文系未経験でスマホゲーム業界に転職する方法!面接のコツから気になる年収や労働時間までチェック

ゲーム業界で一番景気の良い業界と言えば、スマホゲーム業界です。

調査によると、2016年時点でスマホゲーム市場の規模は、前年度比103.4%の9,250億円
驚異的な勢いで伸び続けている市場です。

Gamewithのような、スマホゲームの攻略サイトだけで収益を上げて株式上場をする会社まで出てくるのですから、いかにスマホゲーム市場が大きいか分かりますね。

・Game with 国内最大級のゲームアプリサイト

上記の攻略サイトの年間営業利益が2億円ですから、恐るべき量のマネーが動いている事が分かると思います。

さらに、スマホゲーム市場はベンチャー企業によるジャイアント・キリング(小規模な企業が大企業を倒すこと)が可能な事もあり、多くのベンチャー企業やIT企業が参入しています。

そんなスマホゲーム業界に転職したい! という人は多いですが、未経験でスマホゲーム業界に転職は可能なのでしょうか?

エンジニアであれば苦労なく入れると思いますが、文系で営業や広報、ディレクター、マーケティングとして入社する場合、いくつかの工夫が必要です。

今回は文系のためのスマホゲーム転職術を紹介します。

スマホゲーム業界の年収と労働時間

スマホゲーム業界の年収は、正直いって企業によりピンキリです。

ヒット作が何作かある企業なら、年収は一般的です。

20代で年収300万~400万
30代で年収400万~600万といった相場です。

大ヒット作を持っている企業であれば、一般相場より高く、ボーナスや福利厚生もかなり恵まれています。

20代で年収600万以上も可能で、社内食堂なども整備されている企業もあります。

未経験の場合は、そこまで高い年収は期待しない方が良いでしょう。

どこかのスマホゲーム会社に就職し、そこでヒット作品に関わることが出来れば、それを武器にステップアップ転職(or ヘッドハンティング)が出来るようになるので年収を一気に上げることが出来ます。

モンストをヒットさせた元ハドソンの岡本さんは、モンストの経歴を買われて、今や年収数千万と言われています。

▼ 参考記事:金なし、開発たった7人…期待ゼロだった「モンスト」、なぜ驚異的ヒット?

文系でも「あのゲームの開発・企画に携わっていました」と実績をあげることが出来れば、年齢に関係なく年収をドンとあげられるのが魅力的ですね。

まだヒットが出ていないベンチャー企業の場合、年収は低く労働時間も長いです。

ただし、企業の発足当時に入社して、その企業がゲームを当てれば、幹部として良い待遇を得ることが出来るので、一概にベンチャー企業への転職が悪いとは言えません。

全体的に労働時間は長い傾向にありますが、残業を嫌う若い経営者も多く、労働環境は企業の社風によります。

しかし、ヒット作品を持っており、財政的に余裕のある会社ほど労働時間削減に強い意識を持っている傾向があります。

クリエイティブな仕事なので、残業してでも良いものを作りたい!という人も多いので、一概に残業ナシがベスト…とは言えないのは、コンシューマゲーム業界と同じですね。

文系でスマホゲーム業界に転職するには、市場分析と具体的な提案がカギ

未経験でスマホゲーム業界に転職する場合、採用のカギを握るのは面接です。

面接では、志望動機や自己PRなどの他に、プレゼンを求められます。

・どんなゲームを作りたいのか?

・どうマネタイズするのか?

・どのターゲットに売るのか?

・既存のゲームアプリで問題点、課題だと思う点は?

など、スマホゲーム業界の市場分析をしっかりやって自分の意見を持っていないと答えられない質問が多いです。

もちろん、自社のスマホゲームに関する質問もあり、冷静に第三者の目線でマーケティングや企画を立案することが出来るか? という点を見られます。

スマホゲーム業界は、まだ新しい業界なので未経験の人材でも採用チャンスがかなり多いです。

元銀行員の方で、スマホゲームは触る程度でしたが、数字に強いということでアクセス分析の部署に採用された方もいます。

「スマホゲームが好き」
「広告やアクセスの分析が得意」

といった業界への適正が一番大事になります。

ただのゲーム好きは不採用です

ただし、消費者としてゲームが好き…というだけの人は不採用になりやすいです。

これはコンシューマゲームの採用の場でも同じなのですが

「マリオが大好きで、昔から大ファンです!」
「御社のXXシリーズは、縛りプレイでクリアするほどハマってまして…」

なんてユーザー目線だけでしか業界・商品を語れない人は、経営者から見ると魅力的な人材ではありません。

もちろんユーザー目線は大事ですし、好きという情熱があるのは良いのですが、作る側と消費する側は全く違います。

ユーザー目線でしかスマホゲームを見れていない人は、いざ作り手に回って、理想と現実のギャップに苦しんで辞めてしまう人も多いです。

作り手になると、マネタイズのために邪魔な広告を入れなければいけなかったり、納期の関係で要素を削らなければいけなかったりするので、ユーザーと営利との板挟みになります。

この営利企業ならではの板挟みを分かっている人材である…と経営者に思わせないと「これからもファンでいて下さいね」と言われて不採用になるでしょう。

自分なりの業界分析や貢献できるポイントを考えておこう

業界をたいして知りもしないのに、スマホゲーム業界に転職したい! という人は多いです。

未経験ですから、スマホゲーム業界について知らない事が多いのは仕方ありませんが、最低でも市場分析や自分が貢献できる点などは、面接前にしっかり準備してから転職に挑みましょう。

スマホゲームの市場規模やヒットしたゲームなどは、検索すればいくらでもデータやインタビュー記事が出てきますよ。

参考までに、役立つサイトを掲載しておきます。

・アプリマーケティング研究所

アプリマーケティング研究所は、ヒットした個人アプリや10代ユーザーの動向などを分析しているメディアです。

スマホゲームのみならず、インスタやアプリの分析記事があるので、面接のネタを考えるヒントになりますよ。

業績未経験者でも分かりやすくイラスト付きで紹介されているので、読みものとしても面白いのがポイントですね。

私のおすすめ記事は、下記に置いておきますね。

・恋愛ゲームに「動画リワード」入れたら、アプリ課金額が1.2倍に上昇。インタースペースが語る「動画リワード」導入でわかったゲーム収益への影響。

・雑魚キャラ出身の「なめこ」世界の人気者に。4,100万ダウンロード「なめこ栽培キット」シリーズのこれまでと、グッズ展開で知っておくべき5つのコツ。

業界資料は、他にもたくさんあるので、じっくり読み込んで業界への知識・志望動機などをまとめておきましょう。

転職エージェントを活用して効率的に転職しよう

しかし、転職活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。

これだけ色々課題があると、何から始めていいのか分からないですよね。

そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。

自分にあった求人選びや、面接ノウハウの会得、書類の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。

特に在職中に転職する場合は、細かい作業はプロに任せた方が楽です。

転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。

転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。

メールでのやり取りが基本なので、会社にバレる心配がありません。エージェントとの面談も完全個室で、バレないよう最新の注意を払ってくれます。

また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。

そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。

転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。




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