日本は、先進国の中で最も職場がブラック化しやすい環境にあります。
サービス残業や長時間労働。有休取得の不可、パワハラ・セクハラ上司など、とにかく職場のストレスが溜まりやすい。
「大人なんだから我慢しないと!」
と頑張って働く人も多いですが、職場そのものがブラック化してしまった場合「耐えれば耐えるほどアナタだけが損をする」という負のサイクルに巻き込まれるケースがほとんどです。
なぜなら、ブラック化した職場は、やれる人にすべてを押し付けて、次々に人がいなくなっていくからです。
ベテランは厳しい労働条件に耐えられず退職していき、何もわからない新人がどんどん入ってくる…。
特に小売や飲食業、IT業(SE・プログラマー)などに、この負のサイクルは多く見られます。
労働時間が長すぎる。賃金が低い。負担が限界を超えている…
そんなブラックな職場にいても、何も得られるものはありません。
むしろ健康を害してしまい、トータルで見て大損をすることだってあり得るのです。
うつ病や胃潰瘍など、ストレス・疲労によって引き起こされる疾患は多いです。
もし休職や退職に追いこまれてしまったら、あなたの人生は大きく停滞するでしょう。
私もうつ病を患ったことがありますが、無気力になり、本当に死にたくなります。
そんな悲劇を回避するためにも、ブラックな職場にハマってしまったら、退職する勇気を持ちましょう。
「けど、退職しても次の仕事が見つかるかどうか不安だ…」
という人のために、今回はブラックな職場を脱出した後の転職方法を解説します。
「転職出来るか分からないからやらない」は甘え!まずは情報収集をしよう
転職出来るかどうか分からない。
なんとなく不況だから転職は難しそう。
こういったイメージだけで「転職は無理」と諦めていませんか?
今や転職市場は少子高齢化によってどんどん拡大しています。
20代はもちろん、30代、40代の中堅社会人にとっても今はチャンスで、新しい仕事・ポジションに就くことは以前ほど難しくありません。
リーマン・ショック時のような全世界同時不況の時は、転職は難しかったですが、現在は転職市場も年々盛り上がってきています。
ブラックな職場に居続けるよりも、転職した方がお得なのに、リーマン・ショック時のイメージを抱えたまま転職のチャンスを逃すのは、非常にもったいないことです。
転職に踏み切れない人の多くは「転職に関する情報」が足りないから不安なのです。
まずは、転職エージェントに相談して、どんな求人やキャリアルートがあるのか分析してもらうのが一番手っ取り早いです。
転職エージェントは無料で利用出来ますし、土日に面談を組み込むことも可能です。
私は転職初心者の方には、まず転職エージェントに簡単な履歴書・職務経歴書を持っていってキャリア分析をしてもらうことを勧めでいます。
転職のプロにしっかり選択可能な進路を示してもらえば、ブラックな職場にしがみつく理由もなくなります。
転職活動は2ヶ月前後で決まる!早期化した転職プロセス
昔は転職活動というと、どうしても長期化してしまう傾向にありました。
そのため、転職は体力的にも厳しく、仕事と並行して行うのは厳しかったのです。
しかし、昨今は転職エージェントのサポートも進化しており、選考プロセスの早期化によって非常にスムーズに内定まで進めるようになりました。
転職の場合、よほど厳しい条件でなければ、大体2ヶ月前後で内定が決まります。
かつては、転職は無駄なプロセスが多く、どうしても選考に時間がかかっていました。
しかし昨今は履歴書・職務経歴書をPCで簡単につくれますし、PDFにして送れば書類選考もそれだけで完了です。
企業の人事部も、採用活動に時間をかけすぎない方向に進んでおり、転職の負担はグッと減りました。
ブラックな職場で消耗し続けるよりも次の職場を探そう
今の職場にこだわって、耐え抜いても何もいいことはありません。
昔は職歴の長さがそのままキャリアになりましたが、昨今は職歴の長さではなく「何が出来るか」「何をしてきたか」が重視されます。
よくある「3年勤めてから転職」という常識は通用しなくなってきました。
どんなに長く勤めても、アピール出来る材料がなければ意味がありません。職歴が短くても能力をアピール出来れば、転職は可能なのです。
転職エージェントでは、能力のアピールの方法や面接ノウハウなども無料で教えてくれるので、ぜひ転職を効率的に行うために登録しましょう。
ブラックな職場でうつ病になるまで消耗する前に、早めに脱出をして幸せな社会人生活を手に入れたほうが、ずっと良いですよ。
DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。
大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。
就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。
また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。
DODAの登録方法について
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)
その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。
DODA 公式サイトはこちら
転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。