ホテルで働く人の年収、仕事のやりがい、必要なスキルとは?一流ホテルの仕事人について

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ホテルで働く人、通称ホテルマンは空港のキャリアアテンダントと同様、接客の最高峰として知られています。
特にリッツカールトンやロイヤルパークホテルなどの一流ホテルでは、高い接客力だけでなく語学力、機転の良さを求められます。外国人観光客が大勢訪れている日本では、ホテルの果たす役割は非常に大きいのです。

しかし、ホテルマンの年収は業務内容の割に低い…という話はよく聞きます。

今回はホテルマンの年収、仕事のやりがい、必要なスキルについて紹介します。

ホテルといっても規模や種類はたくさんある

ホテルには、シティホテルやビジネスホテル、リゾートホテル、エアポートホテルと種類だけでもたくさんあります。それぞれ規模や室数も違いますし、外資系や電鉄系、独立系など運営している会社も違うため、同じホテルでも文化が違ったり、年収に差が出たりします。

また、ホテル内の仕事も、ドアマンやベルボーイ、フロント、キッチン、営業、事務など細かく分かれており、それぞれの職種で求められるスキルや能力は異なります。

例えば外資系ホテルでは、当然、英語力が求められます。リッツカールトンなどは外資系の中でも格式高いホテルで、近年は中国人、韓国人のお客様も訪れるので中国語、韓国語も必須と言われています。

ホテル業界の仕事は職人気質で厳しい

いずれにせよ、華やかな外見とは異なり、仕事をする側としては非常に厳しい業界です。
例えばキッチンの清掃は重労働ですし、次々お客様が来るため、対応に忙しく、仕事に慣れていない新人を指導している暇はありません。そのため、昔は目で合図する、足で蹴る、裏で厳しい指導が行われる…というのも珍しくありませんでした。

現在はそういった指導は改められていますが、それでも離職率は高い業界です。特に専門学校卒の新人は、実習で優しく扱われていざ入社したら非常に厳しい指導が待っていて、そのギャップに耐えられず辞めていく、というケースが多いようです。

また、ホテルは24時間営業ですから、シフト制で早朝から深夜まで働くこともあります。時間が不規則な仕事で、長時間労働もあるため体力がない人は勤まりません。ホテル業界で働くなら、不規則な勤務時間は覚悟しておきましょう。

このように、ホテル業界は外から見ると華やかですが、中は職人気質の厳しい世界です。
もしホテル業界への就職・転職を考えているのなら、志を高く持っていないと続かないでしょう。

ホテルマンの年収が低い理由

ホテルマンの年収は決して高くありません。一流ホテルであっても、入社から5年は一律、年収380万という待遇で、勤務時間や求められる能力、入社難易度などを考えると、とても高い年収とは言えません。
ビジネスホテルなどであれば、年収は300万円前後で、出世をしていっても年収の上げ幅は小さいです。というのも、ホテルなどの宿泊業界は大きく利益を伸ばすことが難しく、どうしても人件費が安くなってしまいます。

そのうえ、近年はサービス業の人材不足が顕著化しており、年収が安く仕事が厳しいという状況のため離職率も改善されず慢性的な人手不足です。一人あたりの仕事量も増えますから、ホテル業界は非常に厳しい状況にある、というのが現状です。

それでもホテルに入社する人が多いのは、やはり「やりがい」が大きいからです。
サービス業の醍醐味として、お客様から直線ありがとう、と言われるので、やりがいを見出しやすい仕事です。ホテルはリピーターも多く、顔なじみのお客様が出来ることもあり、そういった仕事の出来がダイレクトに感謝となって帰ってくる点が、ホテルマンのモチベーションになっています。

ホテル業界に就職したい人へ

ホテル業界は収益的にも仕事的にも厳しい点が多いですが、お客様に「ありがとう」と言ってもらえる、やりがいのある仕事です。

職人気質で厳しい人が多いですが、その分、全員がホテルで働くことに誇りを持っており、プロフェッショナルが多く尊敬出来る人も多いです。従業員一丸となって、ホテルを訪れるお客様をもてなす、チームワークが重要な仕事ですから、従業員同士も自然と仲間意識を強めます。

プロとしてホテルの一員になれば、厳しいながらも自然と仕事に誇りが持てるようになますから、ホテルマンはやりがいのある仕事と言えるでしょう。

ホテルの求人は転職エージェントで探そう

ホテル業界に就職・転職しようと思った時、求人の取捨選択は時間がかかりますし、応募する度に履歴書や職務履歴書、エントリーシートなどの書類を作成する必要もありますから、一人で転職活動をするのは非常に大変です。

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就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

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