経済誌などでしばしば話題になっている「嫁ブロック」。
これは、既婚男性が転職を決断した際、嫁に「転職なんてするな!」と説教されて転職を諦めてしまう現象を簡略に言い表したものです。
雇用の流動性が低い日本において、サラリーマンの転職はリスクがつきもの。
特に、家族を抱える一家の大黒柱であれば、おいそれと転職リスクを背負う訳にはいきません。
しかし、それでも
「今の会社に未来はない」
「このまま働き続けたら潰れてしまう…」
「キャリアの幅を広げるためには、今が転職のタイミングだ」
と転職を考える男性も多いでしょう。
シャープなど、かつて安定と言われていた大企業が競争に勝てず沈んでしまう昨今、転職という選択肢を一切は以上する事こそが、最大のリスクだということはビジネスマンなら誰でも知っている常識ですね。
ところが、女性…特に子持ちの主婦は
「夫の転職なんてとんでもない! 絶対反対!」
という人も多いです。
何故か?
答えは簡単です。
女性は「安定」を求め、リスクを背負う事を嫌うからです。
「転職!? はぁ!? 冗談じゃないよ!」とカウンターパンチをくらっていまい泣く泣く転職をあきらめる男性もいます…。
子無し・共働き夫婦なら、まだ転職に賛成してくれる可能性は高いかもしれません。
しかし、子持ちで専業主婦、パート主婦などのお嫁さんは、どうしても「転職のリスク」に耐え切れず、とにかく頭ごなしに転職に反対するケースが多いです。
せっかく男性が大きな決断をしたのに、パートナーである嫁に反対されたら、ガッカリしますよね。
子供を守るためにリスクをなるべく減らしたい、というお嫁さんの考えも分かるのですが、男のキャリア、やりたいこと、働き方について少しは理解を示して欲しい…と思ってしまいますよね。
前置きが長くなりましたが、今回は「転職を嫁に反対された時にやるべき説得方法」を紹介します。
嫁の頭がいいなら論理的に説得しよう
あなたの嫁さんが元バリバリのキャリアウーマン、大卒でビジネスに精通しているなら、論理的な説得が一番効果があります。
今勤めている会社の財務状況や、転職することで得られるメリット・デメリット。
今後のキャリアプランを冷静に伝えれば、最初は感情的に反対一色でも、少しずつ理解を示して最後は受け入れてくれるはずです。
女性は「転職」という言葉を聞くと、まず最初にリスクを考えます。
男性はどちらかと言うとロマンチストで、転職によって得られるメリットや理想的な生活をイメージしがちですが、女性は現実的に収入や安定性をまず検討します。
極端な例ですが
男性「俺はミュージシャンで食っていく!金より夢が大事!」
女性「具体的に何年以内に売れるの?売れなかった時の保険はあるの?」
上記の例のように、男性は楽観的で女性が現実的なため意見が食い違う事が多いです。
もし、あなたの嫁さんが「ビジネスやキャリアに少しでも理解がある」なら、冷静にメリット・デメリットを踏まえた上で転職を決断した…という事をしっかりプレゼンすれば、説得できるでしょう。
嫁がバカ、専業主婦で社会経験が乏しいなら感情に焦点を当てて攻めるべし
言い方は悪いですが、嫁さんがバカなケースは苦労します。
感情で物事を考え、論理より感情を優先する「女性脳」な嫁さんが相手だと、説得は非常に苦労します。
なぜなら、女性脳の嫁さんは「転職=収入が不安定になる」「正社員=終身雇用で安泰。退職や転職なんてもってのほか」という刷り込みを真に受けており、転職と聞いただけで拒否反応を示すからです。
特に、親の言うことを真面目に聞いていた女性ほど転職を嫌がるでしょう。
嫁さんの親の時代は「終身雇用」が基本でしたし、転職は悪いイメージが強かったですから、その親から転職はダメ、仕事を変える男はロクデナシと刷り込まれていれば、頭ごなしに転職に反対する「嫁ブロック」の使い手になる可能性が高いです。
女性は感情が「No」に振れてしまうと、どんなにメリットを説明しても首を縦には振ってくれません。
男性のように論理的に合理性を説いても無意味です。
ゴリ押しをしようとすれば
「私より自分の考えを優先するの!?大事にされてない!離婚!」
という謎の理屈が展開し、ケンカになってしまいます。
男性と女性が分かり合えないのは、女性特有の「合理性<感情」という方程式が発動するためです。
この方程式が発動した嫁を説得するためには「自分のキャリアのために転職する」という切り口ではなく「嫁や子供を幸せにするために転職する」という切り口で説得する必要があります。
簡単に言えば、女性を口説くようなアプローチで攻めるのです。
女性を口説く時、論理的に「ぼくと付き合うとXXという理由で大きなメリットがあるよ」なんて風に口説きますか? 違いますよね。
もっと感情に訴えかけるやり方で口説きます。
例えば、夜景のキレイなレストランで「綺麗だね」「一緒にこの夜景が見れて、僕は世界一の幸せものだ」と言ったり…。
結婚をして所帯じみた生活をしていると、そんなクサイ台詞も言えなくなってしまいます。
しかし、女性を説得する時は、このクサイ台詞、もとい感情に訴えかける説得方法が必要不可欠なのです。
それは転職でも同じです。
「君と一緒に過ごす時間をもっと作りたいから、転職するつもりだ」
「お前にもっと楽させてやりたい。転職すれば、もう少しマシな誕生日デートが出来る」
「Xちゃんを幸せにするって言ったけど、苦労ばかりかけている。そんな自分が嫌だから、転職を機に変わりたい」
などなど。
理屈がちょっとおかしくても良いんです。
大切なのは「お嫁さん」を主語にすること。自分自身のメリットやプランを押し付けても、女性は拒否するだけです。
あなたのため。あなた(家族)を幸せにするため。
こういった切り口で説得すれば、転職を反対していた嫁さんの態度も少し柔らかくなるでしょう。
また、いきなり1日で説得しようとするのではなく、時間をかけて説得するのも良いでしょう。
プレゼントをあげたり、高いレストランにつれていって、ご機嫌を取ったり…。
とにかく、女性脳が強い嫁さんを説得するには、転職というカテゴリーに捕らわれず、女性を口説くようなアプローチを心がけましょう。
プロの転職エージェントから情報収集するのもオススメです
まだ転職先が決まっていない、これから転職活動をする…という人は、転職エージェントを活用すると、求人探しや書類作りといった「転職の手間」が省ける上に、嫁さんの説得材料も得られるのでオススメです。
転職エージェントは無料で転職のプロに相談が出来ます。登録すると、担当エージェントからオススメの求人を紹介してくれたり、転職の進め方やメリット・デメリットまで詳しく教えてくれます。
退職の相談や、今後のキャリアもプロに無料で相談出来るので、精神的にもグッと気持ちが軽くなりますよ。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。