家電量販店の販売の仕事は、接客からクレーム対応、家電の持ち運び、商品知識の勉強など幅広く、さらに朝から晩まで立ちっぱなし歩きっぱなしと、肉体的にも精神的にもキツイ仕事です。
ゴールデンウィークや年末年始など世間の大型連休は休めませんし、何より長時間労働が辛い! 朝8時から夜23時まで連日、長時間労働のシフトになってしまう事も珍しくありません。
それでいて、販売業のお約束である営業ノルマが部門毎、店毎、個人ごとに設定されているケースが多く、それらのノルマがさらに従業員の負担に拍車をかけています。
何よりも、ずっと働き続けても本部に上がれるのは一握り。何のスキルにもならない今の仕事をいつまで続ければいいのか…30代40代になっても同じ毎をしていたら、別の業界に転職出来なくなるのでは? という不安もついて回ります。
販売業、接客業から他業種に転職出来るのは、やはり若いうち。
立ちっぱなしの肉体労働も加齢と共に辛くなってきますから、見切りをつけるなら早め早めがベストです。
しかし、家電量販店から他業種に転職するには、どう立ち回ればいいのでしょうか?
今回は家電量販店を辞めたい人が他業種への転職に成功するコツを紹介します。
辞めると決めたら即行動に移すこと
家電量販店の仕事は多忙で、立ちっぱなしの仕事ですから仕事中はあれこれ考えている暇がありません。
そのため「家電量販店なんてもう辞めてやる!」と思っても、仕事の日になったら退職が言い出せず、ダラダラ仕事を続けてしまう…というケースが多いです。
辞める、辞めたいと思ったら決断・行動は冷めないうちにやりましょう。
退職して転職活動をするという行為は、想像以上にパワーを使います。しかし、怠けて現状維持をしても一度芽生えた不安の芽は消えません。
モヤモヤしたまま今の仕事を続けるよりも、スパッと転職をして自分にあった仕事、将来の見通しが立つ仕事についたほうが精神的に楽になります。
家電量販店をはじめとして、長時間労働、肉体的疲労の激しい仕事は退職や転職を考える余裕が日に日に無くなっていくので、辞めるタイミングとしては決断したら即!が基本です。
貯金や、おって紹介する転職準備などをしっかり行い、転職へのビジョンを明確にしておくことが重要です。
他業種への転職は40代までなら十分席はあります
家電量販店の店員から他業種への転職は難しい、というのはしばしば耳にする話ですが、それはまったくの誤解です。
現在、どの企業も人手不足が目立ち、特に20代30代の若手社員を求める企業はたくさんあります。さすがに40代以降の転職となると、管理職としての経験や特別な資格などが必須になってきますが、30代までならポテンシャル重視、社会人としての経験を武器に転職することは可能です。
販売業の経験が直接活かせない他業種であっても、家電量販店の仕事で得た「商品知識を学び、顧客に営業する」という基本スキルはどんなビジネス・職種でも応用できますから、他業種への転職に不安を感じる必要は全くありません。
とはいえ、同業種転職に比べて「なぜ家電量販店から、この業界・業種を選んだのか」という点を掘り下げないと内定は取れませんから、転職に必要な書類はじっくり作る必要があります。
しかし、転職経験が少ない方にとって、特に他業種転職はノウハウもまだ持っていない方がほとんどでしょうから、転職準備はかなりの負担になると思います。
履歴書や職務経歴書、自己PR、志望動機、面接でのノウハウの取得。それに加えて、転職活動では自分の希望条件にあった求人を厳選しなければいけません。一人で全てやろうと思ったらとても時間が足りず、途中で嫌になってしまいます。
そこでオススメなのが、転職エージェントを活用してプロのエージェントのサポートを受けながら転職を行う事です。
転職エージェントを活用しよう
転職エージェントは、利用料は最初から最後まで無料です。在職中でも土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。
自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確率がグッと上がります。
時間のかかる履歴書、職務経歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。
初めて転職をする人で、何もわからない人でも1から丁寧に教えてくれるので、ぜひ利用しましょう。
おすすめの転職エージェントはアデコ
オススメのオススメの転職エージェントは転職エージェントのアデコです。(2017年5月よりSpring転職エージェント by アデコに改名)
アデコはスイス資本の外資系転職エージェントです。日本法人であるアデコジャパンは、1985年から転職エージェントを展開しており、他社の転職エージェントには無い独自の求人を多く持っているのが特徴です。
転職エージェントの規模としてはかなり大きく、非公開求人を多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。
年収アップや自身の人材価値を高めるキャリアの構築、外資系企業への転職など『キャリアアップの転職』にはもちろん。
「転職活動を始めたけど、初めてで何をすればいいのか分からない」
「フリーター、既卒or第二新卒で職歴に自信がない」
「ブラック企業から脱出したい。定時で上がれる楽な仕事を紹介してほしい」
といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。
アデコが抱えている求人は、アサヒビールやバンダイナムコゲームス、NTTドコモなど業界問わず大企業の求人から、大企業の関連会社、優良中小企業など、業績が安定しており待遇の良い求人(残業なし・ボーナス4ヶ月以上支給・有給の取りやすい職場など)が多くそろっています。
またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
非公開求人には優良求人がたくさんありますから、アデコを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
アデコの登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。※2017年5月8日、アデコの転職エージェントは「Spring転職エージェント」へとブランド名を変えるようです。
転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)公式サイトを見てみる
転職エージェントは仕事選びの強い味方ですから、ぜひ上手に活用して転職・就職を成功させましょう。
転職を恐れる心配はありません
家電量販店にかぎらず、販売職は離職率の高い職種です。
立ちっぱなしによる肉体的疲労は辛く、腰を壊してしまった人や休日も外に出れず寝てるだけ、という人も多いです。
もし家電量販店を辞めたいと思っているのなら、一度、自分の人生について真剣に考えてみましょう。
5年後も今の仕事を続けているビジョンが浮かばなければ、転職の決断をする時と言えるでしょう。
今や転職は特別な行動ではありませんし、ノウハウも確立されています。
望まない仕事を続けるのは、時間と労力を無駄にし続ける事と同じ意味です。ぜひ転職エージェントにしっかり登録しておき、退職後、転職活動にスムーズに移れるように準備をしておきましょう。