対策の方法は先ほどお伝えしましたが、グループ面接となるとまた違った緊張感があります。
実際にマンツーマンの面接ではそこまで緊張しないけれども、複数名での面接になると緊張が取れないといった声はよく聞きます。ではグループ面接で緊張しないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
その方法はいたってシンプルなのですが、心構えによって解消できます。
先ほど失敗の恐怖が不安をつくり、緊張をつくるとお伝えしましたが、それを逆手にとった心構えをするのです。それは恥をかくと、心に決めて面接に挑むのです。
通常は恥をかきたくないと思ってグループ面接に参加しています。その逆の心構えを持つことで積極的にグループディスカッションでも発言できるのです。そして恥をかきにいこうと思っている時点で、失敗する不安も消えますから、結果的に緊張も解消するのです。同時に大胆な発言も出来ます。
そしてこれは重要なのですが、不思議と恥をかこうと思っている時程、恥はかかないものなのです。グループ面接は印象に残らなければ通過することはありません。グループ面接に挑む際はこのような心構えを取り入れてみてはいかがでしょうか。
模擬面接を転職エージェントにしてもらおう
面接で緊張をしないためには、面接の練習も大切です。
面接に関するセミナーや、模擬面接は様々な施設で行われていますが、一番オススメなのは転職エージェントで面接のトレーニング、アドバイスをしてもらうことです。
転職エージェントは書類の書き方や面接ノウハウを教えてくれるだけでなく、模擬面接や面接セミナーの実施、希望条件にあった求人の紹介など、転職の総合サポートをしてくれます。
面接のプロであるエージェントから客観的なアドバイスが貰えれば、より面接の精度は上がりますから、ぜひ転職エージェントを活用して面接のスキルを強化しましょう。
オススメの転職エージェントや、転職エージェントの選び方、使い方は下記の記事でまとめてありますので、参考にして下さい。www.hazimetetensyoku.com