「今の仕事は自分に合ってないな…」
「この仕事を続けて良いのだろうか?」
「もっと自分が輝ける仕事があるのでは?」
上記のような「今の仕事は自分にとってベストか?」という問題は、どの年代でも起こり得る悩みです。
新卒で入社した人はもちろん、仕事に慣れてきた30代。
会社内での立ち位置や先が見えてくる40代以降でも、仕事の合う合わないの悩みはつきものです。
会社員の場合、仕事そのものに不満はなくても、会社の雰囲気や、会社のやり方が合わない事もあります。
人間関係も含めると、同じ職種でも働きやすさが全然違いますから、それがまた悩みを複雑にしているのですね。
今回は『今の仕事は自分に合っていないのでは?』と感じている人向けに、どうやって自身の仕事(キャリア)を客観視して、今後の指針を判断すればいいのか、役立つヒントを紹介します。
不満の原因は会社 or 仕事、どっちなのか明確にしよう
仕事に合っていないと感じるということは、すなわち今の仕事に『やりがい』や『目標』『向上心』を持てない状態であることが多いです。
その原因となっているのは、会社でしょうか? それとも仕事そのものでしょうか?
冷静に考えてみましょう。
例えば
「お客様と直接やり取りをする販売業において、お客様とのやり取りは楽しいけれど、会社の営業ノルマが厳しすぎて辛い…」
といった場合は、仕事が合わない原因は会社の方針ですね。
接客という仕事そのものには、やりがいを感じているけれど、会社のプレッシャーがキツい。
それならば、上司や経営陣に直談判して、待遇を改善してもらうか同業他社に転職する事で問題を解決することが出来ます。
多くの場合、上司や経営陣に楯突いても『それが、うちのやり方だから!』と言われてしまう事が多いです。
特に大企業ですと、経営方針や現場のルールは硬直していますから、なかなか変わるのは難しいでしょう。
他にも『営業の仕事は好きだけど、頻繁にある飲み会が辛い』というのであれば、飲み会の少ない外資系企業や飲み文化のない会社・業界に転職すれば解決します。
まとめると、会社が合わないと感じる場合は、同業他社への転職が解決の糸口になるでしょう。
逆に「会社に不満は無いけれど仕事そのものが合わない」という場合は、上司に異動の相談をしてみたり、異業種・異職種への転職を考えましょう。
社会経験の少ない20代では、なかなか理想の仕事に一発で出会うのは難しいものです。
「新卒で入った会社が、イメージと違っていて辞めたい」
「事務は、自分に合っている仕事だと思っていたけど、むしろ苦手な仕事だった」
なんて事が入社後に分かるケースも少なくありません。
20代の場合、異業種への転職は簡単に出来ますから「この仕事は合わないな…」と感じたら早い段階で転職を検討しましょう。
もちろん、我慢して続けることで「意外と慣れたら楽しいじゃないか」と仕事の面白さに気づく事もあります。
しかし、どうしても肌に合わないと感じる場合も多く、ミスマッチが激しいと感じる場合は早めに見切りをつけて、自分が本当にやりたい仕事に就いた方が時間を無駄にせずに済みます。
「会社に入ったら3年は頑張ってみろ。そうしたら本当の面白さが見えてくる」
と言う人もいますが、正直な話、人によりけりです。
3年というのは非常に長いですし、あまりモタついていると他業種へ転職するチャンスを失ってしまいます。
転職はリスクが大きい…と怯える人が多いですが、少子高齢化によって人手不足が顕著になっている今、転職はごく一般的になってきています。
特に20代は第二新卒という枠もありますので、積極的に転職という選択肢を入れて進路を選択していきましょう。
会社と仕事、両方に『合わないと感じる』場合は、文句なしにさっさと仕事を辞めて転職するべきです。
両方が合わない場合、勤め続けることでストレスがどんどん蓄積していきますから、精神が削られてしまいます。
仕事が合わないのに無理して続けると、鬱病などの問題を抱えるリスクが出てきますから「これは無理だ!」と感じたら、正社員であっても早めに辞めることをオススメします。
転職は悪と思わない事が大事です
仕事が合わないから転職する! と言うと
「仕事がちょっと合わないからって転職をするのは、根性がない」
「逃げ癖がつくし、そんな人はだれも雇わないよ」
なんて心無い言葉をかける人もいます。
確かに、仕事をすぐ辞めてしまう人の中には、ちょっとした事で辞めてしまい仕事が長続きしない人もいます。
しかし、だからといって極端に『転職は悪』と考えてしまうと、身動きが取れなくなってしまい、最後は無理がたたって倒れてしまいます。
仕事が合わないストレスというのは想像以上に辛いです。
私は人事として、多くの後輩の相談にのってきましたが、やはり真面目でキツくても頑張ってしまう人ほど鬱病になるまで続けてしまいます。
人間は、自分が無駄だと思う行動を続けられるほど強くないのです。
「この仕事を続けても得るものはないし、ミスばかりで迷惑をかけている」
