転職における自己分析のコツは過去の経験を掘り下げること。戦略を立ててキャリアの軸をしっかり立てよう

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自分にとっての専門領域(キャリアの軸)をつくる為に必要な自己分析のやり方について。

転職活動を実際に始める前に取り組まなければならないことがあります。それが徹底的に奥深いところまで自分を掘り下げた自己分析です。
いかがでしょう、学生時代に自己分析はやったけれど社会人になってからは手をつけてなかったという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は自分の専門領域をつくる為に必要な、自己分析についてお伝えします。


自己自身の過去を棚卸しよう

自己分析で一番大切なのは過去の棚卸です。
これをしっかりすれば、前職での実績や身につけたスキルを客観的に捉えられ、そして伝えられるようなります。しかしながらそれ以上に大切なポイントがあります。

それが幼少期の体験を掘り下げることです。
小さな頃は何が好きだったのか、どんなことに興味を持っていたのか、時間を忘れて夢中になったことは何なのか、悲しかったことは何なのか、嬉しかった出来事は何だったのか、そういった子供の頃の感情を分析していきましょう。理想は、7歳頃から現在の年齢まで、毎年何が起きてどんな感情だったのかを一つづつ振り返っていく方法です。

すると自分の中の情熱が沸きあがるポイントであったり、働く目的に気がつく場合があります。
もしくは気づくきっかけになるのです。だからどんどん自分で問いをたて、自分でそれに答えるということを繰り返していきましょう。

そしてその自分に対する問答の結果を1枚の紙に書き出していって下さい。それが終われば今度は極めて冷静に、その一枚の紙から自分という人間を見つめ直しましょう。その紙には、既に様々なリソースが詰まっています。
そこからビジネススキルをピックアップすれば職務経歴書にも使えますし、面接で語れるエピソードだって引っ張れせます。

つまり自分を知れるだけでなく、転職に使えるツールの役割も兼ねるのです。

何のプロフェッショナルになるのかを決めよう

自己分析である程度自分のことが分かってきたら、極めて客観的に自分を振り返ってください。
そしてこれから何の専門家になるのかを考えましょう。
何の分野でプロフェッショナルになるのかを、自己分析を踏まえて決めるのです。

例えば子供の頃から話すことが好きで、学校ではリーダー的になることが多かったAさんという男性がいたとします。彼は社会人になってからは、接客業や営業職として働いてきました。そして成績も平均以上のものをコンスタントに残せてきました。

このAさんのこれまでの経験と適正を踏まえて考えれば、このまま営業職か接客業でプロフェッショナルを目指すのが妥当だと考えられますよね。

このように、自分が何が得意なのか、何が好きなのか、そして何をやってきたのか、という3つが明確になると自分がこれからどの道に進めばいいかが分かってきます。そしてポイントはこの適正だから次はこの会社に転職しようと、次の方向性を探ることではありません。
どの分野のプロフェッショナルになるかを、決めることなのです。

自分だけの専門領域をつくる方法

先ほど、プロフェッショナルになることをお伝えしましたが、何故プロフェッショナルになることが必要なのでしょうか。今までは会社が個人を保証してくれる時代でした。だから際立った技術がなくても会社という船に乗船できれば後はそこで言われたことをこなせればそれで定年まで過ごせたのです。

しかしながら時代は既に変わっています。
転職が当たり前になり誰もがインターネットを通じて情報発信できる時代になりました。主体は企業から個人となり、自分が市場でどういう価値が提供出来るのか、それをはっきりさせないといけなくなったのです。

そしてそれは今後どんどん色濃くなっていくでしょう。
だから先程お伝えしたプロフェッショナルになることが大切になってくるのです。

プロフェッショナルといっても1万人に一人の人材になる必要はありません。100人に一人程度のレベルでもいいのです。目指すのは超一流ではなく、プロとしての実績と自覚がある状態です。

そしてそのプロフェッショナルなスキルを5年~20年かけて、2つ以上持つことを考えてください。

例えば、10年かけてプレゼン、デザイン、WEBのスキルをプロフェッショナルなレベルで身につけたとしましょう。そうなれば、これから世の中に変化が起きても何らかのスキルが役立つ可能性が高いでしょう。

また人材としての希少性が高まりますから、仕事がなくなるという事態は避けられるでしょう。そして自分だけの専門領域とは、一つの分野のプロフェッショナルになることではなく、この2つないし3つの得意分野をつくりそれらのスキルを混ぜ合わせて使える人材になることなのです。

こうなると市場価値が上がるので、年収も上がりやすいでしょう。そういったわけで、もしこれから転職活動をはじめるという場合は、まず自己分析からはじめてみてはいかがでしょうか。

プロの転職エージェントに自己分析のアドバイスを貰おう

自己分析は一人でやるのも良いですが、転職のプロである転職エージェントに客観的なアドバイスを貰いながら行うと、キャリアの方向性が見えてくるだけでなく、応募可能な求人も同時に教えてくれるので効率がアップします。

転職エージェントは転職のプロですから、自己分析で得た希望条件を伝えればそれにあった求人、業界、職種などをピックアップしてくれます。
またハローワークなどと違い離職率の高いブラック企業は排除しているため、安心して選ぶことが出来るのがポイントです。

求人の取捨選択を一手に任せられるのですから、転職の手間がぐっと省けます。
さらに履歴書・職務履歴書の書き方もアドバイスしてくれて、面接対策までしっかりサポートしてくれるので、転職が初めてでも安心して取り組めます。

オススメのオススメの転職エージェントは転職エージェントのアデコです。(2017年5月よりSpring転職エージェント by アデコに改名)

転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)

アデコはスイス資本の外資系転職エージェントです。日本法人であるアデコジャパンは、1985年から転職エージェントを展開しており、他社の転職エージェントには無い独自の求人を多く持っているのが特徴です。

転職エージェントの規模としてはかなり大きく、非公開求人を多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。

年収アップや自身の人材価値を高めるキャリアの構築、外資系企業への転職など『キャリアアップの転職』にはもちろん。

「転職活動を始めたけど、初めてで何をすればいいのか分からない」
「フリーター、既卒or第二新卒で職歴に自信がない」
「ブラック企業から脱出したい。定時で上がれる楽な仕事を紹介してほしい」

といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。

アデコが抱えている求人は、アサヒビールやバンダイナムコゲームス、NTTドコモなど業界問わず大企業の求人から、大企業の関連会社、優良中小企業など、業績が安定しており待遇の良い求人(残業なし・ボーナス4ヶ月以上支給・有給の取りやすい職場など)が多くそろっています。

またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

非公開求人には優良求人がたくさんありますから、アデコを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

アデコの登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。※2017年5月8日、アデコの転職エージェントは「Spring転職エージェント」へとブランド名を変えるようです。

f:id:moguhausu2:20160511121833p:plain 転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)公式サイトを見てみる

転職エージェントは仕事選びの強い味方ですから、ぜひ上手に活用して転職・就職を成功させましょう。

転職に大事なのはキャリアの軸、つまり方向性です。
自己分析とエージェントのアドバイスをうまく活用して、自分の本当にやりたい仕事を探しましょう。







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