30代河童ハゲの私が育毛にお金をかけない理由。男の価値は髪の量ではなく社会的なステータスに依存します

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 私は髪の毛の真中部分から薄毛になっていく、いわゆる河童ハゲです。
 30代で河童ハゲというのは、傍から見たら悲惨の一言に尽きると思いますが、私は全く悲観していませんし、高い育毛剤にお金をかけて毎朝頭皮マッサージに精を出す事もしていません。

 なぜ、私が育毛に投資しないのか?

 答えは簡単です。
 育毛に時間やお金を投資するくらいなら、その分を仕事に回して社会的ステータスをあげた方が合理的だと感じているからです。
 その理由を、論理的に1つずつ解説していきます。


髪の価値が最も高いのは学生の間だけ

 男の髪の量というのは、10代において最も価値が高くなります。
 顔がパッとしない男性でも、髪型を整えて茶髪にすれば雰囲気イケメンになれますし、髪型だけでも最低限、清潔感を出しておけば見た目だけで女性に嫌われることは無いでしょう。

 しかし、若ハゲ、つまり薄毛の場合は話が異なります。
 10代で薄毛になると、モテるモテない以前にからかいの対象になりますし、どんなにスポーツや勉強で結果を出してスクールカーストの順位を上げても「でも、あいつハゲてるし」の一言で落とされてしまいます。

 傷つきやすい思春期の10代男子にとって、薄毛は致命的と言えるでしょう。
 雑誌やテレビで見るようなカッコいい髪型に出来ない。彼女を作ろうにも、髪が気になってアプローチする自信がつかない…

 私も10代後半は、ずいぶんバイト代を育毛剤に投資したものです。

 しかし、20代に入り、社会人として働いていくうちに、価値観が変わり育毛を一切やらないようにしました。

 というのも、薄毛でからかわれたり、カーストが落ちるのは学生の間だけだと分かったからです。

 社会に出れば、薄毛だから、ハゲているからといって相手を貶めることは非常に無礼な振る舞いと捉えられます。
 社会には、ハゲている人はたくさんいます。上司や取締役、取引先の方、あらゆるところで薄毛の人と接することになります。

 そこで「ハゲていますね」などと、相手を傷つける言葉をわざわzさ放つ人はいないでしょう。
 上司や取引先は学校の先生のように、軽くからかって良い人物ではないのです。もし、空気を読まずにハゲdisを行えば、たちまち社内において居場所が無くなるでしょう。

 つまり、社会に出れば薄毛のペナルティはほぼ無くなる…ということです。
 むしろ、実はハゲに悩んできた人の方が、仕事で活躍する可能性が高いのです。

若い頃からハゲに悩んできた男性はハングリー精神が違う

 若いころからハゲでいじられてきた私は、当然、新入社員として社会に飛び出た時も、上司や先輩から心ない中傷をされることはありました。
 もちろん、10代の頃からハゲいじりを受けてきた私は、柔軟に苦笑いやツッコミであしらう術を身につけていたので、問題なくやり過ごす事が出来ました。

 ハゲいじりをされて怒ってしまうようなハゲは、20代後半からハゲてきた晩成型のハゲが多いと思います。
 しかし、ハゲをいじられて切れてしまうようでは、真の勝者になることは出来ません。
 社会で活躍するハゲは、どんなにいじられても怒りを魂のうちにグッと押し込んで、受け流す。これが出来る大きな器が必要になります。

 その点、10代の頃から薄毛で悩んできた人はラッキーです。
 さんざん、若い頃にハゲという特徴を攻撃されていますから、あしらい方やコットン素材のように柔らかく暴言を包み込む受け身を身につけているからです。

 しかし、暴言を言われっぱなし、いじられっぱなしでは終わりません。

 私は「いつか必ず、上司や先輩を見返してやるぞ!」と怒りをエネルギーに代えて、仕事に打ち込みました。

 コンプレックスは、上手くコントロールすればハングリー精神を加速させます。このマインドが最も重要な点です。

 ハングリー精神を持ち、上にのし上がるためには、自虐ネタすら使います。私は飲み会では必ず「太陽拳」のようなハゲ芸を使い、上司や先輩、取引先に取り行って、キャリアを積み上げてきました。

 ハゲというのは、飲み会において親しみをもたれやすいキャラクターです。
 人は弱みをさらけ出す人間に対して安心感を覚えます。ハゲというのは分かりやすい弱みですから、これを前面に押し出すことによって男性の共感を得ることが出来ます。

 逆に、中途半端にハゲを隠していたり、ハゲをいじると切れてしまうような高飛車なハゲは嫌われます。
 陰口で「あのハゲ」と言われるタイプは、この高飛車タイプです。

 これまでハゲで苦い思いをしてきたからこそ、この憎きハゲという自然現象を武器にするハングリー精神が大切なのです。

「与えられたカードを最大限に使う」

 これが社会で成功するための秘訣の一つです。
 一見するとジョーカーである「ハゲ」というカードを使い、上手く立ち回って逆転の目を出す…

 手札の中でジョーカーを腐らせて、一生懸命、育毛をしてジョーカーを平凡なカードに変えようというのはナンセンスです。
 ジョーカーはジョーカーのまま使えばいい。なぜなら、ジョーカーは皆が皆持っているカードではないからです。