というプレッシャーの中で『辞める、転職する』という選択肢を奪われてしまえば、あっという間に心が死んでしまいます。
ですから、仕事が合わない、あるいは会社が合わないと感じたら、転職という選択肢を嫌わずに、検討していくことが大事ですよ。
例え退職や転職が「逃げの選択肢」と言われても、心が折れるよりはマシです。
心が折れてしまえば、無気力になり何も出来なくなりますよ。
逃げるという選択肢は、自分を守る事でもあります。
続ける事は、確かに偉いのですが、人にはそれぞれ事情があります。
あなたが「もう無理だ!」と思ったら、逃げても良いのです。
それに、転職は逃げではなく、新たなチャレンジ・あるいは進路の切り替えという風に捉えることも出来ます。
これまで高校中退や大学中退などの挫折を味わってこなかった真面目な人ほど、途中で逃げ出す、方針を変えることを恐れますが、転職なんてそこまで大それた事ではありません。
仕事や会社が合わない、人間関係が合わない…なんて理由で転職している大人はたくさんいるのですから、無理に自分を縛らず、広い視点で物事を捉えていきましょう。
ちょっとクドい話になりましたが…
日本の会社では、本当に、無理をして倒れてしまう人が多いです。
社会人として立派に働く前に、まず「自分を守る!」という事の優先順位を上げて下さいね。
退職でキャリアがお先真っ暗になる事はあり得ない
不本意な退職をすると、誰しもネガティブな気持ちになります。
「俺のキャリアはおしまいだ」
「私は負け組に入ってしまったんだ…」
なんて絶望する人もいます。
しかし、退職したくらいでキャリアが断絶するなら、そこらじゅう負け組だらけです。
仕事が合わなくて退職した! なんて事は、どこにでもある話です。勝ち負けなんてありません。
長く続ける事が、キャリアにとって一番大事というのも間違いです。
キャリアを考える上で一番大切なのは『自分で考え、決断すること』です。
自分にはどんな仕事が合っているのか。
逆にどんな仕事がイヤなのか。自分にあった会社の雰囲気は、どういった感じなのか。
こういった自己分析を経験と合わせて行い、自分が一番輝ける仕事を見つける事が、キャリアにとって一番大事なことです。
あなたのキャリアは、肩書や所属する企業の規模・知名度によって左右されるのではありません。
あなたが『何がベストかしっかり考えて、決断をしていくこと』によって左右されるのです。
「大企業勤めが一番」
「給料が一番大事だ」
なんて話は、あくまで一般論なのです。
あなたのキャリアにとって一番大事なものは、あなた自身が決めるのです。
それは働きやすさでも良いですし、給料でも休みの数でも、社会貢献や業界の好き嫌いでも良いのです。
もし、仕事が合わないと感じているなら、一度、プロの転職エージェントに相談して、自分にあった仕事を探してみましょう。
自分に合った仕事を探すためにも、プロのアドバイスを貰おう
転職活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。
これだけ色々課題があると、何から始めていいのか分からないですよね。
また自分に合った仕事が何なのか? 自己分析はどうやればいいのか?
分からない事も多く、なかなか一歩踏み出せない人も多いと思います。
そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。
自分にあった求人選びや、面接ノウハウの会得、書類の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。
特に在職中に転職する場合は、細かい作業はプロに任せた方が楽です。
転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。
転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。
メールでのやり取りが基本なので、会社にバレる心配がありません。エージェントとの面談も完全個室で、バレないよう最新の注意を払ってくれます。
また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。
そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。
転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。
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業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
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