 想像してみてください。
 新入社員の中で、一人だけハゲている人がいます。
 しかもハゲを存分にアピールしてきます。

 「あのハゲの子」と言えば誰もが「あの人のことか!」とすぐに分かる。このキャラクター性が社会において、いかに重要か、社会人の方なら分かると思います。

 知名度と言うのは、どんな形であれ武器になります。
 ライバルである同期と差別化を図る意味でも、ハゲは輝きを放つ光の剣となり得るのです。

 しかし、前提としてハングリー精神を持って一所懸命、仕事に打ち込まなければいけません。

 もし、これで仕事が出来ず、悪評が立ってしまえば「あのハゲは使えない」と知名度が逆に刃になって自分に突き刺さります。

 存在感のある立ち位置というのは、良くも悪くも目立つもの。良い方向に流れを持っていければ強いですが、失敗すれば二倍の痛みを負います。

 しかし、私はそれでも存在感をアピールすべきだと思います。存在感のないハゲと、社内のトップスターであるハゲ。どちらが出世するか、どちらがモテるかは一目瞭然ですよね。

 これにより、ハングリー精神×ハゲ=出世頭という方程式が出来上がるのです。

突き抜けたハゲは平凡な男性の百倍モテる

「でも、ハゲは女の子にモテないんだろ?」

 という人は目が節穴です。

 ハゲはモテます。
 ただし、モテるハゲになるためには、前述したようにハングリー精神を持ち、ハゲを武器としてアピール出来る器の大きさが求められます。

 昔から、モテる男性は目立つ男性…という方程式がありました。
 サッカー部のキャプテンや、チームリーダー、幹事など、人を引っ張っていくリーダータイプが、何時の世もモテるのです。

 ハゲは目立ちます。
 若ければ若いほど、ハゲは目立ちます。

 ただ目立つだけのハゲではモテませんが、これに社会的ステータス+自虐ネタの面白さ+上手な立ち回りが組み合わされば、合コンや婚活でも無双出来るポテンシャルを発揮します。

 ハゲは良くも悪くも個性になり、ライバルと強い差別化が可能です。
 平凡な男性が弱々しいアピールをする中「ハゲ」が強烈なアピールをかましたら、どうなるでしょうか?

 それだけでもう、掴みはバッチリです。
 その後は女性を気遣ったり、紳士的なアプローチを行う必要がありますが、若い頃に傷をうけて弱い人の気持ちが分かるハゲは、これが自然と出来るのです。

 結果として、合コンでハゲの一人勝ち…ということも珍しくありません。

著名な経営者にはハゲが多い=有能という証拠

 経営者にはハゲが多いと言われています。
 かのAmazonの創業者、ジェフ・ベゾスもはげていますし、スティーブ・ジョブズもハゲています。

 彼らが一度でもハゲを気にして、育毛をしていたと思いますか?
 答えはNoです。

 彼らが一度でもハゲをはじて会見をキャンセルしたことがありますか?
 答えはNoです。

 薄毛であっても、社会的ステータスがあれば問題は何もありません。
 世界中から尊敬されて、富を築く事ができるのです。

 むしろ、これだけ経営者にハゲが多いということは、ハゲ=有能と言えるのではないでしょうか?

ハゲをマイナスに捉えることは、もうやめよう

 これほどまでに利点のあるハゲというキャラクターを、育毛で正してしまうのはもう辞めましょう。
 育毛はお金も時間もかかりますし、何より「ハゲを気にしている」という重荷を無意識のうちに背負ってしまいます。

 私は河童ハゲを恥じてはいません。もちろん、ハゲはNGという心ない女性もいます。

 しかし、どんな名作でもアンチテーゼは存在するもの。10人中9人が嫌っても1人の熱烈なファンが出来る方が、ずっと生き残りやすいのです。

 平均点を狙うような生き方は、もうやめましょう。薄毛でいいじゃないですか。ハゲを受け入れて、堂々と歩きましょう。

 自分に自信の無い男はモテませんし、仕事も出来ません。女性にもモテませんし、同性から尊敬されることもありません。

 ハゲが原因で自信を持てないなら、育毛なんてやめなさい。育毛をすればするほど、毎日、髪の毛が気になって余計に自信が無くなり、すべてがマイナス方向に回ってしまいます。

 髪の毛の量について考察する時間を、勉強に回しなさい。髪の毛はあなたを簡単に裏切りますが、身につけた知識は裏切りません。
 育毛剤に回すお金を、投資に使いなさい。資産の額はあなたを必ず救います。いざという時、頼りになるのは髪の毛ではなくお金です。

 薄毛が気になって、言いたいことを言えない精神状態になっていませんか? 自分の意見は、しっかり主張しましょう。背筋を伸ばして、禿頭を隠さず堂々と構えればいいのです。

 育毛なんて辞めて、広い世界に飛び出しましょう。
 ハゲていることは、悪いことではないのです。ハゲを武器にして、馬鹿にされたぶん、社会に一矢報いてやりましょう。

 私はハゲたことに感謝しています。
 なぜなら、ハゲていなければ、私はこれほどまでのバイタリティを持った人材になることは、出来なかったのですから!

私が使っているシャンプーについて

 余談ですが、私はスカルプDのシャンプーを愛用しています。

 やはりシャンプーの質が悪いと、抜け毛が多くなるのでスカルプDシリーズで頭皮ケアをしておくことが重要です。
 安いシャンプーばかり買っていた頃は、シャワー時の抜け毛が、それはもう酷いことに…

 完全にハゲてしまった部分は、毛根再生が絶望的なので、あくまで残っている毛根のケアとして愛用しています。

 それでも、完全に抜け毛ゼロにするのは難しいですから、何か良い方法は無いか模索中です。
 もし、この記事を読んでいる方で育毛のプロフェッショナルの方がいましたら、オススメの育毛方法を教えてください。よろしくお願いします。なるはやでお願いします。今日もかなり抜けてしまったので…







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